【九州・女性起業家支援】アイ.ジー.シーが、経産省「令和7年度ユニコーン創出支援事業（女性アントレプレナーのための地域密着型支援事業）」の九州代表機関として採択、6月27日よりエントリーを開始！

コミュニティデザイン運営のノウハウを生かし、“地域に根差した起業支援”を展開。持続的に成長する女性起業家のネットワーク構築を目指した「ビジネスプラン発表会」や「ネットワーキングイベント」を開催予定。

アイ.ジー.シー株式会社

2025年6月24日 13時00分

6月27日よりビジネスプラン発表会「RED KYUSHU」エントリーを開始します。

アイ・ジー・シー株式会社（大分県別府市、代表：宮脇恵理）は、経済産業省の女性起業家支援事業「令和7年度ユニコーン創出支援事業（女性アントレプレナーのための地域密着型支援事業）」において九州ブロック代表機関として採択されました。

本事業は九州経済産業局と委託契約を締結し実施するもので、女性起業家の支援を目的としており、ビジネスプラン発表会「RED」やネットワーキングイベントを通じて、地域間格差を超えて女性起業家の成長を支える地域に根ざした起業支援を展開してまいります。

事業概要

本事業では、全国統一コンセプト「GIRAFFES JAPAN」に基づき、スケールアップを目指す女性起業家を支援するため、全国8ブロック（北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州）各地で地域の実情に応じたネットワーキングイベントやメンタリング、ビジネスプラン発表会などを実施することで、地域密着型の支援体制の構築に取り組みます。

「GIRAFFES JAPAN」というコンセプトは、高い視座を持ち仲間と共にビジネスを展開する女性起業家を応援することを軸にしており、地域における女性起業家の成功事例の創出や支援機関の育成を通じて、将来的には各地で自走可能な支援ネットワークの形成を目指しています。

地域間格差を超えて女性起業家の成長を支える

2024年度実施ビジネスプラン発表会「RED KYUSHU」にご参加いただいた支援機関の皆さま

九州地域では、地域によって支援機関のネットワーク構築や起業家同士の交流機会に差があり、女性起業家へのスケーリング支援が届きにくい構造的な課題が存在しています。

特に、育児・介護と両立しながら地域に根ざしたビジネスを展開する女性起業家にとっては、資金調達や事業成長のための戦略的支援にアクセスすることが困難であり、個々の努力に委ねられているのが実情です。

本事業では、九州全体のポテンシャルを引き出すことを目的に、各県・各市町村に根ざした起業家支援者と連携しながら、地域を横断する支援エコシステムを構築します。

九州各地の知見・リソース・実践例を共有し合い、地域間の壁を越えて循環させることで、スケールの起点を分散化し、持続可能で自走可能な女性起業家育成モデルの実現を目指します。

九州各地でネットワーキングイベントを開催します

本事業では、地域や支援機関ごとの支援環境にばらつきや、女性起業家の挑戦機会の格差による地域間ギャップを超えるために、「支援機関同士のネットワーク形成」と「女性起業家と支援機関のマッチング」の2軸で7月〜10月にかけて九州各地（佐賀県、鹿児島県、宮崎県、福岡県などを予定）でネットワーキングイベントを開催します。

各地のイベントでは、女性起業家による事業ストーリー発表やクロストーク、公開ミニブラッシュアップセッションや交流タイムを予定しています。

また、九州地域独自の取り組みとして、九州各地域のコミュニティマネージャーと連携を図り、開催方法としてハイブリッド形式をとることにより、九州全域どの地域からも参加できるような仕組みづくりを行っていきたいと考えています。

まずは支援者同士の関係性と共通認識を育み、その上で起業家と支援者が出会い、具体的な伴走支援につながる関係性を構築します。地域全体で育て合うエコシステムをめざし、継続的なつながりの土台をつくっていきます。

女性起業家支援に関心のある自治体・金融機関・支援団体などの支援者を巻き込み、地域内のネットワーク構築と役割分担の明確化を行い、女性起業家にとって単なる交流の場ではなく、支援者との接続・ビジネスアイデアのメンタリングへの導線づくり・相互刺激の場として設計し、起業家同士が「仲間」としての関係性を築けるような仕掛けを随所に盛り込みます。