スタートアップを支援するレンタルラボ「X/S(イクシーズ)ワークサイト」をつくば市にオープン

研究環境構築のノウハウとネットワークで新たな価値を生み出すコミュニティを構築

研究環境の構築を手掛けるオリエンタル技研工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長/CEO:林正剛)は、最先端の実験や初期の生産環境を必要とするサイエンス領域のスタートアップや新規事業に取り組む企業が利用できるレンタルラボ「X/S(イクシーズ)ワークサイト」を2024年4月茨城県つくば市にオープンします。


施設外観施設外観



本リリースの概要

  • コンセプトは「人、技術、資本をクロスさせ、新たな価値を生み出す場」

  • スーパーシティ「つくば」で、サイエンスの「場づくり」から「人・カルチャーづくり」まで拡大

  • 建築・設備機器といったハード面、ビジネスサポートなどのソフト面の双方からスタートアップを支援







X/Sワークサイトのコンセプト


ただの場所貸しではない、人、技術、資本をクロスさせ、新たな価値を生み出す場


本施設は、オリエンタル技研工業が研究施設専門のエンジニアリングメーカーとして培ってきた環境構築のノウハウとネットワークを活用することにより、単なる空間を提供するだけでなく、大学、公的機関、スタートアップ、世界的な大手企業といった幅広い主要プレイヤー、技術、資本をクロスさせることで、新たな価値が創造されるコミュニティを構築。大企業などとのマッチング、ブランディング・コミュニケーション戦略、教育機会の提供など、私たちのリソースを利活用していただくことで、事業の成長・社会実装を支援します。





研究施設に特化した建築設計事務所による「イノベーションが生まれる仕掛け」

設計は、国内唯一の研究施設に特化した建築設計事務所として高い専門性と多くの実績を有するプラナス株式会社一級建築士事務所が担当。同社はこれまでに数々のイノベーション施設のプロデュース実績を持ち、それらから得たノウハウをX/S ワークサイトに集約すると共に、イノベーション創出のための新たな『仕掛け』を盛り込みました。

プラナス株式会社一級建築士事務所:https://planus.co.jp/




設立の背景


サイエンスの「場づくり」から「人・カルチャーづくり」まで拡大

オリエンタル技研工業は、研究室で使用される実験台やドラフトチャンバーといった安全装置のメーカーとして1978年に設立。「ラボラトリーエンジニアリングで科学技術の発展に貢献する」をビジョンに、研究環境のあらゆる課題に対して豊富な経験に基づく専門技術力で応え、事業拡大を続けてまいりました。現在は「ひらめきの瞬間をつくる。」をコーポレートパーパス(存在意義)として掲げ、創業当初から変わらない「サイエンス」というフィールドを軸に、デジタルソリューション、さらにはイノベーションカルチャーづくりなど、これまでの領域に囚われないさまざまな事業を展開しています。


伸び悩む生産性、博士課程進学者数の減少、論文数の減少など、日本の科学技術を取り巻く環境は様々な課題を抱えていますが、理想的な研究環境や支援体制が十分に整備されておらず、特にスタートアップを支援する施設が少ないのが実情です。


このようなサイエンスを取り巻く課題を解決し、サイエンスカルチャーを醸成していきたい − X/Sワークサイトはこれまで「場づくり」に長年取り組んできた私たちの新たな挑戦としてスタートします。

これによりオリエンタル技研工業は、「日本の『知』のインフラを耕すサイエンスカルチャーデザイングループ」となるべく、次なるフェーズへ進みます。


スタートアップに寄り添い、社会実装を実現するスーパーシティ「つくば」

国際的にもトップレベルの最先端科学、産業技術、高等教育などの知的資源が集積する研究学園都市であり、スーパーシティ型国家戦略特別区域としてスタートアップへの支援体制強化が期待されるつくば市。私たちが創業以来製造拠点を構えてきたこの町で新たな事業にチャレンジすることにより、社会および経済の持続的な発展に寄与することを目指します。




施設の特徴


建築・設備機器といったハード面、マッチングや資金調達機会の創出、労働安全衛生などのソフト面の双方からサイエンス分野において社会貢献と事業成功を目指すスタートアップを支援します。



実験エリア 完成イメージ実験エリア 完成イメージ

さまざまな研究テーマに対応する

自由度の高いラボスペース

研究施設のエンジニアリングに強みを持つ私たちオリエンタル技研工業、そこに国内唯一の研究施設に特化した一級建築士設計事務所として高い専門性と多くの実績を有するプラナス株式会社のチカラが加わることで、「建築」と「設備機器」がシームレスに融合したラボラトリーデザインをワンストップで実現します。



コミュニケーションラウンジコミュニケーションラウンジ

組織や分野の枠を超えてつながる

共有・共創スペース

組織や分野の枠を超えたコミュニケーションの発生を促進する仕掛けを盛り込んだカフェやマグネットスペースを完備。開放的で緑豊かなテラスエリアや個室エリアなど、さまざまな利用方法に寄り添ったシーンを整備すると共に、テラスからの風や自然光などの心地よい環境を五感で感じながら、自分に合ったワークスタイルを楽しむことができる空間を計画しています。



バーベキューテラス 完成イメージバーベキューテラス 完成イメージ

自然を感じ、多目的に使用できる

バーベキューガーデン

施設内にはバーベキューもできるテラスとピザ窯を併設。入居者が食事やリフレッシュに利用できるだけではなく、チームビルディングのためのイベントや、外部の方々にも開かれた空間としてコミュニケーションの場を醸成します。





充実したビジネスサポートと安全で快適な研究環境づくりで研究者を支援

マッチングや資金調達機会の創出、労働安全衛生コンサルティングやマーケティング支援など、既存事業の強みとリソースを活かしたサポートを提供します。さらに、つくば市内の研究施設をはじめとする多くの外部機関との協業によりスタートアップのさらなる成長支援を目指します。




施設概要

所在地   :茨城県つくば市緑ケ原4-19-1(テクノパーク豊里工業団地)

竣工    :2024年4月(予定)

敷地面積  :6,782m²

延床面積  :3,450m²

構造    :鉄骨造

共用設備  :イベントスペース、会議室、カフェテリア、BBQガーデン、展示スペース、他

WEBサイト  :https://www.orientalgiken.co.jp/xis_worksite/

アクセス  :・つくばエクスプレス「つくば駅」下車、タクシーで20分または

        A3出口からバスで40分「テクノパーク豊里西」下車、徒歩4分

       ・つくばエクスプレス「研究学園駅」下車、タクシーで16分または

        駅北口からバスで25分「テクノパーク豊里西」下車、徒歩4分




オリエンタル技研工業株式会社
オリエンタル技研工業は、研究環境の構築を総合的にプロデュースするエンジニアリング企業です。「ひらめきの瞬間をつくる。」をパーパスとして掲げ、建築的・空間的に魅力の乏しい日本のラボラトリーにおいて研究者の行動に働きかけ、交流や気づきを生みだす建築、空間、設備、イノベーションカルチャーづくりに挑戦しています。研究環境に潜むさまざまな課題に対するソリューションと、研究者の潜在意識に触れるプロダクトやデザインを通じて、日本の技術革新に貢献します。

Webサイト:https://www.orientalgiken.co.jp/

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会社概要

URL
https://www.orientalgiken.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区内神田1-2-4
電話番号
03-3233-0821
代表者名
林正剛
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1978年10月