AI-DataScience株式会社、生活習慣病重症化予防サービス「ヤックル」とパートナー活動開始　10月には島根のインキュベーションセンター・出雲ベースにてPoC調査も開始

生成AIを活用した診療補助・事前問診AI「キュラルミ」とAI電話「ファスマネ® コール」の事業拡大のお知らせ

AI-DataScience株式会社

2024年9月26日 10時00分

“AIとデータで社会課題を治療して進化させる“というミッションを掲げるAI-DataScience株式会社（所在地：東京都渋谷区　代表取締役：倉橋一成）はこの度、生活習慣病重症化予防サービス「ヤックル」をオンライン保険診療/法人向け健康経営として提供する株式会社アルゴス（所在地：東京都江東区　代表取締役：布川佳央）とパートナー契約を締結し、パートナー活動を開始しました。

また10月には島根のインキュベーションセンター、一般社団法人出雲ベース（以下、出雲ベース）において、株式会社メディ・エンジン（所在地：東京都港区　代表取締役：東貴大）と、診察時間を削減し人材不足を解決する診療AIサービスCuralumi（キュラルミ）やAI電話のファスマネ® コールのPoC調査も開始します。

株式会社アルゴスや出雲ベース／株式会社メディ・エンジンとの取り組みを生かしながら、当社のCuralumi（キュラルミ）やファスマネ® コールを通じて医療業界のDX化に貢献します。

概要

▼ 株式会社アルゴスとのパートナー契約について

同社では、生活習慣病重症化予防サービス「ヤックル」を、オンライン保険診療として昨年12月から提供開始しました。https://yakkle.jp/

また、今年6月より定期通院が必要な生活習慣病の従業員、定期健康診断で有所見者となった従業員を対象に法人向け受診勧奨支援の福利厚生サービスとして提供開始しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000127099.html)

この度のパートナー契約締結により、両社の持つ技術やノウハウを掛け合わせ、共に医療業界のDX化推進への貢献を目指します。

▼ 出雲ベースでのPoC調査と株式会社メディ・エンジンとの取り組みについて

当社では現在、診察時間を削減し人材不足を解決する診療AIサービスCuralumi（キュラルミ）のβ版をフランスのクリニックにて導入し、診療効率が2倍にも向上したという結果を得ました。（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000133761.html）

この度、島根大学医学部附属病院の岩下義明教授と共に、同氏が代表を務める一般社団法人出雲ベースにてPoC調査をさせていただき、診療効率の調査とサービスの更なる改善を図ります。

また、当社のAI電話、ファスマネ® コールの技術を活用し、株式会社メディ・エンジンと共同で訪日・在日外国人向けの診療情報提供を行うAI電話サービスを開発しています。

日本でどのようなクリニックや病院に行けば良いか分からない外国人に対して、外国語対応可能なクリニックや病院の情報提供を行う予定です。

診療AIサービスCuralumi（キュラルミ）概要

Curalumi(キュラルミ)とは、Cure(治る)とLuminous(輝く)を組み合わせた造語です。

生成AIを活用し、スマホで症状をAIにいつでも相談できるWEBサービスで、クリニックや病院が発行したQRコードを読み込むと、AIに相談した内容や問診内容が医師に送信されます。

キュラルミへの症状に関する相談は完全無料で行えます。（https://curalumi.com）

診察前に医師に症状を共有できるため、診察時間の短縮、さらに1日で診察できる患者数の増加、患者待ち時間の短縮、対応スタッフの負担軽減などが期待できます。

日本の複数クリニックにてPoCを進め、医療系サービスを手掛ける複数の大手企業さまとも連携を進めています。

AI-DataScience株式会社の強み

現在日本の医療業界では、医師の不足やハードな勤務体系など、様々な課題を抱えています。救急医療においても、搬送人数は急増する一方で救急専門医数はすくなく、病院の負担が大きくなっています。

医療業界でデータサイエンス/AIを長く研究し、博士号取得後は医療以外の分野で経営コンサルティングを行ってきた倉橋は、世界でのアート活動を経て、AIやDXによって労働力不足を解消するためにAI-DataScience株式会社を設立しました。総額100億円超の利益を創出した経営/アート思考と、6ヶ月で診療AIをリリースしたAI/SaaS開発スピードを強みに、「AIとデータで社会課題を治療し進化させる」をミッションに掲げ活動しています。

この強みを活かし、他AI企業や開発会社にはできない、“アート思考による画期的な課題解決方法とシステム設計力”によって、広くて大きい課題解決を素早く提供していきます。医療分野以外にも、ニーズやペインがあって人手不足が起こっているさまざまな場面でAI/SaaSを提供していきます。

コールセンター向けのAI電話、トラックなどの配送場面向けAI/SaaS、製造現場や建設業向けAI/SaaS、最適人材配置AI/SaaS、オフィスワーカー全体で活用できるAIエージェントなど、それぞれの場面でパートナー構築を進めながら企画や事業構築をしています。

(https://docs.google.com/presentation/d/1BisZPjDHRwfoTOj7-rgpwj6xvApy7B5VPwrDcj52VPQ/edit#slide=id.g27fb2ae13f3_0_0)

この度、当社代表・倉橋は株式会社アルゴスと株式会社メディ・エンジンの社外CTOとなり、各社が行うサービス場面でのニーズやペインをより深く知ることで、より良いAI/SaaSサービスやプロダクトを作っていくことを目指します。

5年後ユニコーン企業となることを目指し、さまざまな分野でAIやSaaSによる社会課題を解決していきます。KDDI創始者の千本倖生氏が出資に入っており、当社がAIやSaaSによって次世代のAIインフラを担うことで、日本がデジタル国に進化していくことが期待されています。

パートナー企業／PoC病院からのコメント

株式会社アルゴス　代表取締役布川佳央

当社は慢性疾患の継続治療に課題を抱える患者様に、最高の医療体験を届けることを目指しています。先行事例の少ないオンライン保険診療において、どのように患者様に寄り添い企業価値を創出するか悩んでいる際にAI-DataScienceさんと知り合うことが出来ました。

開発戦略の壁打ちからご支援いただき、倉橋さんの知見や引き出しの多さにいつも助けられています。今回、倉橋さんを社外CTOとして招聘し、共に最高の医療体験を追及できることに非常にワクワクしています。オンライン保険診療の新しい形を一緒に作りましょう！

経歴）介護福祉士、ITエンジニアを経て、セキュリティコンサルタントとして活動。2024年11月に株式会社アルゴス代表取締役に就任。自身の課題の多かった治療体験から慢性疾患重症化予防サービス「ヤックル」をリリース。

株式会社メディ・エンジン　代表取締役東貴大

訪日外国人向けAI電話を依頼したところ、短期間で素晴らしいプロトタイプが完成し、とても感動しました。プロダクトの完成とサービス化が待ち遠しいです。キュラルミは、患者がナラティブに症状を記載することで、短時間で追加の問診や鑑別診断を提示できる画期的なサービスだと考えています。10月からは出雲ベースでPoCを開始し、同時に臨床研究も進めていく予定で、とても楽しみにしています。

AI-DataScience社とともに、ヘルステック業界をさらに盛り上げていければと思っています！

経歴）京都府立医科大学を卒業後、沖縄の県立病院や都内の大学病院で研修を積み、現在は島根大学病院救急部で非常勤医師を務めています。また、大学在学中に学習塾事業の会社を創業し、その後、事業を売却しました。医師としての研修を終えた後は、外資系コンサルティングファームでの勤務を経て、株式会社メディ・エンジンを創業し、さくらオンラインクリニックを開院しました。医療の第一線に立ちながら、「医療の力で社会を良くする」というスローガンのもと、ビジネスサイドから医療制度改革に挑戦しています。