哲学者・岸見一郎が、他者との関わり方、試練や不安との向き合い方、幸せとは何か、人生とは何かに向き合う、「哲学的人生論」。6月15日発売！

大ベストセラー『嫌われる勇気』の著者による、生きる希望を見出す36の「心得（ココロエ）」がここに。

清流出版株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：松原 淑子）は『よく生きるココロエ』（岸見一郎 著）を 2022年６月15日に発売いたします。
アドラーの教えや哲学者たちの知恵によって培われた、よく生きるためのヒントを綴った1冊です。
URL：http://www.seiryupub.co.jp/books/2022/05/post-184.html

 

今こそ、生きる希望を見極めたい！

成功しなくても、何かを成し遂げなくても、ただ生きていることがありがたい。これを前提としてこれまで常識と思われてきた価値観を見直すことができなければ、大きな苦しみは無意味に過ぎ去っていくことになります。（「あとがき」より）
 

 

目　次
【第１章】人とつながる
今の自分が過去を意味づける
人が生きられるのは今だけ
善悪を超えて相手を受け入れる
人と会えなくても孤独ではない
人はつながりの中で生きている
「共同体感覚」を育む
コロナ禍を生き抜く心のあり方

【第２章】他者を信頼する
人は他者を信頼して生きている
他者は自分とつながりのある仲間
「生の痕跡」が死者と生者をつなぐ
「今」が変われば過去は変わる
信頼があれば存分に生きられる
 
【第３章】困難に立ち向かう
試練を通して真の人生の価値を知る
人生の冒険家として生きる
別の道を歩む勇気
誤りを認める勇気
人生とは未知のものへの漂泊
誰に何をいわれても譲れぬ自分を持つ
困難を克服する過程に生きる喜びがある

【第４章】よく生きる
不安な人生の中に幸福を見出す
生きていることで得られる幸せ
与えることと与えられること
「今」ある幸福に目を向ける
なぜ健康でなければならないのか
「虚栄心」から自由になる
変化を恐れず、「今、ここ」を生きる

【第５章】今できることをする
人生の冒険に立ち向かう勇気
未来に足を延ばす生き方
希望を失わないことが生のあり方を変える
時間を忘れて「今」を生きる
数えるのをやめると人生は変わる

【第６章】これからの生き方
これから私たちが生きていく世界
老いを乗り越える
定年後をどう生きるか
夢を見ることの意味
過去の経験に新しい意味を見出す

おわりに

◆既刊本『「今、ここ」にある幸福』の続編。

【著者略歴】岸見一郎
1956年、京都府生まれ。哲学者。日本アドラー心理学会認定カウンセラー。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門はギリシア哲学、アドラー心理学。主な著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』（以上、古賀史健と共著、ダイヤモンド社）、『老いる勇気』『愛とためらいの哲学』（以上、PHP研究所）、『「今、ここ」にある幸福』（清流出版）、『不安の哲学』（祥伝社）、『絶望から希望へ』（大和書房）、『孤独の哲学』（中央公論新社）などがある。

書名：よく生きるココロエ
著者：岸見一郎
出版年月日：2022/6/15
判型・ページ数：四六判並製・208頁
定価：1540円（税込）

書誌詳細ページ
URL：http://www.seiryupub.co.jp/books/2022/05/post-184.html
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