マイトジェニック、新規成分「マイトルビン」の抗老化・心機能改善効果を学術発表。Nature系『npj Aging』に掲載
日本抗加齢医学会パートナー誌にて、老化ミトコンドリアの機能改善と個体の生存期間の延長を実証。アンチエイジング医学の社会実装を加速

株式会社マイトジェニック(本社:東京都新宿区、代表取締役:谷若慶人)は、当社が開発を進める植物由来の新規ミトコンドリア活性化成分「マイトルビン」に関する研究成果が、2026年4月18日付で、日本抗加齢医学会のパートナー誌であるNature系国際学術誌『npj Aging』に掲載されたことをお知らせいたします。
本研究では、マイトルビンがミトコンドリアの機能を改善し、老齢マウスの心機能低下を抑制するとともに、栄養過多による肥満糖尿病マウスにおいて生存期間を大幅に延長させることを実証しました。
当社は、この革新的なアカデミアの知見を基盤とし、ミトコンドリアを標的とした次世代のアンチエイジング医学の社会実装を強力に推進してまいります。
◆ 研究の概要
学習院大学理学部の柳 茂教授らの共同研究グループは、老化に関与するミトコンドリア酵素「MITOL(マイトル)」を指標とした独自のスクリーニングにより、ミトコンドリアを “増やして強くする” 植物由来の新規化合物「マイトルビン」を発見しました 。

本研究では、培養細胞においてマイトルビンがエネルギーを産生するミトコンドリアの「量」と「機能」を同時に改善することを見出し、老齢マウスへの投与実験においては、加齢に伴う心機能低下の顕著な改善を確認しました。
さらに栄養過多による肥満糖尿病マウスにおいては、生存期間中央値を約40%延長させる成果を得ました。
なお、本研究で用いられた培養細胞およびマウス実験には、当社が特許出願済みの独自の水溶性化技術を適用したマイトルビンが使用されています。
▶本研究の詳細は、学習院大学・日本女子大学・東京都長寿医療研究センターによる共同プレスリリースをご参照ください。
◆ ミトコンドリアを標的とした新たな抗加齢アプローチ
ミトコンドリアの機能低下は、加齢にともなうさまざまな疾患の発症と密接に関係していることが知られています 。
そのため、マイトルビンのような経口摂取可能なミトコンドリア活性化剤は、健康寿命の延伸や加齢に伴う諸課題に対する新たなアプローチとなることが期待されています。

さらに、マイトルビンには水に溶けにくいという課題がありましたが、当社の水溶性化技術により、その課題を克服しました。
これにより、生命科学研究における長期的な投与評価が可能となり、生体での有効性検証や将来的な社会実装に向けた重要な基盤が整いました。
当社は、こうした革新的な研究成果を、一刻も早く社会実装へとつなげる役割を担っています。
◆ 大学発研究の社会実装に向けて:マイトジェニックの取り組み
当社は、学習院大学における長年のミトコンドリア研究を健康・医療分野へ橋渡しすることを目的に設立された、大学発スタートアップです 。
本論文の共著者でもある当社の研究開発メンバーは、アカデミアの知見を実社会のソリューションへと変換すべく、以下の活動を強力に推進しています 。
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研究開発・製品開発:エビデンスに基づく次世代アンチエイジング成分の最適化
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共同研究・事業連携:国内外のアカデミアおよび企業とのパートナーシップ構築
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知財化・情報発信 :独自技術の保護と、ミトコンドリアに関する正しい知識の普及

◆ 国際学術誌「npj Aging」および特別論文集への掲載について
『npj Aging』は、Nature Portfolioの一誌であり、日本抗加齢医学会(理事長:森下 竜一)とのパートナーシップのもとで刊行される、加齢医学分野のオープンアクセス国際学術誌です。
また、本研究論文は、同誌の特集「Mitochondria at the Heart of Aging: Structure, Function and Failure(老化の中心にあるミトコンドリア:構造・機能・破綻)」に収載されました。

本特集は、持続可能な開発目標(SDGs)のうち「すべての人に健康と福祉を(SDG3)」などに関連する研究を推進する取り組みの一環として位置づけられています。
◆ 今後の展開
今後は、学習院大学・日本女子大学をはじめとする共同研究パートナーとともに、作用機序のさらなる解明、安全性・有効性の検証をさらに進めてまいります 。
また、食品・化粧品・医療領域における一層の応用可能性を視野に、研究開発およびグローバルな事業連携を加速させてまいります。
将来的には、ヒト以外の動物への応用も見据え、ミトコンドリアを標的とした新しいアプローチによる健康課題の解決に貢献してまいります。
◆ 論文情報
論文名:Mitorubin, berberrubine-based compounds that improve mitochondrial function, exhibit cardioprotective effects against age-related cardiac dysfunction
雑誌:npj Aging (Nature Portfolioの一誌として発行される日本抗加齢医学会パートナー誌)
著者名:Michio Sato, Daishi Tanabu, Daisuke Torigoe, Tsuyoshi Kadomatsu, Keito Taniwaka, Yoshinobu Ogata, Isshin Shiiba, Yuiko Suzuki, Naoki Ito, Ryoko Inatome, Takeshi Tokuyama, Toshihiko Takeiwa, Satoshi Inoue, Eito Kanai, Takashi Hamano, Hiromi Hirata, Kayoko Kanamitsu, Hiroyuki Kusuhara, Akihito Yokosuka, Yoshihiro Mimaki, Hideki Abe, Yuichi Oike, Shigeru Yanagi
URL:https://www.nature.com/articles/s41514-026-00366-w
DOI:10.1038/s41514-026-00366-w
株式会社マイトジェニックについて
マイトジェニックは、学習院大学理学部・柳茂教授による長年のミトコンドリア研究の成果をもとに2023年に設立された大学発ベンチャー企業です。植物由来の新規ミトコンドリア活性化成分「マイトルビン」に関する研究成果を活用した抗加齢ソリューション事業を展開しています。日本抗加齢協会主催「第7回ヘルスケアベンチャー大賞」大賞、CAMPFIRE主催「クラウドファンディングアワード2025」などを受賞。日本抗加齢協会認定スタートアップカンパニー。
会社名:株式会社マイトジェニック (MitoGenic Co., Ltd.)
代表者:谷若 慶人
所在地:東京都新宿区高田馬場3丁目1番5号 サンパティオ高田馬場309号室
設立:2023年4月
URL:https://mitogenic.jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社マイトジェニック
担当:谷若・尾形
メール:info@mitogenic.co.jp
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