系統用蓄電池を読み解く鍵、「kW」と「kWh」の違いとは――同じ蓄電池で も中身はまったく別物。出力と容量、2つの数字の見方を紐解くウェビナーを開催
~「20MW/80MWh」はなぜ2つの数字で表されるのか。太陽光「100万kW=原発1台分」報道の落とし穴等、ジャパンブランディング代表・前田雄吉が、蓄電池を正しく評価する基礎を解説~
蓄電システムの企画・設計から運営までを手がけるジャパンブランディング株式会社(本店:愛知県犬山市、代表取締役:前田雄吉、以下「当社」)は、GUS Technology(格斯科技)蓄電池の日本総代理店として、再生可能エネルギーの普及に伴い導入が急拡大する「系統用蓄電池」をテーマとしたウェビナーを、2026年10月上旬にオンラインで開催します。
■開催の背景
系統用蓄電池のプロジェクトは、しばしば「20MW/80MWh」のように2つの数字で表されます。これは単なる単位の使い分けではなく、その設備が「どれだけの力を出せるか」と「その力をどれだけ続けられるか」という、事業性を左右する本質的な違いを表しています。
電力は本来、消費電力と発電電力を瞬間ごとに一致させる「同時同量」の原則のもとで成り立っており、これが崩れると周波数の乱れや停電リスクにつながります。この原則があるからこそ、電力の世界では「瞬間の値」と「積み重なった量」の両方を捉える単位が必要とされてきました。
系統用蓄電池への参入や投資を検討する上で、この「kW」と「kWh」の違いを正しく理解していないと、報道や提案資料の数字を見誤るおそれがあります。ジャパンブランディング株式会社は、この基礎かつ本質的なテーマについて解説するウェビナーを開催します。
■本ウェビナーの主なトピック
(1)まず、電気は貯めずに使うのが原則だった
電力事業連合会が示す「同時同量」の原則により、消費電力と発電電力は瞬間ごとに一致させる必要があります。この原則の存在が、電力を「瞬間値(kW)」と「積算値(kWh)」の両方で捉えなければならない理由です。
(2)kWは瞬間の力、kWhは積み重なった量
電力中央研究所の整理によれば、kWは「発電時や消費時の瞬間のパワー」を表し、kWhは「その瞬間パワーを時間で積分したエネルギー量」を表します。簡潔に言えば、「どれだけの力を出せるか」(kW)と「その力をどれだけ続けられるか」(kWh)の対比です。
(3)「太陽光100万kW=原発1台分」が誤解を招く理由
kWだけを比較することの落とし穴を取り上げます。太陽光発電の年間平均稼働率は約13%とされる一方、稼働中の原子力発電所は70~80%とされ、同じkWの設備であっても、実際に生み出されるkWh(発電量)には大きな差が生じます。
(4)蓄電池は「エネルギーを生まない」設備
蓄電池は揚水発電と同様、それ自体がエネルギーを生み出すものではなく、充放電の過程で一定の損失を伴います。福島県南相馬変電所(出力4万kW・容量4万kWh、最大出力では約1時間で枯渇)と、北海道南早来変電所(出力1.5万kW・容量6万kWh、同条件で約4時間稼働)という2つの実例を対比し、出力と容量のバランスがいかに設備の性格を左右するかを解説します。
(5)電気料金の請求書にも、同じ構図がある
一般的な電気料金の二部料金制では、基本料金は契約容量(kW)に基づき、従量料金は使用量(kWh)に基づいて算定されます。前者は設備建設費、後者は燃料費に対応しており、kWとkWhの区別は、日常の電気料金の仕組みにもそのまま表れています。
■開催概要
日時:2026年10月上旬 19:00~20:00(予定)
形式:オンライン(Zoom等ウェビナーツールを使用)
参加費:無料(事前登録制)
主催:ジャパンブランディング株式会社
申込方法:公式サイトの申込フォーム、または公式LINEよりお申込みください
Web:https://japan-branding.com/
公式LINE:https://lin.ee/O3dfMhK
■前田雄吉 プロフィール
ジャパンブランディング株式会社 代表取締役
一般社団法人 全国太陽光発電推進協議会 最高顧問
前衆議院議員(3期10年)
1960年愛知県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、松下政経塾5期生として松下幸之助氏に直接師事(高市早苗内閣総理大臣と同期)。ロータリー財団奨学生としてオーストラリア国立大学大学院に留学。2000年衆議院議員初当選、以後3期10年にわたり脱炭素政策・エネルギー政策の推進に取り組む。衆議院決算行政監視委員会理事、安全保障委員会委員等を歴任。
退任後は日本最大級の太陽光ゼネコン・ウエストホールディングス株式会社顧問を歴任し、同社設立の一般社団法人全国太陽光発電推進協議会最高顧問に就任。現在はモンゴル政府と協議のうえ「日蒙未来創生プロジェクト」(70MWメガソーラー→400MWh蓄電所)を推進中。
■今後の展望
当社は、GUS Technology蓄電池の日本総代理店として、系統用蓄電池を軸とした電力インフラ事業について、制度・市場動向を踏まえた情報発信を継続してまいります。今後も本テーマに関するウェビナーや解説コンテンツの提供を通じ、事業者・投資家の皆様の意思決定を支援してまいります。
■会社概要
会社名:ジャパンブランディング株式会社
本店所在地:愛知県犬山市
代表者:代表取締役 西村雄吉
設立:2016年06月
資本金:1億1,000万円
事業内容:GUS Technology(格斯科技) 蓄電池の日本総代理店事業、蓄電システムの企画・設計・運営サポート
Web:https://japan-branding.com/
YouTube:https://youtube.com/channel/UClvbsy1kzYAv-SVB0D3QZzA
■本件に関するお問い合わせ
ジャパンブランディング株式会社
公式LINE:https://lin.ee/O3dfMhK
Web:https://japan-branding.com/(問合せよりメッセージをお願いします)
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