MiR(モバイルインダストリアルロボット)が新社長を任命、これまで進めてきたグローバル成長戦略をさらに拡大
新社長 Jean-Pierre Hatout は、2024年の退職予定までAMR(自律型モバイルロボット)のアドバイザーを務める Walter Vahey の後任となります。
新社長 Jean-Pierre Hathout の紹介
Hathoutは、SIT Controls USA 社長の経歴を持ちます。それ以前は、Boschで17年のキャリアを積み、いくつかの国際的な管理職を歴任しました。マサチューセッツ工科大学(MIT)で機械工学の博士号を取得し、米国、ドイツ、オランダ、トルコ、中国での事業運営を含む豊富な技術的専門知識とグローバルなリーダーシップのスキルを備えています。また、Boschが買収した複数の企業の統合を成功させた経験もあります。
Vaheyは次のように語っています。「リーダーシップとエンジニアリングの強みを融合させた独自のバランスにより、Hathoutは自律型モバイルロボットのグローバルリーダーになるため成長を続けるMiRの優れたリーダーとなることができるでしょう。」
長期に渡る移行期間
VaheyがHathoutのアドバイザーを務めることで、会社に関する専門知識のスムーズな引き継ぎとリーダーシップの移行が可能になります。
「私の引退は以前から計画されていたことです。 HathoutがMiRのチームに加わり、会社をさらなる成長へと導いてくれることをうれしく思います。」「私は、彼がMiRに入社してしばらくは、彼にアドバイスをするつもりです。」とVaheyは語っています。
Vaheyは2022年10月にMiRの社長に就任し、同社とAutoGuide Mobile Robotsの合併を指揮する役割を担いました。それ以前は、MiRの親会社であるTeradyneで37年間に渡り指導的な立場に就いていました。
新社長、これまでの戦略を継続
Hathoutのリーダーシップのもと、MIRの戦略は今後も予定通り継続されます。
「自律型モバイルロボットの分野で革新的なリーダーであるMiR社に入社する機会を頂き、心より感謝いたします。私はMIRを成長させるための戦略的目標を追求し、MIRの事業領域を拡大し、MIRの世界中の顧客との関係を強化することに注力していきます。」とHathoutは語っています。
Hathoutは現在、家族とともにノースカロライナ州シャーロットに在住しています。今後はデンマークのオーデンセに転居し、半分以上の時間を MiR本社とMiRの親会社Teradyneがあるマサチューセッツ州ボストンで過ごす予定です。
【MiR(モバイルインダストリアルロボット)について】
MiRは、業界最先端の自律型モバイルロボット(AMR)を開発・製造している企業です。
2013年にデンマークで設立。2018年にTeradyneの傘下に入り、2022年にTeradyneはAutoGuide Mobile RobotsをMiRに統合し、低可搬から高可搬まで幅広いAMR製品を提供するようになりました。
デンマークのオーデンセにある本社のほか、ニューヨーク州ホルブルック、カリフォルニア州サンディエゴ、マサチューセッツ州ノースリーディング、ケンタッキー州ジョージタウン、シンガポール、フランクフルト、バルセロナ、横浜、ソウル、上海に地域拠点を構えています。今では世界60カ国に約220の販売代理店と認定システムインテグレータを擁するグローバルリーダーへと成長しています。
詳細については、https://www.mobile-industrial-robots.com/ja/ をご覧ください。
<MiR製品ラインナップ>
MiR製品は、迅速、簡単、かつコスト効率よく構内物流を自動化し、マテリアルハンドリングを最適化することが可能です。製造業から物流、ヘルスケア産業など、さまざまな業界の大企業や中小企業、企業規模を問わず幅広く使用されている最先端のモバイルロボット製品をラインナップしています。
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