AdKura 広告クリエイティブのAIチェック機能を大幅拡充。ベータ提供から1年で動画・独自ルール・ナレッジ蓄積に対応
動画・記事・LPに対応し、景表法・薬機法等の法令や企業独自ルールに基づく広告表現チェックから、審査ナレッジの蓄積・活用までを一元化

株式会社アドクラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本 陽一郎)は、広告クリエイティブ承認・管理SaaS「AdKura(アドクラ)」のAIチェック機能について、2025年8月のベータ提供開始から約1年にわたり進めてきた機能拡充が一定の水準に達し、正式版として提供を開始したことをお知らせします。あわせて、2025年8月15日より提供していたベータ版の提供を終了します。
提供開始時はテキスト・画像・記事LPを対象とした一次チェック機能でしたが、2025年12月に動画を加え、現在は4形式に対応しています。薬機法・景品表示法・特定商取引法・健康増進法などの法令や、医療広告ガイドラインをはじめとする業界・媒体固有のガイドライン、企業ごとの独自レギュレーションを判定基準として幅広く登録できます。また、登録したルールに加えて、AI指摘へのフィードバックや担当者が普段入力している指摘コメントもナレッジとして蓄積し、次回以降のAIチェックはそのナレッジを参照して判断します。
生成AIの普及により広告クリエイティブの制作量が増加する一方、動画クリエイティブの主流化やステルスマーケティング規制への対応など、確認すべき論点は増え続けています。AdKuraは、この確認業務をAIで支援し、広告主・広告代理店・制作会社をまたぐ審査フローの効率化と確認漏れの防止を支援します。
なお、AdKuraに関連する技術について特許出願を行い、2026年7月27日に出願審査請求を行っています(出願番号:特願2026-095329)。
サービスサイト:https://adkura.co.jp/
■ ベータ提供から1年、機能拡充の経緯

当社は2025年8月15日より、AdKuraのAIチェック機能をベータ版として提供してきました。提供開始時の対象はテキスト・画像・記事LPで、動画については「今後提供予定」としていました。
ベータ提供期間中、実際の広告審査業務からは次のような要望が多く寄せられました。
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動画内のテロップだけでなく、映像表現や音声も確認したい
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一般的な法令・ガイドラインだけでなく、自社独自の基準を反映したい
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毎回同じ指摘を人が入力し直す手間を減らしたい
これらの要望をもとに、2025年12月に動画クリエイティブへ対応したのを皮切りに、対応形式、参照できるレギュレーション、条件設定、出力内容、承認ワークフローとの連携を順次拡充してきました。
現行機能への移行が完了したことから、2025年8月提供開始のベータ版は提供を終了し、今後は現行のAIチェック機能を中心に精度向上と機能開発を進めます。
■ 現在のAIチェック機能の主な特徴
1. 画像・動画・記事LP・テキストに対応
バナーやSNS投稿画像、広告文、記事LP、動画広告など、複数形式のクリエイティブをAdKura上で確認できます。
動画については、テロップなどの文字情報に加え、映像上の表現や音声も解析対象です。形式ごとに別のツールを使い分ける必要がなく、確認業務を一つの環境に集約できます。

2. 法令・ガイドラインと企業独自ルールを組み合わせて確認
薬機法、景品表示法、特定商取引法、健康増進法などの法令や、医療広告ガイドラインなどのガイドラインを参考にしたチェックに加え、企業ごとのレギュレーションや過去の指摘事例を、AIが参照する確認基準として登録できます。
レギュレーションは、通常の日本語の文章として記載するだけで、AIが判定基準として解釈できる形に整理します。専用の記法を覚える必要はなく、現在お使いのルール文書の内容をそのまま持ち込めます。
また、当社顧問弁護士の監修のもとで作成した広告表現の違反事例データベースを参照し、確認が必要となる可能性のある表現とその理由を提示します。同データベースは、どなたでもご覧いただける形で一般公開しています。
参照する基準はプロジェクト単位で設定でき、上記に限らず、業種や商材に応じた業界規制・媒体のガイドライン・社内基準を幅広く登録できます。
▼ AI審査データベース
3. 条件に応じたルールの切り替えと、指摘の厳しさの調整
プロジェクト、ブランド、クリエイティブ形式、タグなどを条件として、AIが参照するレギュレーションを切り替えられます。
「記事用のルールを動画には適用しない」「特定の商品や出演者を起用した場合だけ専用ルールを適用する」といった設定が可能です。すべてのクリエイティブへ一律に同じ基準を適用することで生じやすい、不要な指摘や確認負担を抑えます。
さらに、指摘の厳しさそのものもプロジェクト単位で調整できます。会社共通の指示とプロジェクトごとの個別指示を組み合わせて設定できるため、ブランドや商材ごとに異なる確認方針を反映できます。

4. 指摘理由・参照元・修正候補を提示
AIは確認が必要な箇所を抽出し、指摘理由と参考情報を提示します。あわせて言い換え・修正の候補も示すため、担当者は「なぜ確認が必要なのか」だけでなく「どのように修正すればよいか」まで把握したうえで判断できます。
指摘コメントからは、判定の根拠となった違反事例やレギュレーションの該当箇所へワンクリックで移動できます。法的な解説、根拠となる法令、NG表現例・OK表現例、類似の事例まで確認できるため、判断の属人化を防ぎ、新任担当者の教育にも活用できます。

5. 蓄積したナレッジで、AIの判定が自社基準に最適化
AIが生成した指摘に対して、担当者は「採用」「誤り」「スキップ」の3段階で判定します。「誤り」を選んだ場合は、その理由(OK表現への指摘、注釈などの許可条件が存在する、事実と異なる指摘、など)を記録できます。
AdKuraは、あらかじめ登録したレギュレーションだけでなく、この判定結果や、レビュー担当者が普段入力している指摘コメントもナレッジとして蓄積します。次回以降のAIチェックは、蓄積されたナレッジを参照して判断するため、同種の誤検知が繰り返されにくくなり、使い続けるほどAIの判定が自社の基準に最適化されていきます。
蓄積したナレッジは、用途に応じて3種類に分かれています。
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NGワード:レビュー画面で該当箇所をアラート表示する表現
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抑制リスト:AI指摘の出力から除外する表現
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判断指針:AIが指摘を生成する際に、OK/NGの判断の参考にする基準
各ナレッジは、対象プロジェクトやタグ条件によって適用範囲を絞り込めます。判断の履歴が組織のナレッジとして残るため、担当者の交代時にも確認基準を引き継げます。

6. 確認作業そのものを支援する機能
AIチェックによる指摘に加え、確認作業を効率化する機能を備えています。
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修正漏れの自動検知:修正版がアップロードされた際に、前バージョンで指摘した箇所が修正されているかをAIが確認し、未修正と判定した場合はアラートを表示します。
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シーンマッチ:冒頭のみが異なるなど共通部分の多いクリエイティブをAIが一致率で自動グループ化し、コメントの同時反映と一括承認ができます。
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AIコメント補完:レビューコメントの入力中に、過去のレビュー履歴や登録済みレギュレーションをもとにAIが候補を予測して表示します。

■ AIチェックから修正・承認までを一元管理
AdKuraでは、AIチェック結果と、コメント、修正依頼、承認、バージョン管理を同じクリエイティブ上で管理できます。
広告代理店がクリエイティブをアップロードするとAIチェックが開始され、広告主の担当者は、AIによる指摘と関係者のコメントを同じ画面で確認できます。AIチェックのためだけにファイルを別のサービスへ移動する必要がなく、確認から修正、再確認、承認までの履歴がそのまま残ります。

■ AdKuraの利用実績
AdKuraは、広告主、広告代理店、制作会社などの広告クリエイティブ確認業務に利用されています。
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ユーザー数:3,500名以上(※1)
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累計クリエイティブチェック数:20万件以上(※1)
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利用チーム数:1,000以上(※1)
2026年4月時点では累計13.5万件・2,680名・800チームであり、約4か月で累計チェック数は約1.5倍に増加しました。
導入企業では、次のような効果が確認されています。
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スマイルモア矯正様:AIチェックの活用により、1案件あたり数時間かかっていた確認作業が数分で完了 (※2)
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ビタブリッドジャパン様:11商材・社内外143名のチェック体制を一元化し、確認工数を3〜4割削減(※3)
※1 2026年8月時点。AdKura上で登録・利用された累計値です。AIチェックの処理時間や業務削減効果は、クリエイティブの形式・内容、動画時間、参照するレギュレーション、設定内容、利用環境などによって異なります。
※2 出典:株式会社アドクラ AdKura公式サイト 株式会社MedicalShift 『スマイルモア矯正』導入事例
※3 出典:株式会社アドクラ AdKura公式サイト ビタブリッドジャパン株式会社 導入事例
■ 提供について
AIチェック機能は、AdKuraの対応プランまたはオプションでご利用いただけます。本リリースに記載した機能のうち、動画のAIチェック、違反事例データベースを参照した確認、指摘の参照元表示、指摘の厳しさの詳細設定などは、上位のAIモデルを利用するオプションでの提供となります。ご利用いただける機能の範囲は、契約プランおよびオプションによって異なります。
企業ごとの確認フローやレギュレーションを伺い、初期設定を行ったうえで試用できる無料トライアルも提供しています。
■ AdKuraについて
AdKuraは、広告クリエイティブの確認・修正指示・承認業務を一元管理できるSaaSです。画像、動画、記事LP、テキストなどのクリエイティブを1か所に集約し、確認から承認までを同じ画面で完結できます。
AI・機械学習のバックグラウンドを持つDeNA出身のエンジニアと、広告業界の確認フローに精通したメンバーが開発しています。
サービスサイト:https://adkura.co.jp/
■ AIによる一次チェックと人による最終判断
AdKuraのAIチェック機能は、広告表現の適法性や掲載可否を自動的に確定するものではありません。
AIが確認すべき論点や見落としの可能性を洗い出し、ご利用企業の担当者や法務・コンプライアンス部門が最終的に判断するための一次チェックとして活用することを想定しています。
なお、「弁護士監修」は、AIが照合に用いる違反事例データベースの内容に対する監修であり、AIが出力する個別の指摘内容を弁護士が確認・保証するものではありません。AIの出力内容は参考情報であり、特定の広告表現について適法性・適切性を保証するものではありません。また、個別の広告表現に関する法令適合性の判断(リーガルチェック)は提供しておりません。
■ 会社概要
会社名:株式会社アドクラ
代表者:代表取締役 山本 陽一郎
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
事業内容:広告クリエイティブ承認・管理SaaS「AdKura」および関連サービスの開発・提供
■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社アドクラ 広報担当
メール:info@adkura.co.jp
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