【ペットとの暮らしについて】ペットと一緒に暮らす男女300人アンケート調査
ペットと一緒に暮らすおうち選びでのこだわりポイントは?今回はペットと一緒に暮らしている男女300人を対象に「暮らし」に関するアンケート調査を実施いたしました。
【調査概要】
・調査対象:ペットと一緒に暮らしている方
・調査期間:2024年12月10日〜15日
・調査機関:自社調査
・調査方法:Webアンケートによる調査
・有効回答数:300人(女性211人/男性89人)
・回答者の年代:10代 1.7%/20代 20.0%/30代 33.7%/40代 29.3%/50代 11.3%/60代以上 4.0%
【調査結果サマリー】
・一緒に暮らしているペットの種類として「犬」が最多
・ペットと一緒に住んでいる家として「戸建て(持ち家」が1位
・ペットと暮らすおうち選びでこだわったポイントは「広さ・天井の高さ」と判明
・ペットと住んでいて悩んでいることとして「家探し」「匂い」「傷」
一緒に暮らしているペットの種類として「犬」が最多
ペットと一緒に暮らしている300人に「一緒に暮らしているペットの種類」を聞いたところ、1位は「犬」が55.7%、2位は「猫」29.0%という結果でした。8割以上の方が犬または猫と暮らしており、それ以外では鳥やハムスター、爬虫類といった種類のペットと暮らしていることがわかりました。
<一緒に暮らしている犬のトップ5>
・1位 トイプードル:18.4%・2位 チワワ:13.8%・3位 柴犬 11.5%・4位 ミニチュアダックスフンド:9.7%・5位 ポメラニアン:4.0%
小型犬と一緒に暮らしている方が多いことが予想される結果となりました。
ペットと一緒に住んでいる家として「戸建て(持ち家」が1位
「住んでいる家」について聞いたところ、1位は「戸建て(持ち家)」が57.3%、2位は「マンション(賃貸)」が18.7%、3位は「マンション(持ち家)」が12.3%という結果となりました。6割近くの方が自身の住まいでペットと一緒に暮らしていることがわかります。
ペットと暮らすおうち選びでこだわったポイントは「広さ・天井の高さ」と判明
「ペットと暮らすおうち選びでこだわったポイント 」について聞いたところ、1位は「広さ・天井の高さ」58.0%、2位は「間取り」20.3%という結果となりました。ペットと一緒に暮らしている方の多くが、室内をこだわりポイントとして考えているようです。
<1位 広さ・天井の高さ>
・狭すぎると動ける範囲が限られるし、物がない部屋を作りたかったので。(30代 女性 犬)
・家が広いほどペットの遊べる空間も増えるから。(30代 女性 犬)
・家の中で飼っているため、鳴き声等が漏れ出て近所迷惑にはなりたくないから。
(30代 男性 犬)
・ワンコがのびのびできるよう、広い場所を確保しました(40代 女性 犬)
広さや天井の高さが重要視される理由として、動きやすさ、プライバシーの確保、そしてペットが快適に過ごせる環境作りが挙げられました。特に犬と一緒に暮らす場合、運動スペースの確保や騒音問題への配慮を意識しているようです。
<2位 間取り>
・犬が遊べるほどの広さと犬が転ばない様に部屋の仕切りを無くしてなくした
(30代 女性 犬)
・ペットも一緒に住めるほどの間取り・広さになっているかを重要視した。ある程度走り回ることができたり、ワンちゃん専用スペースを確保したかった。(40代 女性 犬)
・猫が自由に家の中を行き来できるように猫の通り道をドアに取り付けたりした
(40代 男性 猫)
・ペットと暮らすとなると、ペット専用の部屋が必要となるから。(60代 男性 犬)
広さや仕切りの工夫、専用スペースの設置など、ペットが自由に動き回れる環境を整えることを重視するといった意見が挙がりました。また、ペット用の通り道やペット専用の部屋など、ペットの種類やニーズに合わせて間取りを考えていることもあるようです。
<3位 周辺環境(お散歩ルート)>
・無料のドックランが徒歩10分以内にあるので今の住まいを選びました。(20代 女性 犬)
・散歩が好きなので安心なルートかストレスはなさそうか調べた(30代 女性 犬)
・毎日お散歩に連れて行ってあげたいので、お散歩する時に自然があって楽しくお散歩できそうな環境を重視しました。(40代 女性 犬)
・運動量が必要な犬種なので、公園が近い立地が良いと思います。(50代 女性 犬)
ペットと一緒に暮らす際、特に犬と一緒に暮らす方は、周辺環境やお散歩ルートが重要な選択基準となっていることがわかります。ドッグランや公園が近く、自然環境が整っている場所を重視する飼い主が多く、犬の運動やストレス解消に配慮している様子が伺えます。
ペットと住んでいて悩んでいることとして「家探し」「匂い」「傷」
「ペットと住んでいて悩んでいること」について聞いたところ、1位が「家探しが大変」が58.3%、2位が「匂いが取れない」が24.0%、3位が「家具や壁に傷がつく」が21.3%という結果となりました。ペットと一緒に暮らす家探し、一緒に暮らした後の匂いや傷について悩んでいるという意見が上位に挙がりました。
<1位 家探しが大変>
・ペット可の物件がそもそも少ないこと。ペット可の物件は値段が高い(20代 女性 猫)
・ペット可の物件がなかなか無く、その中でも猫可は特に少ない(30代 女性 猫)
・駅から遠かったり、家賃が高かったりして探すのが大変だったから(30代 女性 犬)
・賃貸に住んでいるので、希望のエリアにペット可能の物件が少ないのが悩みです
(30代 女性 犬)
ペット可の物件が少ないことや、家賃が高いことが主な悩みとして挙げられています。さらに、猫可の物件や希望エリア内での選択肢の少なさも問題となっているようです。ペット共生型の住居や賃貸物件の拡充が求められていることが予想されます。
<2位 匂いが取れない>
・トイレシーツの後処理、散歩から帰ってきた時の匂いが気になる。外に少しでも出ていると、匂いが毛に吸収されてしまうのかなかなか匂いがとれない(20代 女性 犬)
・毎日お風呂に入れているわけではないので、匂いがどうしても気になる(30代 女性 犬)
・ペット専用部屋なので、滞在時間が長いせいかニオイがこもる。(50代 男性 犬)
・おもらししたり吐いたりするので匂いがしみついて取れないです。(50代 女性 犬)
散歩後やトイレの後処理、部屋にこもる匂いなどが特に気になる点として挙げられています。また、日常的なケアが難しいために匂いが蓄積されやすいという課題もあります。
<3位 家具や壁に傷がつく>
・部屋の仕切りの木や,ドアをめっちゃ噛んでいる(20代 女性 ウサギ)
・クローゼットがボロボロ、柱も爪とぎが凄いので、敷金は諦めるどころか追加が必要だと思うと憂鬱です。(40代 女性 猫)
・新築3年目ですが、壁や家具が傷だらけで悲しい。(30代 女性 犬)
・ソファがすぐにボロボロになります。最初は対策をしていましたが、結局あきらめました。
(40代 女性 猫)
噛む、爪とぎ、走り回るなど、ペットの行動が原因で家具や壁が損傷するケースが多く見られます。賃貸物件の場合、敷金が返還されないどころか、追加費用が必要になることも不安視されています。
<4位 ペットのいたずら>
・かじるのが大好きな動物なのでかじると危ないものがあるので心配。壁も角の部分はぼろぼろにされる(40代 女性 チンチラ)
・壁紙やソファーをかじったりします。床に傷が入ります。脱走するので窓や玄関を開けっぱなしにできません。(30代 女性 犬)
・子犬の頃はなんでも噛んだり引っ掻いたりするので、家具がボロボロになった
(40代 女性 犬)
・いたずらしても大丈夫な家具や内装にしているつもりですが、想定外の高さにある壁紙を剥がしたり、物を散乱させたりしています。そのため、余計な出費のほかに、新たな工夫をあれこれ考える必要があります。(40代 男性 猫)
壁や家具をかじる、傷つける、脱走を試みるなど、ペットの予想外の行動に苦労している様子が伺えます。
<5位 近隣住民からのクレーム>
・新しい方がこしてきてから以前の方からは一度もなかったクレームがありました。もともとペット可の物件だったので驚き困惑しました。夜間の足跡はトイレに行くだけのことで走り回ったりはしていません。(30代 女性 犬)
・犬が吠えることがあるのでうるさいと言われないか気になりました。(30代 男性 犬)
・近所に動物嫌いの人が住んでいて、犬が吠えることに対してクレームがあることです
(40代 男性 犬)
・やはり、動物だから予想不可能な対応が起きたら大変だから(40代 男性 鳥)
ペットの鳴き声が原因でクレームにつながるケースもあるようです。
また、中にはペット可の物件であってもトラブルに発展しているといった意見も挙げられました。
<5位 ペットに対しての家の広さ/狭さ>
・住んでみると、ちょっと走り回るのには手狭なのが気になってきました。(40代 女性 猫)
・間取り的にペット向きではないし掃除がしにくい(50代 女性 犬)
・わんこのものがどんどん増えていくためにスペースが狭くなっています。(50代 女性 犬)
・小鳥の鳥かごがあまり大きくないから、小鳥が自由に遊べない(60代 女性 鳥)
手狭な空間では、ペットが十分に動き回れないことや、物が増えることで生活スペースが圧迫される問題が挙げられています。また、間取りがペットの特性に合っていない場合や、遊び場が確保できないといった意見もあるようです。
まとめ
今回の調査結果から、ペットの種類は「犬」が最も多く、特にトイプードルやチワワなどの小型犬の意見が多くありました。住居タイプは「戸建て(持ち家)」が最も多く、家選びで重要視されたのは「広さ・天井の高さ」や「間取り」であり、ペットの動きやすさやプライバシー確保が重視されています。
一方で、ペットと暮らす際の悩みは「家探しの難しさ」や「匂い」「傷」が挙げられ、、家具や壁に傷がつくことが問題視されているようです。これからペットを飼おうと考えている方は、ぜひこちらのアンケートをご参考ください。
※アンケート調査結果はデータは以下からも閲覧可能です。
URL:https://ebisu-fudousan.com/realestate/survey/3028/
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