【ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)】 佐藤卓TSDO展〈 in LIFE 〉
ギンザ・グラフィック・ギャラリー第388回企画展
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催中!
2022年6月30日(木)まで
- 「佐藤卓TSDO展〈 in LIFE 〉」 開催中
佐藤卓が率いるデザイン会社 "TSDO"は、常に与えられた環境からポテンシャルを引き出す独自の態勢により、様々な場面でデザインの可能性を切り拓いてきました。それは、かつて一つのグラフィックデザイナー像であった独自の表現を最も重要視するスタイル思考とは、一線を画しているように見えます。
ただ一方で、佐藤卓個人としては、定期的にギャラリーで個展を開催し、自発的に作品の発表も続けています。そのありようは、公と私、外と内、客観と主観、他発と自発、デザインとアートのように対照的でありながら、それらに隔たりをつけるのではなく相互に関係させているようにも思えます。
この度の展覧会では1階に、2004年のggg佐藤卓展以降、佐藤が自発的に制作してきた作品を中心に展示。そして地下にTSDOとして関わってきたデザインの仕事を展示し、初めてその両側面を対比させてご覧いただきます。そこに共通するキーワードは、"in LIFE"。全てあたりまえの生活の中にあるという意味がここに込められています。
本展を通して、「デザインする」ということを、どこか雲の上の特別なものとしてではなく、日々のくらしのなかにある、身近な自分ごととして再発見いただきたいと思います。
- [ 佐藤卓TSDO展〈 in LIFE 〉] 解説動画
佐藤卓本人が、展覧会開催にあたっての思いを、デザインの解剖への取り組みを軸に語ります。
- 株式会社TSDO
1984年佐藤卓デザイン事務所設立。2018年TSDOに改名。「ニッカ ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」「エスビー食品 スパイス&ハーブ」のパッケージデザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」「国立科学博物館」のシンボルマークなどを手掛ける。そのほか、施設のサインや商品のブランディング、企業のCI、NHK Eテレの子ども向け番組制作に参加するなど、活動は多岐に渡る。『water』『縄文人展』『デザインの解剖展』『デザインあ展』『風景の科学展』など、展覧会も多数企画・開催。
- 基本情報
会期
2022年05月16日(月)~06月30日(木)
会場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg) 1F / B1
104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
Tel:03-3571-5206/Fax:03-3289-1389
開館時間=11:00a.m.-7:00p.m.
休館=日曜・祝日
- ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)について
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ginza graphic gallery)は、グラフィックデザインの専門ギャラリーとして3つのgの頭文字から「スリー・ジー(ggg)」の愛称で親しまれています。1986年、グラフィックデザインと密接なかかわりを持つ大日本印刷株式会社は、文化活動の一環として、創業の地であり、画廊のメッカでもある銀座に、gggを設立し、展覧会やレクチャーの開催、gggBooks等の出版活動を継続し、多くの方々にグラフィックデザインの素晴らしさと出会う機会をご提供しています。
▼ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/
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