読み書きが苦手なディスレクシアの子どもによる「メタバースでの居場所づくりプロジェクト」が始まります！
居場所は、ディスレクシアの子どもたちがホッとできる場、たのしめる場、仲間と出会える場、先輩たちから学べる場、発表できる場など、子どもたちの意見で、子どもたち自身が主体となってメタバース上でつくります。
読み書きの困難さでつらい思いをしている子どもがホッとする居場所を
読み書きに困難があるディスレクシアの児童生徒は、人口の10%以上いるといわれています。学業がふるわず、「がんばっていない」という誤った認識のもとで、自信をなくして自尊心が低い子ども、不登校になりがちな子ども、孤独感が強い子どもが多くいます。そのために思った進路に進めない悩みも抱えがちです。
NPO法人エッジは、2001年設立当初より、ディスレクシア当事者を中心に、啓発活動、社会環境・法整備への提言、支援者拡充事業を続けています。キッズ＆ティーンズクラブ（K&Tクラブ）で、読み書きが苦手なディスレクシアの児童生徒向けワークショップも実施してきました。
これらの実績が認められ、こども家庭庁「NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」の採択を受け、ディスレクシアの子どもによる、「メタバースでの居場所づくりプロジェクト」を始めます。
メタバースのモデルルームは10月プレオープン、12月本格オープン予定
本年から10月を「ディスレクシア啓発月間」として、広く啓発を進めます。メタバースでの居場所も啓発月間に合わせて10月にプレオープンする予定です。
居場所はディスレクシアの子どもたちがホッとできる場、活動できる場、仲間と出会える場、先輩たちから学べる場、発表できる場など、子どもたちの意見を活かし、子どもたち自身が主体となってメタバース上につくります。成人のディスレクシア当事者を中心とした会が活動やイベントをサポートします。
【10月プレオープンまでのステップ】
■第１回 ディスレクシア・アートコンペティション開催
ディスレクシアの児童生徒から「自由作品」「テーマ作品」のカテゴリーで作品を夏に募集します。
代表作品はメタバース上で展示。受賞は10月に全国公表。
https://takanao00.wixsite.com/my-site?fbclid=IwAR2OxZi6kX4EfLridxhM-naTVdR1bKI9Y26iMlnqbG3XSJj9u72ONBRBZNw
■メタバースのモデルルーム作成ワークショップ開催
８月22日に、オンラインと会場で、メタバースのモデルルームをつくる
ワークショップを開催。子どもたちが居場所をつくり始めます。
https://ktws20230822.peatix.com (オンライン参加）
https://ktws20230822pm.peatix.com （会場参加）
■読み書きが苦手な子どもたちへのアンケート・ヒアリング実施
当事者である子ども達の状況、居場所でこんなことがしたい、こんなことができたらいいなの
アイディアを募ります。
https://docs.google.com/forms/d/1Uya6MsyDmF5Ie_UMGcpNwdQ4Fl6hmdJGjfUqHLU0Kyc/edit
【認定NPO法人エッジ】
所在地：〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
代表：藤堂栄子
設立：2001年10月
HP：https://www.npo-edge.jp/
【団体概要】
認定NPO法人エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。
行政、教育機関、研究者、メディアなど多方面に働きかけ、ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会にするために広く啓発活動を行い、ディスレクシアの人たちの支援、関係する人たちのネットワークを作っています。
代表の藤堂栄子（星槎大学特任教授）は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法などの法律に携わっています。
【広報に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人エッジ 広報 谷本綾乃 npoedge.press@gmail.com
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