エクセディ、自社開発・製造の電動アシスト製品を、5/1(金)「をくだ屋技研」より発売

～パレット搬送を楽に、安全に～　パレットトラックに加工無しで取り付け可能　手元のスイッチを押すだけで、普段の「押す/引く」動作を電動でアシスト

株式会社エクセディ

2024年4月25日 18時59分

株式会社エクセディ（本社：大阪府寝屋川市｜コード：7278 東証プライム市場）は、物流・製造現場で使用されるパレットトラックに、後付けが可能な電動アシストユニットを開発しました。本製品は2024/5/1(水)より、株式会社をくだ屋技研（本社：大阪府堺市）から販売されます。

製品の特長

・株式会社をくだ屋技研「キャッチパレットトラック」の一部品番に後付け可能

ボルトオンで取り付け可能です。穴あけ、切断などの加工は不要です。

・免許不要で誰でも簡単操作

手元のスイッチを押しながらパレットトラックを押す/引くだけで、アシスト力を自動制御。重い荷物も楽に運ぶことができます。

・アシスト力調整機能

積荷の重さに合わせてアシスト力の調整（6段階）が可能。積荷の重さ・量にばらつきがあっても、最適なアシスト力で運べます。

・各種安全機能を搭載

非常停止スイッチ、急加速検知機能、速度超過検知機能、補助ブレーキ、異常/故障

検知機能など安全性を高めるための機能を多数搭載。現場の安心安全な環境づくりに貢献します。

・着脱可能な小型バッテリ

バッテリが着脱式になっているため、バッテリを交換すれば連続で使用できます。

技術コンセプト

モジュール化により柔軟な電動製品づくりを実現

この技術はモジュール化したコンポーネント同士をフレキシブルな要素で繋ぎ合わせる

ことで、1つのユニットを構成。これにより、柔軟な設計が可能になり、さまざまな業界・分野で求められる個別のニーズに応えることが可能になりました。

人に寄り添うアシスト機能

なめらかで自然な加速・減速を実現。万が一、使用中に手が離れても自動でゆっくりブレーキがかかるなど、すべての人が安心、安全、簡単に使えるようにシステムを設計しました。

開発経緯

エクセディは、約10年前からモータやインバータ、またそれらを利用したシステムの技術開発を行ってきました。開発にあたる中で、「電動化の技術や知見を自動車以外の分野に活用し、社会に還元したい」と考え、「E³-Drive Technology®」というコンセプトが生まれました。開発メンバーが日々の業務で感じていた、「荷物を運ぶ」ことの負担を軽減できないかという思いから、電動アシスト製品の開発がスタート。開発初期はごく少人数で原理試作機を設計・試作し、実機での評価や社内実証をしながら改良を重ねてきました。この度、「搬送作業を楽に、安全に」といった思いに共感頂き、株式会社をくだ屋技研様より本製品のリリースが決定しました。

今後の展望

第2弾として、かご台車やカートの運搬をアシストする「電動アシストタガー」を開発中です。今後もさまざまな電動製品開発を続け、社会課題の解決に貢献してまいります。