資格を取得した目的は『自分自身のスキルアップ・知識向上』が最多回答数！利用した学習方法についても調査【人気の資格に関する調査】

取得した資格で最も満足度の高い分野は『ビジネス・IT系』

なるには資格.com

2025年6月10日 14時00分

なるには資格.com（株式会社Nanea 本社：福岡県、代表取締役：石丸大輔）は、過去3年間でなんらかの資格を取得したことがある全国20〜60代の男女102名を対象に、「人気の資格」に関する調査を実施しました。

生涯にわたって学ぶことや働き方がいろいろと選べるようになった昨今、自分のスキルを証明できる「資格」の魅力は、さらに増しているといえるでしょう。また、リスキリングや副業への関心も資格取得を後押ししています。

そこで今回、なるには資格.com（https://www.naritaijob.com/）（株式会社Nanea 本社：福岡県、代表取締役：石丸大輔）は、過去3年間でなんらかの資格を取得したことがある全国20〜60代の男女102名を対象に、「人気の資格」に関する調査を実施しました。

過去3年間で取得した人気資格、第1位は『ビジネス・IT系』

初めに「過去3年間で取得した資格の分野を教えてください。（複数回答可）」と質問したところ、『ビジネス・IT系』（48人）が、他を大きく引き離してトップという結果になりました。次いで、専門性が高い『医療・福祉系』（18人）が2位となり、グローバルな場面で役に立つ『語学系』（9人）も3位と人気を集めています。

『その他』（19人）について、回答をカテゴリ別にわける以下の結果となり、建築・建設系や事務・経済系などを中心に、多様な分野の資格も人気があるようです。

建築・建設系：7人
事務・経済系：4人
運転・物流系：3人
住宅・生活関連系：2人
製造・工業系：1人
教育系：1人
地域・文化系：1人

デジタル化や働き方の多様化が進む現代において、特に、ITスキルやビジネススキルの需要が高まっていることが明確に示されています。

一方で、高齢化社会を背景とした医療・福祉系資格の需要や、グローバル化に対応した語学系資格の人気も根強く、社会のニーズと資格取得の傾向が密接に関連していることがうかがえます。

最も高い満足度の資格は『ビジネス・IT系』で44.1%が回答

次に「過去3年間で取得した資格の中で、最も満足度の高い分野は何ですか？」と質問したところ、『ビジネス・IT系』が44.1%で最も多く、次いで『医療・福祉系』が15.7%、『語学系』は7.8%という順になりました。

全体の17.6%を占める『その他』の内訳を見ると、以下の結果となりました。実用的なスキルの習得も、高い満足感に繋がっているようです。

建築・建設系：6人（5.9%）
事務・経済系：4人（3.9%）
住宅・生活関連系：2人（2.0%）
製造・工業系：1人（1.0%）
運転・物流系：1人（1.0%）
教育系：1人（1.0%）
地域・文化系：1人（1.0%）
実務系：1人（1.0%）

前問を考慮すると、取得した資格に対する満足度は全体的に高いことがうかがえます。ビジネス・IT系では取得者の割合が47.1%に対して満足度44.1%、医療・福祉系では取得者の割合が17.6%に対して満足度15.7%となっており、その差は2～3%程度と小さい結果となりました。

特に、ビジネス・IT系資格は取得者数・満足度ともに圧倒的に高く、現代のデジタル化社会において価値の高い資格であることを明確に示しています。

資格取得の際に利用した学習方法第2位は『通信講座』、気になる第1位は…

次に「資格取得の際に利用した学習方法を教えてください。（複数回答可）」と質問したところ、気になる第1位は『独学（市販のテキストなど）』（60人）で、最も多くの方がこの方法を選んでいると分かりました。第2位は『通信講座』（21人）が続き、3位には手軽な『オンライン動画講座』（16人）が入っています。

『その他』（5人）では具体的に以下の回答が挙げられており、自分に合った学び方を選ぶ傾向があるようです。

現地訪問
資格を習得できる養成所に3日通って取りました。
職業訓練
大学の講座

独学が圧倒的に選ばれている背景には、費用を抑えながら自分のペースで学習できるメリットがあり、特に働きながら資格取得を目指す社会人にとって現実的な選択肢となっていることがうかがえます。

とはいえ、独学では理解が難しい分野や、専門的な知識・実技が求められる資格も多く、通信講座でしか効率よく学べない内容も少なくありません。確実に合格を目指すなら、プロの解説や添削サポートが受けられる通信講座を選ぶのが現実的な方法といえるでしょう。

資格取得者のリアルな活用事例を紹介、資格学習への投資効果の高さを示す結果に

最後に「取得した資格について、日常生活で活かされた場面や、取得してよかったと思ったシーンなどを教えてください（自由回答）」と質問したところ、以下のような回答が得られました。

"家計の見直しに活かせた。収支バランスがうまくいかず、毎月赤字気味だったとき、FPの知識を活かして、家計簿をつけて収支を可視化し、固定費の見直し（保険、通信費など）を実施。よかった点は、ムダな出費が分かり、無理なく貯蓄ができるようになった。（20代女性／会社員／ファイナンシャル・プランニング技能）"

"基本はクリエイティブ職なので、なかなか会計に関しての知識が身につかなかったのですが、資格を取得することで営業や他部署と具体的な数字で話が出来るようになり評価が上がりました。（40代男性／会社員／日商簿記2級）"

"自宅で母親の介護をするにあたって、自宅における介護に関する問題点が浮き彫りになって、どう対策をしていけば良いのか分かるようになったこと。（40代男性／会社員／ビジネス実務法務検定試験、福祉住環境コーディネーター2級）"

"家計管理や資産運用の知識が身についたので、家庭の節約にも役立っていると思います。お金の知識は一生ものなので、今度（今後）もずっと勉強し続けたいです。（50代女性／アルバイト／ファイナンシャルプランナー３級）"

"電気について理解したことで家の照明やコンセントの位置を変えたりすることができるようになった。棚の裏にコンセントが隠れてしまうことや照明の位置が悪くまぶしい等の問題が無くなった。（20代男性／会社員／二種電気工事士）"

"在宅で電話相談、電話占いをしているので、役に立ったのと自信になりました。話を聞く時、こちらが話す時に、相手の気持ちを心がけるようになりました。（50代女性／在宅／心理カウンセラー）"

"コスメのインフルエンサーをするのに自信をつけることができた。医療系資格では他の業界への理解を深めることができた。（30代女性／会社員／介護初任者研修・日本化粧品検定1級・食生活アドバイザー・野菜ソムリエ）"

これらの体験談から見えてくるのは、実生活において、資格取得が具体的な課題解決につながっている点です。

特に注目すべきは、金融系資格が家計改善という身近な問題に直結していることや、技術系資格が住環境の改善に活用されていることなど、専門知識が日常生活の質向上に直接貢献している事例が多数見られた点です。

これらの体験談は、資格取得の目的として最も多かった「自分自身のスキルアップ・知識向上」が実際に成果として現れていることを裏付けており、資格学習への投資効果の高さを示しています。

趣味から仕事まで、あらゆる資格のことなら『なるには資格.com』

なるには資格.com（https://www.naritaijob.com/）では、さまざまな資格受験や通信講座に関しての情報を発信しています。

なるには資格.comの「人気資格ランキング（https://www.naritaijob.com/shikakuranking/sikakukyoukai-ranking/）」は、現代の社会や職業市場において特に需要が高い資格を紹介するものです。このランキングは、資格取得者のキャリアアップや転職成功率、年収向上に寄与する資格を評価基準としています。

例えば、心理・セラピー関連の資格（メンタル士心理カウンセラー®、子供心理カウンセラーなど）や、健康・美容分野（スポーツフードマイスター、筋トレインストラクターなど）、ペット関連（ペットトリミングアドバイザーなど）の資格が人気を集めています。

これらの資格は、専門知識とスキルの証明としてだけでなく、自己啓発や自己実現の手段としても広く認識されています。

自分の趣味や仕事をより充実させるために、資格取得にチャレンジしてみませんか。

資格協会発行の人気資格ランキング：https://www.naritaijob.com/shikakuranking/sikakukyoukai-ranking/

◾️なるには資格.com（福岡県福岡市）：https://www.naritaijob.com/

◾️お問い合わせ：info@naritaijob.com

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調査概要：人気の資格に関する調査

【調査期間】2025年5月28日（水）～6月2日（月）

【調査方法】インターネット調査

【調査対象】過去3年間でなんらかの資格を取得したことがある全国20〜60代の男女

【有効回答数】102人