【山梨県都留市】「生涯活躍のまち」推進に向け、「まちのtoolbox」がビジネスプランコンテスト第4回を開催、最優秀賞が決定いたしました。

一般社団法人まちのtoolbox

2023年12月14日 14時00分

山梨県都留市にある「内閣府の推進する生涯活躍のまち」を進めるため、仕事づくりや移住促進などを行っている官民連携まちづくり法人「一般社団法人まちのtoolbox」は、「生涯活躍のまちビジネスプランコンテスト」（以下、本コンテスト）を開催しました。書類選考を通過した6組のファイナリストがビジネスプランを披露。最終審査会が行われ、最優秀賞、未来賞、スポンサー賞が決定したことをお知らせいたします。

本コンテストは、今年で4回目を迎え、内閣府、経済産業省、山梨県、山梨県都留市からの後援を経て、都留文科大学にて開催されました。6組のファイナリストによるプレゼンテーションが行われた他、国・地方自治体、企業の代表者をお招きし、「企業力と地域力がひとつに。生涯活躍のまち、未来への道」と題したトークセッションも同時に開催されました。

6組のファイナリストがビジネスプランを披露

最終選考では、ファイナリストが限られた7分間のプレゼンテーションでビジネスプランを披露し、その成果を競いました。厳格なルールの中で、会場は緊迫感に包まれました。

各ファイナリストは、コンテストに先立つ3ヶ月間、2名のメンターによるメンタリングを経て、ビジネスプランの改善に努めました。最終審査では、独自性と具体性を兼ね備えたプランを披露し、審査員から高い評価を得ました。

審査委員長の佐脇英志氏（都留文科大学教授）からの全体講評では、「まず人口3万人の小さな街に大学があり、このようなコンテストが実現できていること自体が非常に素晴らしいことだと思う。そして全てのプランが、苦しんでいる人に対して貢献しよう、という社会課題に対する具体的な打ち手になっていた。ファイナリストだけでなく、メンターやコミュニケーター、サポーターの方たち全員が社会課題を解決しようという意志を持ってこの場に集っていることが素晴らしいと感じた。」とのコメントをいただきました。

トークセッションも同時開催

トークセッションには、中村智瑛氏（内閣官房デジタル田園都市国家構想実現事務局）、中野一成氏（都留市総務部企画課長）、松永昂大氏（株式会社富士通ラーニングメディア）が登壇。生涯活躍のまちの実現に向けて、国、地方自治体、企業の代表者3名をお迎えして、地域社会の発展に向けたパネルセッションが行われました。

「生涯活躍のまち」の実現には、様々なステークホルダーが一丸となり協力することが不可欠です。国、地方自治体、企業の代表者3名が一堂に会し、持続可能な地域社会を築くための戦略や取り組みについてお話いただきました。