物価高時代の住まい管理に備える、住宅産業協議会「住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド」を改訂

建築資材・住宅設備機器・施工費等の最新動向を反映し、住まいの長寿命化と計画的な維持管理を支援

住宅産業協議会

住宅産業協議会(以下、住産協)は、このたび「住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド」を改訂いたしました。

本ガイドは、住宅本体と住宅設備について、「いつ頃」「何を」「どの程度の費用で」メンテナンスするのかを60年間の視点でまとめた維持管理計画の参考資料です。

近年、建築資材や住宅設備機器、施工費などを取り巻く環境は変化しており、住宅の維持管理に必要となる費用水準も従来とは異なってきています。そこで住産協では、住宅所有者の皆さまが将来の計画を立てやすくなるよう、掲載している費用目安やメンテナンス情報を見直しました。本ガイドは修繕や交換を一律に推奨するものではなく、住まいの状態や使用状況に応じた維持管理を考えるための参考情報としてご活用いただくことを目的としています。

(参考)2026年9月改訂版

改訂の背景

近年、住宅業界を取り巻く環境は大きく変化しています。

世界的な原材料価格やエネルギー価格の変動、国際情勢の変化に伴う供給コストの上昇などを背景として、木材や鋼材、アルミ製品、樹脂製品をはじめとする建築資材価格は上昇傾向が続いています。また、住宅設備機器についても、原材料費や製造コスト、物流費等の上昇を受けて価格改定が行われています。さらに、建設業界では人手不足や施工体制維持に伴うコスト増加などもあり、住宅の維持管理や修繕、設備更新に必要となる費用は数年前と比較して大きく変化しています。

出典:国土交通省 建設工事費デフレーター(建設総合)

国土交通省が公表する建設工事費デフレーター(建設総合)によると、建設工事費は2019年度から2025年度にかけて約22%上昇しています。
こうした状況を踏まえ、住産協では、住宅所有者の皆さまが将来の住まいの維持管理費を見通しながら、無理のない計画づくりに役立てていただくことを目的とし、「住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド」の掲載内容について見直しを実施しました。

特に物価上昇や工事費高騰が続く現在においては、将来必要となるメンテナンスを見据えた計画的な維持管理の重要性が高まっています。住産協では、本ガイドの活用を通じて、住宅所有者の皆さまが安心して住み続けられる住環境の維持と、住宅の長寿命化を支援してまいります。

「住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド」とは

本ガイドは、住宅本体と住宅設備について、
 ●いつ頃メンテナンスが必要になるのか
 ●何を点検・補修・交換する必要があるのか
 ●どの程度の費用が見込まれるのか
を、60年間という長期的な視点で整理した維持管理計画の参考資料です。

屋根・外壁・防水・バルコニー・建具・内装などの住宅本体に加え、キッチン、浴室、洗面化粧台、トイレ、給湯器などの住宅設備まで幅広く網羅しています。

住宅を長く快適に使い続けるためには、適切な時期に点検や補修、設備更新を行うことが重要です。一方で、必要なメンテナンスを先送りすると劣化の進行につながり、結果として大規模な修繕工事や設備交換が必要となる場合があります。

■ 60年先を見据えた資金計画のツールとして
住まいは適切な点検やメンテナンスを行うことで、少なくとも60年以上長く快適に住み続けることができます。 本ガイドで60年間にかかるメンテナンス費用の目安(全体の概算)をあらかじめ把握しておくことで、将来の修繕に向けて「月々数万円など、あらかじめ計画的に準備しておく」といった、各ご家庭のライフプランに合わせた無理のない資金計画づくりにお役立ていただけます。


住宅産業協議会について

住宅産業協議会は、住宅業界における顧客満足度の向上を通じて、住宅の信頼性向上と住宅関連産業の発展に寄与することを目的として活動しています。住宅の長寿命化、維持管理、消費者への情報提供などを通じ、より良い住生活の実現を支援しています。

※会員企業14社(ハウスメーカー9社/設備メーカー5社)

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会社概要

住宅産業協議会

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URL
https://www.hia-net.gr.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都文京区湯島1-1-2 ATMビル
電話番号
03-5577-5544
代表者名
中山紀文
上場
未上場
資本金
-
設立
1998年04月