ヴイエムウェア 統合ハイブリッド クラウド プラットフォームを拡張 企業でのより迅速なイノベーションの実現をサポート
パブリック クラウドの新たなサービスと Software-Defined Data Center(SDDC)の新ソリューションにより、 あらゆるアプリケーションのセキュアな開発/運用/配信を実現
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、統合ハイブリッド クラウド プラットフォームでの新たな革新的な技術とサービスを発表しました。ヴイエムウェアが提供するパブリック クラウドの新たなサービスとSoftware-Defined の新ソリューションにより、顧客がより迅速なアプリケーション開発、ITセキュリティの向上、より迅速な災害復旧(DR)を行えるようにし、ビジネスで重要な価値を創出できるようにします。
顧客はヴイエムウェアの統合ハイブリッド クラウド プラットフォームの導入により、プライベート/パブリック クラウドの両環境にわたり、VMware vSphere®を基盤とした一貫性のある単一の環境を構築でき、既存ならびにクラウド ネイティブを含むあらゆるアプリケーションを安全に開発/運用/配信できるようになります。ヴイエムウェアの統合ハイブリッド クラウド プラットフォームはSoftware-Defined Datacenter(SDDC)アーキテクチャを基盤としているため、顧客はオープン、豊富な選択肢というメリットを享受でき、ニーズに合わせてアプリケーションやクラウド環境を開発/管理できます。
拡大するヴイエムウェアのパブリック クラウド サービス
ヴイエムウェアの統合プラットフォームでパブリック クラウドのコンポーネントとなるVMware vCloud® Air™は、データセンタとバブリック クラウドを常に連携させ、ハイブリッド クラウド内であらゆるリソースへのアクセスと共有を可能にします。VMware vCloud Airは、企業が求めるセキュリティとパフォーマンスを維持しながら、デジタル プロセスを効率化し、アプリケーションが持つ本来の価値を引き出します。VMware vCloud Airの新規/拡張サービスには以下が含まれます。
・VMware vCloud Air Disaster Recovery Services
ヴイエムウェアは、クラウド ベースの単一のオーケストレーション コンソールと、オンプレミス/オフプレミスを問わずあらゆるリソースを統合的に保護するクラウド サービスにより、今までにないクラウドDRのアプローチを提供します。主な機能拡張は以下の通りです。
o Disaster Recovery OnDemand™:ヴイエムウェアは、VMware vCloudAir Disaster Recoveryに従量課金制の料金モデルを追加しました。このモデルでは、保護対象となる各仮想マシン(VM)の定額使用料に加え、このVMが消費するストレージ量の利用分が課金されます。DRテストの実行時やDR発生時には、稼働するVMが消費するコンピューティング リソースのみが課金されます。
o Site Recovery Manager Air™:Site Recovery Manager Airは、Software as a Serviceとして提供されるサービスで、vCloud Air Disaster Recoveryのユーザがビジネス継続と災害復旧の計画の設計からテスト、運用、オーケストレーションまで一元管理できるようにする包括的な管理ソリューションです。VMware vCloud Airで保護される複数のVMアプリケーションやデータセンタに対して、迅速かつ高い信頼性のもと、統合的な復旧を実現します。
・VMware vCloud Air Object Storage
VMware vCloud Air Object Storageは、拡張性、信頼性、コスト効率に優れた非構造データ向けのストレージ サービスです。Google Cloud Platform上に展開されるVMware vCloud Air Object StorageではGoogle Cloud Storageをベースとして、また、EMCを基盤とするVMware vCloud Air Object StorageではEMCのクラウド サービスとして提供されるEMC ViPRをベースとして、それぞれvCloud Air OnDemandと統合されています。VMware vCloud Air Object Storageは、容易な設定で利用できるにもかかわらず、極めて高い耐久性と可用性を備えており、冗長構成のデータ保護の必要性を軽減します。また、場所や時間、デバイスを問わず、世界中から同サービスにアクセスでききます。
・VMware vCloud Air SQL
VMware vCloud Air SQLは、Database as a Serviceとして提供される新しいサービスで、拡張性の高いクラウドホスト型データベースへの容易なアクセスを可能にします。vCloud Air SQLは、コスト効率が高い従量課金制料金制での提供、vSphereをベースとした信頼性のある基盤上での構築という特長を有し、オンプレミスのデータベースをシームレスかつ安全にクラウドへ移行するハイブリッドなデータ ソリューションをサポートします。VMware vCloud Air SQLは、メモリからコンピューティング、ストレージまでさまざまなオプションでMicrosoft SQL Serverをサポートし、今後、他のリレーショナル データベースにも対応する予定です。
Software-Defined Data Center(SDDC):統合ハイブリッド クラウド戦略の基盤
調査結果からもSDDCの主流化が指摘されている通り、多くの企業がすでにコンピューティングの仮想化からストレージ/ネットワークの仮想化への移行を進めています。Research and Markets社による最新のレポートによると、SDDC市場は2015年には217億8,000万米ドルに拡大し、さらに2020年までには771億 8,000万米ドルに成長すると予想されています。ヴイエムウェアは本日、SDDC分野で以下の新製品を発表しました。
・VMware NSX 6.2 ™
企業はVMware NSX 6.2の導入により、DRの際のアプリケーションの継続性や、複数のデータセンタ間でのリソースの効率的な活用を可能にするメトロプーリングを実現させることができます。NSXでは、リカバリ タイムの目標短縮値が最大80%注1となっています。VMware NSX 6.2 では、物理インフラとより密に統合ができるため、データセンタ ネットワーク全体の合理的かつ一貫性のある運用に加え、物理サーバに対してもマイクロセグメンテーションを行うことができます。また、TraceflowやCentral CLIなどの新機能により、運用や可視化をさらに簡素化させています。
・VMware vRealize™ Operations™ 6.1
VMware vRealize Operations 6.1は、プライベート クラウドからの移行や、ハイブリッド クラウド向けのテクノロジの導入を進める企業に向けて、一貫性のある管理フレームワークを提供します。新しいIntelligent Workload Placement機能により、VMware vRealize Operationsはユーザ固有のIT/ビジネス ニーズとワークロードとの整合化を図り、最適な配置ロケーションを推奨します。さらにProactive Rebalancing機能により、継続的にこれらのニーズを満たすこともできます。またOSとアプリケーション モニタリングをVMware vRealize Operationsでネイティブに行えるほか、予測分析の活用により、統合的な自己学習管理ソリューションを介してインフラおよびアプリケーション スタックでの障害を先行して特定し、事前回避も可能になります。
・vRealize Log Insight™ 3
vRealize Log Insight 3の新機能として、1秒間に収集できるメッセージ数を2倍の毎秒15,000メッセージに向上させたほか、クラスタリングにより耐障害性が改善されています。また、新たなチャート オプションやクエリ スナップショットによる分析機能の強化や、VMware vRealize Operationsとのより密な統合、ビッグデータ処理によるクエリ性能の向上も含まれています。
・VMware Integrated OpenStack 2
VMware Integrated OpenStack 2はOpenStack Kiloを基盤として、アップストリームOpenStackコードを採用しているほか、OpenStackクラウドの大規模導入や運営上の課題解決に向けた業界初のシームレスなアップグレード機能も予定しています。VMware Integrated OpenStackは、Load-Balancing as a Service、Ceilometer、Heat Auto Scalingなどの新たな機能/コンポーネントをサポートし、VMwareベースのOpenStackクラウドの拡張性、性能、耐障害性を向上させます。VMware Integrated OpenStackはvCloud Air Networkプログラムを通して、サービスプロバイダ向けにも提供される予定です。
・VMware Site Recovery Manager 6.1
VMware Site Recovery Manager 6.1は、VMware NSX 6.2との統合により、ITチームによる仮想ネットワークの活用を促し、DR管理の効率化と、SDDC環境でのリカバリの加速化を実現します。また、Cross vCenter vMotionのサポートにより、サイト間でのVMの大規模なライブ マイグレーションを管理でき、ダウンタイムの無い災害回避やデータセンタ移行を可能にします。VMware Site Recovery ManagerはVMware vSphere Storage Policy Based Managementと相互運用できるため、ポリシーベースの自動的な災害保護をVMに提供します。VMware Site Recovery Managerは、EMC VPLEX、IBM San Volume Controller、Hitachi Virtual Storage Platformを含むクラスタ ソリューションへのサポートも提供予定です。
・VMware vSphere APIs for IO Filtering
VMware vSphere APIs for IO Filteringは、Asigra、EMC、Infinio、PrimaryIO、Samsung、SanDisk、StorageCraftなどのエコシステム パートナが、サードパーティ製のソフトウェア ベース サービスとしてレプリケーションやキャッシングなどを提供できるようにします。これらのデータ サービスはvSphereに完全統合され、vSphereのすべてのSoftware-Definedストレージサービスの管理と同じvSphere Storage Policy-Based Managementのフレームワークで管理されます。
Project Skyscraper テクノロジ プレビュー版
ヴイエムウェアは本日、Project Skyscraperのテクノロジ プレビュー版も公開しました。Project SkyscraperはvSphere向けの革新的なハイブリッド クラウド機能です。エンタープライズ レベルのセキュリティとビジネス継続性を提供し、顧客がデータセンタをパブリック クラウドへ拡張、あるいは境界を越えたシームレスな運用を可能にします。米国で開催中のVMworldでは、Hybrid Cloud Managerの補完機能として、オンプレミスとvCloud Air間のCross-Cloud vMotionのライブ ワークロード マイグレーションおよびContent Syncのデモンストレーションを実施します。
VMware, Inc. Software-Defined Data Center部門 上席副社長 ラグー・ラグラム(Raghu Raghuram)コメント:
「デジタル ビジネスがもたらす変革は、世界中のあらゆる業界で新たな機会を創出する一方、リスクも生み出しています。この変革のエネルギーとなっているのがアプリケーションです。ヴイエムウェアは独自の統合ハイブリッド クラウド プラットフォームと“One Cloud, Any Application, Any Device™”戦略により、次世代の業界リーダーがスタートアップのようにイノベーションを実現させながら、エンタープライズ レベルの高い安定性、セキュリティ、信頼性のもとアプリケーション配信を行えるようにサポートします」
■ご購入および価格について
・Google Cloud Platformを基盤とするVMware vCloud Air Object Storageは、2015年8月31日より一般提供が開始されています。
・VMware vCloud Air SQLは、アーリーアクセスプログラムの一部として提供が開始されています。(まず米国のデータセンタで提供を開始しています。今後の一般提供についても、まず米国のデータセンタで提供開始予定です)
・EMCを基盤とするVMware vCloud Air Object Storageは、2015年第3四半期に、アーリーアクセスプログラムの一部として提供開始される予定です。(まず米国のデータセンタで提供開始予定です)
・VMware vCloud Air Disaster のRecovery OnDemandとSite Recovery Manager Airは、2015年第4四半期に、アーリーアクセスプログラムの一部として提供開始される予定です。
・VMware NSX 6.2は、すでに提供開始され、永続的ライセンスまたは期間ライセンスを選んでご購入いただけます。永続的ライセンスはCPUごとに62万5000円(市場想定価格)、期間ライセンスは仮想マシンごとに月4250円で、数量割引も提供しています。
・VMware Integrated OpenStack 2、VMware vRealize Operations 6.1、vRealize Log Insight 3、VMware Site Recovery Manager 6.1、 VMware vSphere APIs for IO Filteringは2015年第3四半期に一般提供が開始される予定です。
注1)性能測定はヴイエムウェア社内のテスト結果に基づきます。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で業界をリードしています。VMwareの業界をリードする仮想化技術をベースとしたソリューション群を通じて柔軟性、俊敏性、安全性に優れたITの新しいモデルを実現します。顧客はあらゆるアプリケーションの開発の高速化、提供の自動化、安全な利用を実現することでこれまで以上にイノベーションを加速できます。VMwareは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、米国カリフォルニア州シリコンバレーの本社のほか全世界にオフィスを展開しています。当社の2014年度の売上高は、60億米ドル以上です。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。
VMware、VMworld、“One Cloud, Any Application, Any Device”、vSphere、vCloud、vCloud Air、Disaster Recovery OnDemand、vCenter、 Site Recovery Manager、Site Recovery Manager Air、NSX、vRealize、vRealize Operations、Virtual SAN、Log Insightは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。「パートナ」または「パートナシップ」という言葉は、当社と他社との法的な協力関係を示すものではありません。
拡大するヴイエムウェアのパブリック クラウド サービス
ヴイエムウェアの統合プラットフォームでパブリック クラウドのコンポーネントとなるVMware vCloud® Air™は、データセンタとバブリック クラウドを常に連携させ、ハイブリッド クラウド内であらゆるリソースへのアクセスと共有を可能にします。VMware vCloud Airは、企業が求めるセキュリティとパフォーマンスを維持しながら、デジタル プロセスを効率化し、アプリケーションが持つ本来の価値を引き出します。VMware vCloud Airの新規/拡張サービスには以下が含まれます。
・VMware vCloud Air Disaster Recovery Services
ヴイエムウェアは、クラウド ベースの単一のオーケストレーション コンソールと、オンプレミス/オフプレミスを問わずあらゆるリソースを統合的に保護するクラウド サービスにより、今までにないクラウドDRのアプローチを提供します。主な機能拡張は以下の通りです。
o Disaster Recovery OnDemand™:ヴイエムウェアは、VMware vCloudAir Disaster Recoveryに従量課金制の料金モデルを追加しました。このモデルでは、保護対象となる各仮想マシン(VM)の定額使用料に加え、このVMが消費するストレージ量の利用分が課金されます。DRテストの実行時やDR発生時には、稼働するVMが消費するコンピューティング リソースのみが課金されます。
o Site Recovery Manager Air™:Site Recovery Manager Airは、Software as a Serviceとして提供されるサービスで、vCloud Air Disaster Recoveryのユーザがビジネス継続と災害復旧の計画の設計からテスト、運用、オーケストレーションまで一元管理できるようにする包括的な管理ソリューションです。VMware vCloud Airで保護される複数のVMアプリケーションやデータセンタに対して、迅速かつ高い信頼性のもと、統合的な復旧を実現します。
・VMware vCloud Air Object Storage
VMware vCloud Air Object Storageは、拡張性、信頼性、コスト効率に優れた非構造データ向けのストレージ サービスです。Google Cloud Platform上に展開されるVMware vCloud Air Object StorageではGoogle Cloud Storageをベースとして、また、EMCを基盤とするVMware vCloud Air Object StorageではEMCのクラウド サービスとして提供されるEMC ViPRをベースとして、それぞれvCloud Air OnDemandと統合されています。VMware vCloud Air Object Storageは、容易な設定で利用できるにもかかわらず、極めて高い耐久性と可用性を備えており、冗長構成のデータ保護の必要性を軽減します。また、場所や時間、デバイスを問わず、世界中から同サービスにアクセスでききます。
・VMware vCloud Air SQL
VMware vCloud Air SQLは、Database as a Serviceとして提供される新しいサービスで、拡張性の高いクラウドホスト型データベースへの容易なアクセスを可能にします。vCloud Air SQLは、コスト効率が高い従量課金制料金制での提供、vSphereをベースとした信頼性のある基盤上での構築という特長を有し、オンプレミスのデータベースをシームレスかつ安全にクラウドへ移行するハイブリッドなデータ ソリューションをサポートします。VMware vCloud Air SQLは、メモリからコンピューティング、ストレージまでさまざまなオプションでMicrosoft SQL Serverをサポートし、今後、他のリレーショナル データベースにも対応する予定です。
Software-Defined Data Center(SDDC):統合ハイブリッド クラウド戦略の基盤
調査結果からもSDDCの主流化が指摘されている通り、多くの企業がすでにコンピューティングの仮想化からストレージ/ネットワークの仮想化への移行を進めています。Research and Markets社による最新のレポートによると、SDDC市場は2015年には217億8,000万米ドルに拡大し、さらに2020年までには771億 8,000万米ドルに成長すると予想されています。ヴイエムウェアは本日、SDDC分野で以下の新製品を発表しました。
・VMware NSX 6.2 ™
企業はVMware NSX 6.2の導入により、DRの際のアプリケーションの継続性や、複数のデータセンタ間でのリソースの効率的な活用を可能にするメトロプーリングを実現させることができます。NSXでは、リカバリ タイムの目標短縮値が最大80%注1となっています。VMware NSX 6.2 では、物理インフラとより密に統合ができるため、データセンタ ネットワーク全体の合理的かつ一貫性のある運用に加え、物理サーバに対してもマイクロセグメンテーションを行うことができます。また、TraceflowやCentral CLIなどの新機能により、運用や可視化をさらに簡素化させています。
・VMware vRealize™ Operations™ 6.1
VMware vRealize Operations 6.1は、プライベート クラウドからの移行や、ハイブリッド クラウド向けのテクノロジの導入を進める企業に向けて、一貫性のある管理フレームワークを提供します。新しいIntelligent Workload Placement機能により、VMware vRealize Operationsはユーザ固有のIT/ビジネス ニーズとワークロードとの整合化を図り、最適な配置ロケーションを推奨します。さらにProactive Rebalancing機能により、継続的にこれらのニーズを満たすこともできます。またOSとアプリケーション モニタリングをVMware vRealize Operationsでネイティブに行えるほか、予測分析の活用により、統合的な自己学習管理ソリューションを介してインフラおよびアプリケーション スタックでの障害を先行して特定し、事前回避も可能になります。
・vRealize Log Insight™ 3
vRealize Log Insight 3の新機能として、1秒間に収集できるメッセージ数を2倍の毎秒15,000メッセージに向上させたほか、クラスタリングにより耐障害性が改善されています。また、新たなチャート オプションやクエリ スナップショットによる分析機能の強化や、VMware vRealize Operationsとのより密な統合、ビッグデータ処理によるクエリ性能の向上も含まれています。
・VMware Integrated OpenStack 2
VMware Integrated OpenStack 2はOpenStack Kiloを基盤として、アップストリームOpenStackコードを採用しているほか、OpenStackクラウドの大規模導入や運営上の課題解決に向けた業界初のシームレスなアップグレード機能も予定しています。VMware Integrated OpenStackは、Load-Balancing as a Service、Ceilometer、Heat Auto Scalingなどの新たな機能/コンポーネントをサポートし、VMwareベースのOpenStackクラウドの拡張性、性能、耐障害性を向上させます。VMware Integrated OpenStackはvCloud Air Networkプログラムを通して、サービスプロバイダ向けにも提供される予定です。
・VMware Site Recovery Manager 6.1
VMware Site Recovery Manager 6.1は、VMware NSX 6.2との統合により、ITチームによる仮想ネットワークの活用を促し、DR管理の効率化と、SDDC環境でのリカバリの加速化を実現します。また、Cross vCenter vMotionのサポートにより、サイト間でのVMの大規模なライブ マイグレーションを管理でき、ダウンタイムの無い災害回避やデータセンタ移行を可能にします。VMware Site Recovery ManagerはVMware vSphere Storage Policy Based Managementと相互運用できるため、ポリシーベースの自動的な災害保護をVMに提供します。VMware Site Recovery Managerは、EMC VPLEX、IBM San Volume Controller、Hitachi Virtual Storage Platformを含むクラスタ ソリューションへのサポートも提供予定です。
・VMware vSphere APIs for IO Filtering
VMware vSphere APIs for IO Filteringは、Asigra、EMC、Infinio、PrimaryIO、Samsung、SanDisk、StorageCraftなどのエコシステム パートナが、サードパーティ製のソフトウェア ベース サービスとしてレプリケーションやキャッシングなどを提供できるようにします。これらのデータ サービスはvSphereに完全統合され、vSphereのすべてのSoftware-Definedストレージサービスの管理と同じvSphere Storage Policy-Based Managementのフレームワークで管理されます。
Project Skyscraper テクノロジ プレビュー版
ヴイエムウェアは本日、Project Skyscraperのテクノロジ プレビュー版も公開しました。Project SkyscraperはvSphere向けの革新的なハイブリッド クラウド機能です。エンタープライズ レベルのセキュリティとビジネス継続性を提供し、顧客がデータセンタをパブリック クラウドへ拡張、あるいは境界を越えたシームレスな運用を可能にします。米国で開催中のVMworldでは、Hybrid Cloud Managerの補完機能として、オンプレミスとvCloud Air間のCross-Cloud vMotionのライブ ワークロード マイグレーションおよびContent Syncのデモンストレーションを実施します。
VMware, Inc. Software-Defined Data Center部門 上席副社長 ラグー・ラグラム(Raghu Raghuram)コメント:
「デジタル ビジネスがもたらす変革は、世界中のあらゆる業界で新たな機会を創出する一方、リスクも生み出しています。この変革のエネルギーとなっているのがアプリケーションです。ヴイエムウェアは独自の統合ハイブリッド クラウド プラットフォームと“One Cloud, Any Application, Any Device™”戦略により、次世代の業界リーダーがスタートアップのようにイノベーションを実現させながら、エンタープライズ レベルの高い安定性、セキュリティ、信頼性のもとアプリケーション配信を行えるようにサポートします」
■ご購入および価格について
・Google Cloud Platformを基盤とするVMware vCloud Air Object Storageは、2015年8月31日より一般提供が開始されています。
・VMware vCloud Air SQLは、アーリーアクセスプログラムの一部として提供が開始されています。(まず米国のデータセンタで提供を開始しています。今後の一般提供についても、まず米国のデータセンタで提供開始予定です)
・EMCを基盤とするVMware vCloud Air Object Storageは、2015年第3四半期に、アーリーアクセスプログラムの一部として提供開始される予定です。(まず米国のデータセンタで提供開始予定です)
・VMware vCloud Air Disaster のRecovery OnDemandとSite Recovery Manager Airは、2015年第4四半期に、アーリーアクセスプログラムの一部として提供開始される予定です。
・VMware NSX 6.2は、すでに提供開始され、永続的ライセンスまたは期間ライセンスを選んでご購入いただけます。永続的ライセンスはCPUごとに62万5000円(市場想定価格)、期間ライセンスは仮想マシンごとに月4250円で、数量割引も提供しています。
・VMware Integrated OpenStack 2、VMware vRealize Operations 6.1、vRealize Log Insight 3、VMware Site Recovery Manager 6.1、 VMware vSphere APIs for IO Filteringは2015年第3四半期に一般提供が開始される予定です。
注1)性能測定はヴイエムウェア社内のテスト結果に基づきます。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で業界をリードしています。VMwareの業界をリードする仮想化技術をベースとしたソリューション群を通じて柔軟性、俊敏性、安全性に優れたITの新しいモデルを実現します。顧客はあらゆるアプリケーションの開発の高速化、提供の自動化、安全な利用を実現することでこれまで以上にイノベーションを加速できます。VMwareは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、米国カリフォルニア州シリコンバレーの本社のほか全世界にオフィスを展開しています。当社の2014年度の売上高は、60億米ドル以上です。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。
VMware、VMworld、“One Cloud, Any Application, Any Device”、vSphere、vCloud、vCloud Air、Disaster Recovery OnDemand、vCenter、 Site Recovery Manager、Site Recovery Manager Air、NSX、vRealize、vRealize Operations、Virtual SAN、Log Insightは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。「パートナ」または「パートナシップ」という言葉は、当社と他社との法的な協力関係を示すものではありません。