ニックスが展開するドローン搭載用アタッチメント 「D-ACT」 粒剤を均一に散布可能にするニックス独自技術を用いた最新型粒剤散布機の試験販売を実施
ニックスの「粒剤散布機」は、一つのアタッチメントユニットで肥料・薬剤・種子のすべての散布が可能です。また、インペラと吐出口の配置を工夫したことで、複数粒剤を詰まらせずに散布することができます(粒剤の使用範囲:粒径0.5mm~6.0mm)。
さらに、従来の散布方式とは異なり、ドローンの真下を含めた帯状散布で、圃場全体に効率よく、均一に粒剤を散布することが可能です。ニックスでは、より良いドローン社会の実現に向けて、引き続き開発を進めてまいります。
■製品仕様
・サイズ:340x 231 x 154mm ※横x 奥行 x 高さ
・重量:1.9kg ※タンク含めず
・タンク容量:10L
・散布可能物:粒材 (粒子径0.5mm~6.0mmの範囲)
・吐出方式:インペラ方式
・吐出量:最大10kg/分 ※1キロ粒剤 (3mm)実施時
・吐出量調整:180 通り
■従来の散布方式とニックス独自の散布方式の違い
従来方式
<課題>
・四角い圃場に対し蒔きムラが発生しやすい。
・隣の圃場にも蒔いてしまう可能性がある。
ニックス独自方式
・ドローン機体の真下に蒔けるため蒔きムラが少なく、
従来方式よりも効率よく散布できる。
■「D-ACT」について
「D-ACT」は、ドローンに搭載するアタッチメントユニットを展開する「DRONE ACTIVATION事業」の略称で、ニックスは、2020年9月より新規事業として、ドローン搭載用アタッチメントの開発を進めております。この分野において、ニックスでは60余年かけて培ってきたプラスチック素材開発力、機構やメカ設計力をベースに、開発、設計、製造、品質管理、販売に関する知見や技術を活用して、開発、事業推進を行っております。
ニックスのドローンアタッチメントは、物流・農業・レスキューといった、様々な場面でドローンが活躍するフィールドを拡張し、様々な業界でのドローンの普及を推進します。現在の重点分野は、下記の3つです。
1) D-ACT:LOGISTICS…物流分野
モノを“確実に固定し” 、安心・安全をお客様に届ける。
2) D-ACT: AGRICULTURE …農業分野
一つのユニットで、肥料・薬剤・種子の粒剤散布を目指す。
3) D-ACT: RESCUE …レスキュー分野
ニックスウインチリールフックでドローンにレスキュー機能を。
■会社概要
社名 株式会社ニックス
設立年月日 1953年4月11日
資本金 4億6,813万4,750円(2021年9月末現在)
代表取締役社長 青木一英
住所 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-3 クイーンズタワーB 8F
公式HP https://www.nix.co.jp/
ニックスは、”Nothing to something”というスローガンの元、お客様の課題を解決するソリューション企業です。様々な業界のお客様と65年を超えるお付き合いをしており、からくり機構の設計・開発やプラスチック材料の開発、評価、並びに品質管理に関する技術を主軸に、ドローン業界に対してアタッチメントを展開します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像