がん治療とお金の不安を、社会全体で支える~全国1741市区町村で家計相談ができる社会へ~
病院・地域・FPが連携し、がん患者さんが安心して治療を続けられる社会へ
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
当協会は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「一般社団法人患者家計サポート協会」の夢です。
■1741すべての市区町村で、がん患者さんが地元で家計相談できる社会へ

一般社団法人患者家計サポート協会は、全国1741の市区町村すべてで、がん患者さんが地元で治療とお金の不安を相談できる環境の実現を目指しています。
がんと診断されたとき、多くの方が治療そのものだけでなく、医療費、収入減少、生活費、今後の家計の見通しといった経済面の不安を抱えます。
私たちは、がん治療とお金の不安を、社会全体で支えられる未来の実現に挑戦します。
■夢を実現したい、その背景
がん治療の長期化が進む中、患者さんやご家族にとっては、「今月の医療費」だけではなく、治療開始後の収支の見通しや生活設計をどう立てるかが、これまで以上に重要になっています。
さらに現在、高額療養費制度の見直し案も検討されており、今後はこれまで以上に、“治療と暮らしを年単位で見通す支援”が必要になると考えています。
制度だけを知るのではなく、その人の家計・働き方・家族状況に合わせて考える支援が求められています。
社会全体で支えていくべき“経済面の不安”がある
多くの医療機関では、がん相談支援センターなどを中心に患者支援が行われています。
一方で、
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医療機関によって相談体制に差があること
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相談人員が限られていること(がん診療連携拠点病院以外の病院やクリニックなど)
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公的制度だけでは解決しない相談が多いこと
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家計全体の見通しや生活設計は個別性が高いこと
などから、
医療現場だけで十分に対応することが難しいケースも少なくありません。
そのため、私たちは医療従事者と連携しながら、患者支援のFPとして家計相談を行う役割が必要だと考えています。
■患者家計サポート協会のこれまでの取り組み

当協会ではこれまで、
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千葉大学医学部附属病院で医療従事者と連携した家計相談支援
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オンライン相談
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ちばメディカルカフェでの相談対応
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がん関連イベントでの相談支援
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医療従事者対象勉強会、事例検討会
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患者支援が行えるFP「患者家計アドバイザー®」の育成
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がん患者の経済面の実態調査
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製薬会社と共同で希少疾患患者を対象とした医療費相談会
などに取り組んできました。
これまでに、延べ200件以上の患者相談に対応してきました。
制度の案内だけではなく、その人にとって今後どれくらいの支出が想定されるのか、生活をどう守っていくのかまで含めて、一緒に整理する支援を行っています。
■私たちが実現したい未来 ― 「訪問FP」という選択肢

現在は、オンラインを中心に、病院・メディカルカフェ・イベント等で相談を行っています。
しかし今後は、療養中の自宅でも、もっと気軽に対面で相談できる体制を整えていきたいと考えています。
もし、訪問診療、訪問看護、訪問介護と同じように「訪問FP」が当たり前になったら――
がん患者さんやご家族が、自宅で、家族と一緒に、これからの治療とお金について落ち着いて考えることができます。
通院や体調面の負担がある方にとっても、「必要な支援を、必要な場所で受けられる」社会に近づけるはずです。
■この夢は、すでにいる181,117名のFP資格者とともに実現できる
日本FP協会によると、2026年3月1日時点でCFP®認定者 28,301名、AFP認定者 152,816名、合計 181,117名の有資格者がいます。
この大きな人的資源が、医療や患者支援とつながることで、地域の支援体制はさらに広げられる可能性があります。
私たちは、FPの知識や経験を、患者支援に活かす新たな役割として社会に広げていきたいと考えています。
■医療・金融・保険・自治体とともに実現したい
この夢は、私たちだけでは実現できません。
だからこそ、私たちは次のような方々・組織と一緒に進めていきたいと考えています。
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医療機関・クリニック
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金融機関
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保険会社
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自治体
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地域の支援団体
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患者支援に関心のあるFP
がんになっても、住んでいる場所によって支援の差が生まれない社会へ。
患者さんが、治療をあきらめず、暮らしも守りながら治療に向き合える社会へ。
一般社団法人患者家計サポート協会は、「がん治療とお金の不安を、地域で支える」未来の実現に挑戦していきます。
この取り組みに関心をお持ちいただける医療機関・自治体・企業・支援者の皆さまと、今後の連携を広げていければと考えています。

一般社団法人 患者家計サポート協会
がん患者やその家族が抱える経済的な不安をサポートする、ファイナンシャルプランナー(FP)による非営利団体です。
看護師経験を持つ代表理事の黒田ちはるが、お金の専門家であるFPとして2016年よりがん患者さん専門の家計相談を開始、日本のがん治療の経済毒性を解決する目的で、2023年に千葉県内のFP3名で当協会を設立しました。
がん治療にかかる医療費の捻出や生活費、住宅ローン、教育費といった不安に対し、医療機関や保険会社、製薬会社と連携しながら、患者さん向けに対面およびオンラインで無料相談会を実施しています。
公式サイト:https://patient-support-fp.com/
【主な取り組み】
①患者さん向け
医療費とお金の無料相談会、ちばメディカルカフェ、制度とお金の勉強会
②医療従事者向け
医療費とお金の無料相談会、制度とお金の勉強会
③FP向け
患者支援FP「患者家計アドバイザー®」の育成研修
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