香港映画 『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ監督が来札!クランクアップと同じ「7月7日」—3年越しの“ロケ地への帰還”
札幌FCと共同開催の完成披露試写に報道・地元映像関係者が出席。監督「札幌で撮れたのは神様からのギフト」―地下鉄24駅25ヵ所でのポスター掲出、大型サイネージ放映など、ロケ地・札幌プロモが本日より始動
サロンジャパンは、7月7日(火)、香港映画『ラブ・ライズ』(原題:我談的那場戀愛、英題:Love Lies/9月4日公開)の「日本語字幕版・完成披露試写イベント」を、本作のロケ地・札幌市のSapporo Business HUB(札幌市産業振興センター)にて開催いたしました。
本イベントは、一般財団法人さっぽろ産業振興財団 クリエイティブ産業振興課と弊社の共同主催によるもので、香港からホー・ミウケイ(何妙祺)監督が特別ゲストとして来札。上映前のトークセッションには、本作の誘致・支援を担った札幌フィルムコミッション(札幌FC)のリ・カイ(李嘉兒)氏、札幌での撮影コーディネートを担当したゴールドロケーション 代表取締役・ロケーションマネージャーの佐藤悠輔氏も登壇し、報道関係者・地元映像関係者ら34名が出席しました。
奇しくも開催日の7月7日は、2023年の札幌ロケがクランクアップを迎えたのと同じ日付。上映後のQ&Aでこの符合に触れたホー監督は「この偶然は、おそらく運命だと思っています」と語り、3年越しの“ロケ地への帰還”に感慨をにじませました。

■ トークセッション:「東京」から「札幌」へ――誘致からわずか3ヵ月で実現したロケの舞台裏
上映に先立つトークセッションでは、ホー・ミウケイ監督、リ・カイ氏、佐藤悠輔氏が、二週間におよんだ札幌撮影の舞台裏を振り返りました。
誘致のきっかけは、2023年の香港フィルマート(Hong Kong FILMART)。当時、東京での撮影が予定されていた本作に対し、リ氏が札幌でのロケを提案。ロケ地情報とともに「札幌市映像制作補助金」を紹介し、海外事業者は補助金を直接申請できないことから、市内事業者であるゴールドロケーションとのマッチングまでを一気通貫で実施しました。リ氏は「3月に誘致して、6月には撮影が始まった。非常に短いスパンで実現したケースでした」と振り返りました。
佐藤氏によると、実撮影は約10日間。札幌市電では旧型車両を1日貸し切っての撮影が行われ、「海外作品への貸し出しとしては過去最長クラス」となりました。狸小路商店街での夜間撮影では、丁目ごとに異なる商店街組合との調整や、日の長い夏の限られた“夜”との時間勝負を強いられ、「あと5分、あと1分で終わらせなければ、という現場でした」とのエピソードも。クライマックスの横断歩道でのダンスシーンは、現場で生まれた演出だったことも明かされました。
撮影には約50名の市民エキストラが参加。札幌には約4,000名のボランティアエキストラ登録、200件以上のロケ地登録という受入体制があり、リ氏は「札幌市として、映像事業者を始め、市内事業者や市民の撮影に対する協力体制や環境が整っていることが札幌の強み」と強調しました。また、リ氏は、「札幌フィルムコミッションが支援した作品の中でも、今回のように札幌でロケを行った海外映画が日本全国で公開されることは、大変素晴らしいことだ」と話しました。



■ 上映後Q&A:「香港映画は雪の札幌を撮りに来る。私たちは、太陽を撮りに来た」
114分の本編上映後には、ホー・ミウケイ監督が登壇し、観客とのQ&Aを実施(通訳:リ氏)。地元紙記者や大学関係者からの質問に、監督はユーモアを交えながら丁寧に答えました。
印象的な札幌市電のシーンについては、当初JRでの撮影も検討していたことを明かしたうえで、「列車では速すぎる。二人がゆっくりと向き合うシーンには、市電のゆったりとした時間の流れこそふさわしいと、現地に来て確信した」と回答。
また、雪景色ではなく“新緑の季節”の札幌を選んだ理由を問われると、「香港映画が札幌を撮るときは、たいてい雪を撮りに来ます。しかし本作では、暖かく、晴れやかな空気感を撮りたかった」とコメント。劇中の“フランスのような”花畑のシーンも実は札幌(※)で撮影されたもので、「香港の観客からは『フランスまでロケに行く予算があったのか』と言われました」というエピソードには、会場から大きな笑いが起こりました。
最後に監督は、「札幌で撮影できたのは、神様からのギフトでした。市電の長時間の貸し切りや、通常は立ち入ることのできないさっぽろテレビ塔の上層階での撮影など、札幌の皆さんの協力なしに本作は成立しませんでした。この場を借りて、すべての札幌市民の皆さんに感謝を伝えたい」と、時折、涙で言葉を詰まらせながら思いを語り、会場は温かい拍手に包まれました。
※ 国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市南区滝野247)
■ フォトセッション&取材タイム
上映後には、監督・登壇者と来場者全員での記念撮影が行われたほか、名刺交換・自由取材の時間を実施。来場者には、監督からイベントの記念として香港公開時のポスターがプレゼントされました。本国版ポスターは、札幌市電の車内でベロニカがジョーの肩にもたれかかる場面をとらえたビジュアルで、まさに“札幌が生んだ一枚”です。


■ 公開に向けて:札幌市営地下鉄24駅25ヵ所でタイアップポスター一斉掲示――市内大型サイネージでもタイアップ予告編放映
公開に向けた札幌でのプロモーションは、今後さらに加速します。札幌フィルムコミッションの協力のもと、7月末より、札幌市営地下鉄24駅25ヵ所の構内で、札幌フィルムコミッションとのタイアップポスターを1週間にわたり一斉掲出。あわせて、下記のとおり市内大型サイネージにて札幌フィルムコミッションとのタイアップ予告編(15秒版)を放映し、9月4日(金)の公開に向けて、ロケ地・札幌からも本作を盛り上げてまいります。
・駅前通地下歩行空間広場:8月1日(土)~9月4日(金)
・サッポロスマイル市政PRコーナー: 7月18日(土)~9月4日(金)
・HILOSHI: 8月16日(日)~8月31日(月)


■ イベント開催概要
日時: 2026年7月7日(火)13:30~17:00
会場: Sapporo Business HUB (札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1 札幌市産業振興センター)
主催: 一般財団法人さっぽろ産業振興財団 クリエイティブ産業振興課/サロンジャパン株式会社
登壇者: 『ラブ・ライズ』監督・脚本 ホー・ミウケイ(何妙祺)/札幌フィルムコミッション リ・カイ(李嘉兒)/株式会社ゴールドロケーション 代表取締役 ロケーションマネージャー 佐藤悠輔
司会・進行: サロンジャパン株式会社 取締役副社長 松村江美子
プログラム: 13:30 トークセッション ~作品紹介及び札幌での撮影について~/14:00 映画『ラブ・ライズ』試写(上映時間114分)/16:00 Q&A、フォトセッション、名刺交換・取材タイム
■ 作品について
第43回香港電影金像奨6部門ノミネート、第61回台湾・金馬奨2部門ノミネート。脚本家として15年のキャリアを持つ新人女性監督ホー・ミウケイ(何妙祺)、待望の長編デビュー作。国際ロマンス詐欺を題材に、52歳の医師と26歳の青年が年齢も格差も軽やかに飛び越える物語は、かつて香港映画が得意としたロマンティック・コメディの系譜を現代に鮮やかに蘇らせています。
ベロニカ役に、香港映画史上、出演作累積興行収入1位を誇る名コメディエンヌ、サンドラ・ン(吳君如)。ジョー役に、香港で若者から絶大な人気を集める歌手兼俳優MCチョン・ティンフー(張天賦)。本作は令和5年度札幌市映像制作補助金の採択作品として、札幌フィルムコミッションがロケ誘致・支援を行い、撮影は香港に加え、新緑の季節の札幌でも敢行されました。
【ストーリー】
26歳のジョーは、定職に就けず、携帯料金の支払いにも窮する日々の末、ネットで見つけた高収入のアルバイトに応募し、詐欺の世界に足を踏み入れる。口から出まかせの才を詐欺団のトップ、ホワイト氏に買われ、かつてテレビ局で脚本統括を務めていた"脚本家"ジョアンから、「55歳・フランス人石油エンジニア・アラン」という役を与えられ、マッチングアプリでベロニカに接触する。 一方のベロニカは52歳。冷静沈着な産婦人科医だが、アプリには「25歳・香港人看護師」として登録し、外国人との恋愛を夢見ていた。離婚協議中に夫を亡くして以来、空虚な時間を送っていた彼女は、"アラン"とのやり取りに次第にのめり込み、送金を重ねていく。正体を伏せたまま信頼を築きながらも、ジョーはベロニカに罪悪感を覚え始める。
やがてジョーは、ベロニカの過去の札幌旅行のSNS投稿を目にし、彼女を札幌へと誘い出すのだが―。
【作品情報】
タイトル:『ラブ・ライズ』(原題:我談的那場戀愛/英題:Love Lies)
出演:サンドラ・ン(吳君如)、MCチョン・ティンフー(張天賦)、ステフィー・タン(鄧麗欣)、チャン・ファイホン(陳輝虹)、エモーション・チョン(許禮信)
監督・脚本:ホー・ミウケイ(何妙祺)
プロデューサー・脚本:チャン・ヒンガー(陳慶嘉)
プロデューサー:ジャネット・チョン(秦小珍)
2024年|香港|広東語・英語・フランス語・日本語|114分|カラー|シネマスコープ|5.1ch
映倫区分:G
日本語字幕:最上麻衣子
配給・宣伝:サロンジャパン
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『ラブ・ライズ』公式サイト https://www.love-lies-movie.jp/
『ラブ・ライズ』公式X @loveliesJP
9月4日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国順次公開
【お問い合わせ先】
サロンジャパン株式会社
E-mail:salonjp@salonmedia.com
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