3D都市モデルを活用したサービス・アプリ・コンテンツ作品コンテスト「PLATEAU AWARD 2022」審査委員メッセージを発表
エンタメ・アート作品から政策活用ツールまで 新たな価値とイノベーションを生み出す作品を11月30日まで募集
「PLATEAU AWARD 2022」は、オープンデータである3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すために、国土交通省が主催する3D都市モデルの開発コンテストです。
様々な領域のエンジニアやクリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせ、新たな価値を生み出すサービス、アプリケーション、コンテンツなどの作品を募集します。
<募集内容>
作品のタイプについては、PLATEAUがオープンデータとして提供する3D都市モデルを利用したものであれば、ジャンルは問いません。
❶商用サービスやエンターテインメント系のアプリ
❷動画やゲームなどのコンテンツやアート作品
❸都市開発などを目的としたシミュレーションや可視化ツールなどの政策活用ツール
❹データ変換ソフトウェアなどの 3D都市モデルの利便性を向上させるサポートツール
・・ほか、あらゆるタイプの作品が対象となります。
すでに事業化されているソフトウェアから、個人のアイデアやハッカソン等から生まれたプロトタイプまで、作品の熟度も問いません。みなさまからのご応募をお待ちしております。
PLATEAU AWARD公式WEBサイト⇒https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/
- 審査委員メッセージ
▼川田十夢 様(開発者 / AR三兄弟 長男)
電車の窓を眺めながら、右スクロールしてゆく風景にマリオを配置。スーパーマリオを脳内プレイするのが好きだった。1980年代は想像でしかなかったけど、現代の日本にはPLATEAUがある。日本国土をステージに何がプレイできるのか。存分に想像して、大いに実装ください。
▼千代田まどか 様(IT エンジニア兼漫画家)
リアルの物理世界とバーチャル世界を自由に行き来できる皆様による、3D都市モデルを使った、世界がちょっと良くなる素敵な作品を拝見できるのを、心から楽しみにしています!
▼小林巌生 様(Code for YOKOKOHAMA 共同代表)
長年オープンデータの普及促進に携わってきました。PLATEAUはプラットフォームとして、さまざまなデータの結束点になりえると感じてきます。ぜひ、PLATEAUに自由な発想でいろいろなオープンデータを掛け合わせてオープンデータの新たな可能性を示してくれるような作品を期待しています。
▼松田聖大 様(Takram Japan 株式会社 デザインエンジニア/ディレクター)
PLATEAUが3D都市モデルを標準形式で一般提供することで、緻密な都市表現は図から地へ反転し、背景へ下がりました。精細な空間を伴奏にした、人と情報との接し方についてのアイデア、表現、技術、インタラクションの方法論を、私たちはまだ充分に知りません。すごいチャンスですね。楽しみにしています。
▼内山裕弥 様(国土交通省)
国土交通省の進める我が国初のデジタルツイン実装モデルである「3D都市モデル」の取組みは、まちづくりや防災政策など公共政策だけでなく、ゲーム、アート、コンテンツなど様々な領域で新しい価値をもたらすデータです。参加者の皆様の自由な発想や新しい技術がプラトーのポテンシャルを更に引き出し、世の中にインパクトを与えていくことを期待しています。
- 募集要項
・主 催:国土交通省
・募集期間:2022年6月24日(金)〜2022年11月30日(水)23:59
・募集内容:PLATEAU がオープンデータとして提供する3D都市モデルを活用した新たなアプリケーションやコンテンツ、エクスペリエンス
・募集対象:個人または企業、教育機関・研究機関、行政機関、その他団体等のチーム。チーム内のメンバー数や年齢等の制限は一切ありません
・応募方法:プレゼンシートと動作解説動画を公式サイトから応募
・審査方法:❶3D都市モデルの活用 ❷アイデア ❸UI・UX・デザイン ❹技術力 ❺実用性の、5つの観点から評価
・賞 金:グランプリ賞金 50万円ほか、総額 100万円
*詳細については公式サイトをご覧ください
PLATEAU AWARD公式WEBサイト⇒https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/
- スケジュール
2022年
11月30日:応募締切
12月17日~18日:一次審査
2023年
1月:一次審査結果の公開
2月18日:最終審査会・表彰式
- Project PLATEAUについて
Project PLATEAUは国土交通省が進める、まちづくりのデジタルトランスフォーメーション(UDX)を推進するための事業です。2020年より日本全国の3D都市モデルを整備し、オープンデータとして公開、活用に向けたユースケースの開発を行ってきました。3D都市モデルがSociety 5.0やデジタルツイン実現のためのデジタル・インフラとしての役割を果たすことで、多様な生き方や暮らし方を支えるサステナブルで人間中心のまちづくりを実現することを目指します。
- “PLATEAU NEXT”について
Project PLATEAUでは2020年度から3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の取り組みを行い、すでに全国約60都市の3D都市データを公開、様々な領域におけるユースケースの開発を行ってきました。2022年度は本格的な社会実装に向け、3D都市モデルをはじめとするまちづくりに関する各種オープンデータの活用を活性化させるため、ハッカソンやライトニングトーク、ピッチイベントなど13本のイベントからなる“PLATEAU NEXT”を実施します。ハンズオンワークショップや地域版ハッカソンも実施することで、“PLATEAU NEXT”を通じてより広く、様々な領域の人材にPLATEAUに触れてもらうきっかけを創出し、集大成となる“PLATEAU AWARD”へ多種多様なアイディアが集まることを期待します。
PLATEAU NEXT公式WEBサイト⇒https://www.mlit.go.jp/plateau-next/
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