“おかね”がテーマの作文・小論文コンクール　上位入賞作品公開！

応募総数7,385点から選ばれた上位入賞作品を全文掲載しました

金融広報中央委員会（会長：武井敏一、事務局：日本銀行情報サービス局内）は、中学生・高校生等・教育関係者を対象に開催した作文・小論文コンクールの上位入賞作品を、ホームページで公開しました。

金融広報中央委員会主催の中学生・高校生等・教育関係者を対象に開催した作文・小論文コンクールの入賞作品が決定しました。
中学生・高校生からは、「おかね」や「金融・経済」について考えたこと、教育関係者からは学校・地域における金融教育の実践例などを募集し、2022年度は日本全国・海外から合わせて7,385点の応募がありました。今年度は、インフレや物価、SDGsといった大きなテーマを取り上げたものや医療・介護制度、子どもの貧困、起業、地域活性化など幅広いテーマの作品が数多く寄せられました。上位入賞作品は金融広報中央委員会ホームページに全文掲載しています。

キャッシュレス化の進展、SDGsへの取り組み、働き方・暮らし方の多様化など、時代とともに金融を取り巻く環境が大きく変化する中、2022年4月に成年年齢が18歳になり、若いうちからおかねに関する正しい知識・判断力を身に付けることがますます重要となりました。本コンクール入賞作品が、子どもたちが「おかね」や「金融」について考えるきっかけとなるとともに、学校現場で金融教育に携わる方々のヒントとなって活用されることを願っています。

＜上位入賞作品の紹介＞（敬称略）
【中学生対象】第55回おかねの作文コンクール
特選５編

• 金融担当大臣賞「インフレに負けない私流おこづかいの守り方」和田 桜子（東京都 白百合学園中学校 ３年）
• 文部科学大臣賞「あの時五千円を財布から出していたら」藤本 瑛亘（奈良県 三郷町立三郷中学校 １年）
• 日本銀行総裁賞「向き合う」井口 慶香（新潟県 上越教育大学附属中学校 ３年）
• 日本PTA全国協議会会長賞「「貨幣」という文化」吉村 和夏（山梨県 北杜市立甲陵中学校 ３年）
• 金融広報中央委員会会長賞「円グラフに学ぶ」瀧野 まのん（鹿児島県 薩摩川内市立川内北中学校 ３年）

■作品本文はこちら（特選5編・秀作5編を公開）
https://www.shiruporuto.jp/education/contest/container/concours_sakubun/2022/

【高校生等対象】第20回金融と経済を考える高校生小論文コンクール
特選５編

• 金融担当大臣賞「紅茶から考える自分の将来」佐々木 ことみ（東京都 大妻中野高等学校 1年）
• 文部科学大臣賞「カレーと豆ごはん～気持ちを循環させるお金と経済のあり方」兼頭 玄（愛媛県 愛媛県立松山東高等学校 1年）
• 日本銀行総裁賞「日本の子供たちの相対的貧困」横山 雅楽（東京都 東京都立国際高等学校 ２年）
• 全国公民科・社会科教育研究会会長賞「生理の貧困と考え方」野村 美妃（東京都 東京都立国際高等学校 ２年）
• 金融広報中央委員会会長賞「シングルマザーとフードパントリー」カーン ビスマ（東京都 東京都立武蔵丘高等学校 3年）

■作品本文はこちら（特選5編・秀作5編を公開）
https://www.shiruporuto.jp/education/contest/container/concours_ronbun/2022/

 【教育関係者等対象】第19回金融教育に関する実践報告コンクール
特賞1編

•  商業科と英語科における教科横断的な金融教育の実践「日本と諸外国の医療保険制度の比較から」～今、私たちが考え、実践するべきこと～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　市川 操 （新潟県 新潟県立三条商業高等学校教諭）

優秀賞3編

• 行動経済学の知見を用いた 金融教育の教材開発と授業提案～資産運用カードゲームを活用した授業計画～小泉 未来（北海道 札幌市立大学デザイン学部4年）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小林 重人（北海道 札幌市立大学デザイン学部准教授）
• 規格外野菜の販売体験を通した金融教育のスタート～「食品ロス」に対する総合的な学習の時間の取組～　　今井 一馬（東京都 武蔵村山市立第十小学校副校長）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　比留間 雄大（東京都 武蔵村山市立第十小学校教諭）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　久保田 萌海（東京都 武蔵村山市立第十小学校教諭）
• 小学生がお金を稼ぐ！？～お金の学習を通して生き方をより良くしよう～　　　　　　　　　　　　　　　髙岡 政晴（神奈川県 横須賀市立夏島小学校教諭）

■作品本文はこちら
https://www.shiruporuto.jp/education/contest/container/concours_kyoin/2022/

＜コンクール概要＞
【中学生対象】第55回おかねの作文コンクール
募集期間：2022年6月3日～9月15日
応募資格：中学生
応募数：5,113点
賞：特選5編、秀作5編、佳作10編、学校賞（特選受賞者在籍校）5校

 【高校生等対象】第20回金融と経済を考える高校生小論文コンクール
募集期間：2022年6月3日～9月15日
応募資格：高校生、中等教育学校生（後期課程）、高等専門学校生（3年生まで）、高等専修学校生
応募数：2,255点
賞：特選5編、秀作5編、佳作10編、学校賞（特選受賞者在籍校）5校

 【教育関係者等対象】第19回金融教育に関する実践報告コンクール
募集期間：2022年6月3日～9月30日
応募資格：幼稚園教諭、小学校・中学校・高等学校・高等専門学校・高等専修学校教員、教員経験者、教職課程在籍または教職を目指す大学生、大学院生、大学教官等研究者
※共同執筆の場合、1名でも教員が含まれていれば応募可能。
応募数：17点
賞：特賞1編、優秀賞3編、奨励賞4編

 ＜金融広報中央委員会とは＞
「金融広報中央委員会」（事務局：日本銀行情報サービス局内）は、都道府県金融広報委員会、政府、日本銀行、地方公共団体、民間団体等と協力して、国民に対し中立・公正な立場から「金融経済情報の提供」と「金融経済学習の支援」を行っている団体です。

 ＜お問い合わせ＞
金融広報中央委員会コンクール事務局
TEL.[phone]（土・日・祝日を除く10時～17時）