IKEA Family募金による支援で新築グループホームの居住空間が完成　市川市で来年1月開所予定

イケアスタッフ約30名が家具設置を実施し、女性や母子の安心につながる住まいづくりを支援

NPO法人ダイバーシティ工房（本社：千葉県市川市）は、2026年1月にアパート型障害者グループホーム「Caland鬼越」を開所します。開所に合わせ、IKEA Tokyo-Bay様より家具およびコーディネート支援の寄贈を受け、居住空間の整備をしていただきました。

今回の寄贈は「IKEA Family 募金」プロジェクトの一環として実施されたものです。

【寄贈の背景と取り組み内容】

Caland鬼越は、単身女性や母子等が安心して生活を始められる住まいとして、2026年1月に開所を予定しています。
各居室には玄関・キッチン・トイレ・浴室を備えており、一人暮らしを目指す方や妊産婦の方など、多様な状況にある女性が安心して暮らせる環境を整えています。

IKEA Tokyo-Bay様からは、家具の寄贈に加えて、空間全体のコーディネートを含む大規模な支援をいただきました。
寄贈当日は総勢約30名のイケアスタッフの皆様が、搬入から組立て・設置までの作業を一日で実施。まっさらな新築空間が、入居後の生活が自然と想像できる温かい住まいへと生まれ変わりました。

【IKEA Family 募金について】

今回の家具寄贈は、イケア・ジャパンがよりインクルーシブな地域社会を築くため、社会的・経済的に困難な状況下にある、またはその危機にさらされている子どもたちやそのご家族が、安心して暮らせる家にアクセスできるようサポートしている「IKEA Family 募金」の取り組みによって実現しました。

同募金は、店舗利用者がお会計時にIKEA Familyカードをスワイプすることで寄付に参加できる仕組みで、店舗近隣で活動する支援団体をサポートしています。

▼プロジェクト詳細
 https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/sustainable-everyday/swipe-and-donate-pubd95b6f70/

【コメント：ダイバーシティ工房 代表 不破牧子】

私たちは、これまで住まいを整備する中でただ「住む場所」を提供するのではなく、そこで暮らす人が安心し、落ち着ける空間をつくることを大切にしてきました。

グループホームに繋がる方の中には、これまでDVや虐待、経済的困窮など、大変な環境の中で長く生活してきた方も少なくありません。住まいの雰囲気やデザインが、人の気持ちの落ち着きや回復に大きく影響することを、日々の支援の中で強く感じています。

今回、IKEA Tokyo-Bayの皆さまに素敵な家具と空間づくりをご支援いただいたことで、入居される方々が安心して暮らすことができる環境を整えることができました。
 この温かいご支援に、心から感謝申し上げます。

【今後の入居相談について】

Caland鬼越では、入居相談を受け付けております。
支援機関・医療機関・行政の皆さまからのご紹介やご相談も可能です。

▼お問い合わせはこちら

LINE相談窓口：https://lin.ee/ET6rEYq

※先に公開済みの「Caland鬼越」開所リリースはこちら
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000093986.html

【施設概要】

名称：障害者グループホーム「Caland（カランド）鬼越」
所在地：千葉県市川市北方
開設月：2026年1月
対象：障害のある女性（母子入居可）
運営：NPO法人ダイバーシティ工房（本社：千葉県市川市）

URL：https://liberte.diversitykobo.org/caland-onigoe

【法人概要】

商号： 特定非営利活動法人ダイバーシティ工房　
代表者： 代表理事　不破牧子
所在地：千葉県市川市市川1-9-1 AKIOビル4階（本社）、沖縄県うるま市喜仲（支社）
設立： 2012年3月
URL： https://www.diversitykobo.org/

事業内容：

①学習支援事業：発達障害を持つ子どもの学習支援を行う放課後等デイサービス「スタジオplus+」、「ひらがな読み書き教室」、児童発達支援を運営
② 保育事業：企業主導型保育園、小規模認可保育所を運営
③アウトリーチ事業：食事付き無料学習教室、コミュニティカフェ、無料SNS相談、地域の学校での食料配布や居場所拠点の運営
④生活支援事業：自立援助ホーム、母子シェアハウス、グループホーム、シェルター等生活支援拠点を運営