東野圭吾の傑作ミステリーの舞台化。『仮面山荘殺人事件』が溝口琢矢主演で再演決定!
『仮面山荘殺人事件』は、東野圭吾が1990年に出版した傑作ミステリーです。東野圭吾の小説の舞台化で高い評価を得ている成井豊が、脚本・演出を手がけて2019年に初めて上演しました。その初演を観た韓国のプロデューサーが、ソウルの大劇場にて韓国人のキャストで2カ月に及ぶロングラン公演を行いました。コロナで数ステージ中止となりましたが、そちらも大好評のうちに幕を閉じました。
ミステリーであると同時に、痛切な人間ドラマでもあることが、本作の魅力です。ラストシーンで描かれる主人公の思いに、世界中、どの国の人でも胸を打たれない人はいません。
ある山荘に8人の男女が集まった。山荘は外部との接触を絶たれ、8人は逃亡中の銀行強盗と共に閉じ込められてしまう。やがて1人が殺されるが、現場の状況から考えて、犯人は銀行強盗ではなく……。
山荘に閉じ込められる主人公「樫山高之」には、演出の成井が絶対的な信頼を寄せる溝口琢矢。高之の婚約者・「朋美」に清水由紀。強盗犯のリーダーに唯一初演から引き続き、キャラメルボックスの畑中智行。物語のキーパーソンとなる朋美の父親役に劇団桟敷童子の原口健太郎らが出演。
公演は10月11日から10月15日まで東京・サンシャイン劇場、10月18日・19日は大阪・サンケイホールブリーゼ、10月19日にて。
主演 溝口琢矢 メッセージ
舞台「かがみの孤城」から3年、また成井豊さんとご一緒できることを光栄に思います。そして個人としては今年に入って東野圭吾さんの作品は「天使の耳」に次いで2本目になります。気合いを入れて臨みます。「仮面山荘殺人事件」。成井さんが読んですぐに舞台化を希望したというお話は後から知ったことでしたが、脚本を読ませて頂いて納得しました。囲まれた空間で作り出せる舞台ならではの緊張感と疾走感で、この作品の代名詞にもなっている「大どんでん返し」を立体的に皆様にお届けしたいと思います。皆様にもこの爽快なミステリーを、ぜひ劇場で体感して頂きたいと思います。よろしくお願い致します。
清水由紀 メッセージ
私が成井豊さんの演劇集団キャラメルボックスと初めてお仕事したのは、2013年に真柴あずきさんが脚本・演出をした『彼の背中の小さな翼』のときでした。
みんなで一つの作品を作り上げたこの時の日々は、昨日の事のように思い出せます。
まるで私も劇団員のひとりになれたと感じるような貴重な経験をした作品でした。
そのとき、同時上演されていたのが東野圭吾さん原作『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で、いつか東野圭吾さんの作品にも関わりたいな。と漠然と思っていました。
その想いが10年越しに叶えられてとても不思議な気持ちです。
この幸せを噛み締めてサンシャイン劇場で皆様にお会いできることを楽しみにしています。
畑中智行 メッセージ
またこの作品に帰って来られて、とても嬉しく思います。初演の時、東野圭吾さんの人気小説の舞台化ということで、かなり気負って参加しました。原作ファンの方に満足していただけるのか、
不安もありました。
しかし、舞台版の脚本を読んだとき、その完成度の高さに驚きました。不安は一瞬で消し飛び、強い手ごたえを感じました。
稽古も順調に進み、お客様の満足度も非常に高かったように思います。原作者の東野さんにも喜んでいただけました。
そして今回、また新たなキャストで再始動する「仮面山荘殺人事件」。初演をご覧になっている方は、キャストが変わることで新鮮な気持ちで観ていただけると思いますし、初めてご覧になる方は、この作品の面白さ、仕掛けに驚いていただけると思います。
皆様にとって極上の演劇体験になるよう、精一杯頑張ります。東野圭吾ワールドを一緒に体感しましょう。劇場でお会いできることを楽しみにしています!
成井豊(脚本・演出)メッセージ
『仮面山荘殺人事件』の原作は、東野圭吾さんの傑作ミステリー。私にとっては、『容疑者Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く、3作目の東野作品の舞台化でした。初演は2019年で、おかげさまで大好評をいただくことが出来ました。昨年、韓国・ソウルのカンパニーで再演され、私も招待されて、見に行きました。これがまあ、とても良い出来で、驚きと悔しさを感じると同時に、この作品の新たな可能性に気付かされました。そこで、今年10月、4年ぶりの再演を決定したのです。キャストを一新して、韓国版に負けない『仮面山荘殺人事件』を作ります。ぜひぜひご来場ください。
NAPPOS PRODUCE
舞台『仮面山荘殺人事件』
原作:東野圭吾(講談社文庫)
脚本・演出:成井豊
CAST:溝口琢矢 清水由紀 畑中智行(キャラメルボックス) 三浦剛(キャラメルボックス) 原口健太郎(劇団桟敷童子) 岡田さつき(キャラメルボックス) 森めぐみ(キャラメルボックス) 瀧原光(NORD) 稲田ひかる 北見翔(GROUP THEATER) 上ノ町優仁 松崎浩太郎 南木春香
<東京> 2023年10/11(水)~10/15(日) サンシャイン劇場
<大阪> 2023年10/18(水)~10/19(木) サンケイホールブリーゼ
TIMETABLE
10/11(水) 19:00
10/12(木) 14:00
10/13(金) 19:00
10/14(土) 13:00 / 18:00
10/15(日) 12:00 / 17:00
10/18(水) 19:00
10/19(木) 13:00
STORY
製薬会社社長の森崎伸彦が所有する山荘。
交通事故で亡くなった社長の娘・朋美を偲ぶため、
婚約者の樫間高之、従妹の篠雪絵など、8人の男女が集まってくる。
そこへ、逃亡中の銀行強盗が侵入!
外部との接触を断たれた8人は、何度も脱出を試みるが、
ことごとく失敗に終わる。
恐怖と緊張が張り詰める中、ついに1人が殺されてしまう。
しかし、現場の状況から考えて、犯人は銀行強盗ではありえなかった。
残された7人は極限状況の中、犯人探しを開始する・・・。
TICKET
東京 一般 8,000円/小中高生 2,000円
大阪 S席 8,000円 A席 7,000円/小中高生 2,000円
チケットぴあ
イープラス
ローソンチケット
発売日 8/19(土)
お問い合わせ support@napposunited.com
公式サイト https://napposunited.com/kamensansou2023
企画協力 講談社
企画・製作 ナッポス・ユナイテッド
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