ひらくが手がける滞在型書店「BUNKITSU TOKYO」、2026年度グッドデザイン・ベスト100を受賞

~コンセプト開発・総合プロデュースを担当した文化複合施設「ねをはす HOTEL BOOK&CAFE」もグッドデザイン賞を受賞~

ひらく

 株式会社ひらく(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:染谷 拓郎、https://hiraku.info/ 、以下「ひらく」)がコンセプト開発から企画・プロデュース、開業後の運営まで一貫して手がける滞在型書店「BUNKITSU TOKYO」は、2026年度グッドデザイン・ベスト100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

 あわせて、ひらくがコンセプト開発・総合プロデュースを担当した山口県下関市の文化複合施設「ねをはす HOTEL BOOK&CAFE」も、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。

■BUNKITSU TOKYO | 本を買う場所から、過ごすことを楽しむ場所へ

BUNKITSU TOKYO

 2025年9月、ニュウマン高輪にオープンした「BUNKITSU TOKYO」は、「文喫」の4店舗目として、店舗面積1,000坪超、約10万冊の蔵書、3つのカフェラウンジを備える、文喫史上最大の旗艦店です。「100年先の心豊かなくらし」を目指す高輪ゲートウェイシティにおいて、本を買うだけでなく、何度でも遊びに行きたくなる本屋を目指して企画・プロデュースしました。

 「心が躍る、自由で、楽しい本屋」をコンセプトに、読書や仕事、会話、休息など、訪れる人がその日の気分や目的に合わせて自由に過ごせる空間を計画。個性の異なる3つのカフェラウンジと、日常的に本を選び、買い物を楽しめる書店エリアを組み合わせ、多様な過ごし方を受け入れる場所を実現しました。

 さらに、山のような段差のある本棚や、迷路のように入り組んだ本棚、子どもがくぐって遊べる本棚など、遊び心のある書棚を随所に配置。店内を歩き回ること自体を楽しみながら、思いがけない本との出会いや新しい発見が生まれる空間をデザインしました。

 こうした多様な居場所と、遊び心のある本棚を組み合わせることで、本屋で過ごすこと自体に価値を生み出し、従来の「本を買う場所」から「遊びに行きたい場所」へと、本屋の可能性を広げています。

〇審査委員による評価コメント

 本には、人の知性や想像力を刺激し、豊かな時間を生み出す力がある。このプロジェクトは、その価値を単なる書籍販売にとどめず、都市の中で知性に触れる体験の連続へと昇華させた点が高く評価された。文喫はこれまでも新しい書店のあり方を提案してきたが、この施設ではその思想をさらに発展させ、子どもから大人まで、多様な人々が自然に集い、歩き、語らい、偶然に本と出会う「知の街」へと挑戦している。広大な空間でありながら、ゾーニングや什器計画、書棚の構成、遊び心ある仕掛けに至るまで緻密に計画され、歩みを進めるたびに新たな発見と知的好奇心が喚起され、高密度な体験を実現している。

 一方で、空間全体は軽やかで統一感のあるデザインで貫かれ、それぞれのエリアが異なる個性を持ちながらも、ひとつの街のように心地よく連続していく構成も見事である。これほどの規模の空間を、最後まで密度と完成度を損なうことなくデザインし切った力量は特筆に値する。

 文喫というブランドが、既存の価値に安住することなく、その思想を都市スケールへと拡張した挑戦は、書店という枠組みを超え、これからの知的文化の拠点のあり方を示した優れたデザインである。

〇店舗情報

名称   :BUNKITSU TOKYO(ブンキツ トーキョー)

オープン日:2025年9月12日(金)

所在地  :東京都港区高輪二丁目21番2号 ニュウマン高輪 South 5F

営業時間 :11:00~20:00(飲食L.O. 19:30)

定休日  :施設の休館日に準ずる

入場料  :カフェラウンジをご利用の場合(いずれも税込、未就学児無料)

      60分1,100円、以降30分ごとに550円、1日最大3,850円

店舗面積 :約3,300㎡

取扱い書籍:約10万冊(内、カフェラウンジ約2万冊)

コンセプト:心が躍る、自由で、楽しい本屋

企画・運営:株式会社ひらく

受賞ページはこちら https://www.g-mark.org/gallery/winners/39664?text=BUNKITSU

BUNKITSU TOKYO HPはこちら https://tokyo.bunkitsu.jp/

ひらくWORKSページはこちら  https://hiraku.info/works/2698/

■「ねをはす HOTEL BOOK&CAFE|地域に根を張り、文化と人が交差する場へ

ねをはす HOTEL BOOK&CAFE

 2024年11月、山口県下関市住にオープンした「ねをはす HOTEL BOOK&CAFE」は、はやし住宅が運営、ひらくがコンセプト開発、ブックホテルおよび住宅が運営、ひらくがコンセプト開発、ブックホテルおよび書店の企画・プロデュースを手がけた文化複合施設です。約2万冊を在庫する書店、カフェ、レストラン、ブックホテルが一体となっています。

 はやし住宅の自社ビル建て替えにあたり、「自社のために社屋を新しくするのではなく、地域のために何ができるか」という問いから構想がスタート。地方都市におけるコミュニティの希薄化や、子どもたちが文化に触れる機会の減少に対する危機感から、新たな地域拠点のあり方を検討しました。「地域に太い根を這わせ、大樹のような存在でありたい」という想いを込め「ねをはす」と命名。空間の中心にあるシンボルツリーから広がる曲線の本棚、人々が集う大階段、洞窟本棚をしつらえ、世代を超えて人々が交差する場をデザインしました。
 日中は地域に開かれた「まちの本屋」として、地域住民が主体となるさまざまな活動を支える場、宿泊者には閉店後の21時から朝5時までランタン片手に店内を巡る「夜の本屋」という非日常の体験を提供しています。

〇ひらくの関わり方:コンセプト開発、プロデュース

 コンセプト開発及びサービス設計、ネーミング、選書・空間演出、オープン時PR、開業後の企画アドバイザリーなどの施設全体の総合プロデュースを担当しました。近年、地方都市においては人口減少や中心市街地の求心力低下が課題視されてきました。

 この課題に対し私たちは、単なる宿泊施設や書店の枠を超え、下関に暮らす人々と訪れる人々が同じ空間で行き交い、地域の日常と非日常が交差する文化複合施設の在り様を模索。画一的な観光開発や商業主義とは異なる、独自のコンセプト開発を進行しました。

 地域に深く「根を張る」ための本屋・ホテル・レストランの事業構造からデザインし、県外からも人が訪れる新たな賑わいの拠点と地域文化のハブを創造しています。

〇審査委員による評価コメント

 自社ビルの立替を、地域の未来に何が残せるかという問いへと転換し、本屋を核に、文化や学び、人々の英みが交差する場を丁寧につくり上げた。書店をはじめ、まちの文化的な社会基盤が失われつつあるなか、民間企業が自ら公共的な役割を引き受け、地域の文化・教育へ長期的に投資する意思を高く評価した。持続可能な事業として地域の文化的コモンズを支え、子どもたちの日常に多様な文化との出会いを育む、これからの地域企業のあり方を示す実践である。

〇施設情報

名称   :ねをはす HOTEL BOOK & CAFE

開業日  :2024年11月2日(土)

所在地  :山口県下関市秋根西町2-7-2

客室数  :全39室

受賞ページはこちら https://www.g-mark.org/gallery/winners/35962?text=ねをはす
ねをはす HPはこちら https://neohas.jp/
ひらくWORKSページはこちら https://hiraku.info/works/2488/

■グッドデザイン賞とは

 グッドデザイン賞は、1957年創設の、⽇本で唯⼀の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節⽬にあたります。

https://www.g-mark.org/

■「文喫」について ( https://bunkitsu.jp/ )

 文喫は、“文化を喫する、入場料のある本屋”をコンセプトに、持続可能な新しい書店モデルの提案として展開している滞在型書店です。

 滞在型書店のパイオニアとして2018年に開業した1号店「文喫 六本木」(東京)を皮切りに、2021年には老舗百貨店のカルチャースクールと融合した新業態として2号店「文喫 福岡天神」(福岡)を、2024年には3号店となる「文喫 栄」(愛知)をオープンし、2025年9月12日には文喫史上最大規模となる新たな旗艦店「BUNKITSU TOKYO」を東京・高輪ゲートウェイシティにオープンしました。店内に、読書に没頭できる書斎のようなスペースや、ご友人・ご家族とゆったり過ごせる喫茶スペース、クリエイティビティを高めるワークスペース、企画展やポップアップなどを楽しめるイベントスペースなどを併設し、心置きなく本と過ごせる空間を提供しています。

■株式会社ひらくについて( https://hiraku.info/ )

株式会社ひらく

 株式会社ひらくは、これからの本のある場や文化施設をつくる会社です。ゼロからイチの企画・構想業務、様々なパートナーと共に構想を形にする実装、また、施設をつくって終わりではなく、その価値を育て続けるために企画や運営面で伴走しつづけます。自社事業である「文喫」を全国4店舗で運営するほか、プロデュース事業では、全国の企業・自治体とともに場づくりを行なっています。

<本件に関するお問合せ先>

株式会社ひらく プロデュースチーム:柴田・清原・佐久間
TEL:03-3233-4802  E-mail:hiraku@nippan.co.jp

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会社概要

株式会社ひらく

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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区神田駿河台4-3
電話番号
-
代表者名
染谷拓郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年04月