62Complex、警固公園でLiDAR × AI人流計測を開始
「Fukuoka Art Next」福岡アジア美術館の施設拡充計画をデータで支援
62Complex株式会社(本社:福岡市、代表取締役:橋本司、以下「当社」)は、福岡市の委託により、警固公園(福岡市中央区天神2丁目地内)においてLiDARセンサーを用いた人流計測を開始しました。
■ 背景:「Fukuoka Art Next」が描く、アートのまち福岡
福岡市は令和4年度より、暮らしの中にアートが溶け込み、彩りにあふれたアートのまちを目指す「Fukuoka Art Next(FaN)」を推進しています。その中核施設のひとつである福岡アジア美術館は、1999年の開館以来、アジアの近現代美術を系統的に収集・展示する世界に唯一の美術館として、国内外の美術関係者から高い評価を得てきました。

福岡アジア美術館のこれまでの活動や蓄積を継続し、さらに磨きをかけて魅力向上を図るため、福岡市において令和5年度より検討が進められ、福岡の都心である天神の中心に位置する警固公園地下への施設拡充が計画されています。具体的には、廃止された地下駐車場を新たな展示空間として活用するとともに、地上部は警固公園と連携、一体化しながらアートとの出会いを演出する象徴的なエントランス等を整備する方針であり、現在「福岡アジア美術館 施設拡充等基本計画」の策定に向けた取り組みが進められています。
こうした整備計画の立案に向け、現状の公園がどのように使われているか——どこに人が集まり、どのような流れが生まれ、にぎわいがどう変化するか——を客観的なデータで把握するため、当社はLiDARセンサーとAI解析技術を通じてその基礎データの整備を担います。
■ 62Complexの役割:空間の「使われ方」を可視化する
当社が使用するLiDARセンサーは、人の動きを3次元の点群データとして捉える技術で、顔・体型・属性といった個人を特定する情報は一切取得しません。公園を訪れる方のプライバシーに配慮しながら、どこに滞留が生まれ、どのような動線が形成されているかを空間として可視化します。
計測は警固公園内の複数箇所にセンサーを設置し、時間帯・曜日・季節の変化を継続的に記録します。平日と休日の差、近隣エリアとの回遊傾向など、一度の調査では見えにくい実態を長期データとして蓄積・分析することで、公園と美術館が一体となる文化空間の実現に向けた整備計画の立案に活用します。

■ 62Complexについて
62Complex株式会社は、「オフラインを検索する未来の実現」をミッションに、LiDARセンサーと独自開発のAI解析アルゴリズムを用いたフィジカル空間データ解析事業を展開しています。
中核サービス「MATIENCE(マチエンス)」は、現場に設置したLiDARセンサーが取得する3次元点群データをリアルタイムに解析し、人の動き・滞留・密度・動線といった空間情報を継続的に可視化するプラットフォームです。カメラを使用しないため個人情報を一切取得せず、プライバシーへの配慮が求められる公共空間や商業施設での導入に適しています。
まちづくり・電力インフラ・物流・建設など多様な産業領域での実績を積み重ね、一度の計測では捉えにくい時系列変化や空間的な傾向の把握を強みとしています。今回のような公共空間での継続計測・分析においても、現場で培ったノウハウを活かした運用を行います。
■ 会社概要
代表取締役:橋本司
設立:2021年2月3日
本社所在地:〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴3丁目7-11
事業内容:センサー技術を用いたフィジカル空間データの解析事業
■ お問い合わせ先
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