サイアス株式会社が三角株式交換により米国サイアス・インクを親会社とする組織再編を実施
2023年2月14日
サイアス株式会社
サイアス株式会社が三角株式交換により米国サイアス・インクを親会社とする組織再編を実施
サイアス株式会社(京都市左京区、代表取締役 等泰道、五ノ坪良輔) は、米国サイアス・インク(Thyas Inc. 米デラウェア州、共同CEO 等泰道)を100%親会社とする組織再編を完了致しました。組織再編は三角株式交換により実施され、従来のサイアス株式会社の株主はそのままサイアス・インクの株主となります。
米国ではiPS細胞由来の各種免疫細胞の研究開発が活況を呈しており、この事業領域においては人材・資金・情報等における世界の中心となっています。また日本はiPS細胞とその免疫細胞への分化研究の発祥の地であり、世界でも最先端の研究シーズが産み出され続けています。このような地の利を最大限活かすべく、サイアスは、米国株主であるEight Roads Ventures Japan/F-Prime Capital Partnersの協力を得て、この度の三角株式交換を実施致しました。
米国サイアス・インクでは、すでにサンフランシスコにラボを設置、今後、各種ゲノム編集技術の導入、米国での臨床試験実施に向けた体制の整備、さらには米国での資金調達・事業開発等を行っていく計画です。またサイアス株式会社では引き続き京都を拠点として、国立大学法人 京都大学 iPS 細胞研究所や国立研究開発法人 国立がん研究センター等との共同研究を通じて、大学発研究シーズを非臨床・臨床ステージへと進めるための研究開発に注力してまいります。
サイアスはグローバル・カンパニーとして、iPS細胞由来免疫細胞療法をいち早く世界の患者様に届けることを目指して、日米両拠点において優秀な人材の採用を積極的に進めると同時に、国内外での資金調達をさらに加速してまいります。
【サイアスについて】
サイアスは、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)金子新教授の研究成果を元に、iPS 細胞由来の免疫細胞(T 細胞や NK 細胞等)の臨床応用に向けた研究開発を進める京都大学発ベンチャーです。近年、免疫チェックポイント阻害薬やキメラ抗原受容体遺伝子導入 T 細胞(CAR-T)等のがん免 疫療法が大きな効果をあげています。しかし末期患者様の免疫細胞は疲弊状態にあるため拡大培養が困難であり、固形がんの治療においては安全かつ十分な奏効は未だ実現していません。サイアスの技術は、同種iPS細胞からT細胞やNK細胞等の各種免疫細胞へと分化させることで、その疲弊状態を解除し、腫瘍に対する高い攻撃力を回復した元気な免疫細胞を大量に、安価に得ることを可能にします。サイアスでは、現在、世界でも二例目となるiPS細胞由来NK細胞に関する医師主導治験の臨床細胞製造に参加すると同時に、世界でもまだ例のないiPS細胞由来CD8αβ発現T細胞の治験実施に向けた準備を進めています。さらに次世代のiPS細胞由来免疫細胞製品に関する研究開発を精力的に行い、グローバルのがん免疫細胞療法の発展に貢献してまいります。
【お問い合わせ先】
サイアス株式会社
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46-29
代表取締役 五ノ坪良輔
TEL:075-752-1555 FAX:075-752-1556
E-mail:info@thyas.co.jp
サイアス株式会社
サイアス株式会社が三角株式交換により米国サイアス・インクを親会社とする組織再編を実施
サイアス株式会社(京都市左京区、代表取締役 等泰道、五ノ坪良輔) は、米国サイアス・インク(Thyas Inc. 米デラウェア州、共同CEO 等泰道)を100%親会社とする組織再編を完了致しました。組織再編は三角株式交換により実施され、従来のサイアス株式会社の株主はそのままサイアス・インクの株主となります。
米国ではiPS細胞由来の各種免疫細胞の研究開発が活況を呈しており、この事業領域においては人材・資金・情報等における世界の中心となっています。また日本はiPS細胞とその免疫細胞への分化研究の発祥の地であり、世界でも最先端の研究シーズが産み出され続けています。このような地の利を最大限活かすべく、サイアスは、米国株主であるEight Roads Ventures Japan/F-Prime Capital Partnersの協力を得て、この度の三角株式交換を実施致しました。
米国サイアス・インクでは、すでにサンフランシスコにラボを設置、今後、各種ゲノム編集技術の導入、米国での臨床試験実施に向けた体制の整備、さらには米国での資金調達・事業開発等を行っていく計画です。またサイアス株式会社では引き続き京都を拠点として、国立大学法人 京都大学 iPS 細胞研究所や国立研究開発法人 国立がん研究センター等との共同研究を通じて、大学発研究シーズを非臨床・臨床ステージへと進めるための研究開発に注力してまいります。
サイアスはグローバル・カンパニーとして、iPS細胞由来免疫細胞療法をいち早く世界の患者様に届けることを目指して、日米両拠点において優秀な人材の採用を積極的に進めると同時に、国内外での資金調達をさらに加速してまいります。
【サイアスについて】
サイアスは、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)金子新教授の研究成果を元に、iPS 細胞由来の免疫細胞(T 細胞や NK 細胞等)の臨床応用に向けた研究開発を進める京都大学発ベンチャーです。近年、免疫チェックポイント阻害薬やキメラ抗原受容体遺伝子導入 T 細胞(CAR-T)等のがん免 疫療法が大きな効果をあげています。しかし末期患者様の免疫細胞は疲弊状態にあるため拡大培養が困難であり、固形がんの治療においては安全かつ十分な奏効は未だ実現していません。サイアスの技術は、同種iPS細胞からT細胞やNK細胞等の各種免疫細胞へと分化させることで、その疲弊状態を解除し、腫瘍に対する高い攻撃力を回復した元気な免疫細胞を大量に、安価に得ることを可能にします。サイアスでは、現在、世界でも二例目となるiPS細胞由来NK細胞に関する医師主導治験の臨床細胞製造に参加すると同時に、世界でもまだ例のないiPS細胞由来CD8αβ発現T細胞の治験実施に向けた準備を進めています。さらに次世代のiPS細胞由来免疫細胞製品に関する研究開発を精力的に行い、グローバルのがん免疫細胞療法の発展に貢献してまいります。
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