店舗DXで集客・購買促進を支援する「コネクテッドシェルフ®」の実証実験を「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」で開始

― 資生堂の男性化粧品ブランド「uno」の売り場演出で“新たな買い物体験”を提供 ―

株式会社TANA-X(タナックス)

株式会社TANA-X(本社:京都市下京区、代表取締役社長:田中 一平、以下TANA-X)は、株式会社リコー(本社:東京都大田区、社長執行役員:山下良則、以下リコー)と共同開発を手掛けた、来店客に合わせたデジタル販促コンテンツ配信システム「コネクテッドシェルフ®」(Connected Shelf®)を総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」※に設置し、12月19日から6ヵ月間の実証実験を開始しました。期間中、株式会社資生堂の男性化粧品ブランド「uno」(ウーノ)の商品プロモーションを通して、棚前の集客効果、購入促進の検証を実施いたします。
※株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)
■「コネクテッドシェルフ」実証実験の背景と概要
新型コロナウイルスの影響下で買い物環境が急激に変化しており、スタッフと来店者との接触低減する工夫が店舗運営に必須となっています。このことが、小売流通およびメーカー各社のDX(デジタルトランスフォーメーション)対応を強力に後押ししている状況です。また、ネット通販が拡大する中で、実店舗の役割として”新しい発見”をもたらす「体験型店舗」としての価値を提供することが求められてきています。

「コネクテッドシェルフ」は、複数のシェルフ・サイネージを、IoTセンサやAIで統合制御し、来客属性に合わせて最適なデジタル販促コンテンツの配信を可能にするシステムです。
複数サイネージを1つの画面として使ったダイナミックな映像プロモーション(シンクロ・モード)により、遠距離からでも来店客に訴求できるマグネット効果や、棚前状況・来店客に合わせたコンテンツ自動表示で、購買意欲の喚起に貢献します。販売員の対面接客をサイネージで代替でき、ウイルス感染リスクの軽減も期待されます。
この「コネクテッドシェルフ」のコンセプトにメーカー・店舗の両社にご賛同いただき、今回の実証実験が実現しました。

 

 


実施場所  
 
MEGAドン・キホーテ渋谷本店
3階 化粧品フロア
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町28-6
期間 2020年12月19日から6ヵ月間
内容 エンド陳列棚にて、男性化粧品「uno」の商品プロモーションを実施。
来店客の性別・世代・肌の悩みに合わせた動画コンテンツ表示、オススメ商品を提示。



■「コネクテッドシェルフ」の特長
・ ダイナミックな売り場演出と、来店客に合わせたコンテンツ自動表示
同システムは、商品棚に設置されたシェルフ・サイネージなどの複数の画面を1つの画面としてコンテンツを表示する「シンクロ・モード」を標準搭載し、単なるデジタルプライスタグを超えた、ダイナミックな売り場演出を実現。
カメラやセンサモジュール、タブレットと連動し、来店客の購買行動や棚前での滞留情報などの取得データに基づき、来店客に最適な販促コンテンツを出し分けることが可能です。手に取った商品やタブレット操作に合わせたコンテンツ表示で、来店客に“新たな買い物体験”を提供します。

・取得データに対応したきめ細かなコンテンツ配信もCMSで統合管理
デジタルサイネージ事業を手掛けるリコーが、クラウド型サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage(リコーデジタルサイネージ)」をベースに、カメラとAIを使った画像認識によるインタラクティブな販促コンテンツ切り替えや、複数のセットトップボックス(映像受信機器)の同期などを統合的に管理するCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)といったシェルフ型サイネージ向け機能を開発・提供しています。
専用のCMSにより、コンテンツの一元管理機能に加え、センサモジュールで取得したデータを活用したインタラクティブなコンテンツ出し分け配信機能もCMSに統合しています。地域・店舗別・時間でデータに基づいたコンテンツ配信を行うことができます。

・TANA-Xの「プロデュース力」とリコーの「テクノロジー」で、メーカー・小売連動のプロモーションを実現
セールスプロモーション事業で長年、数多くのメーカー各社の販売促進を手掛けてきたTANA-Xの経験とノウハウに基づく「プロデュース力」と、リコーのデジタルサイネージ事業での豊富な知見に基づく「テクノロジー」のジョイントによって、商品特性と店舗環境に適したプロモーション施策とシステム構成をご提案。
メーカーと小売流通店舗をつないだ、“新しい価値”を生む店頭プロモーションを提供いたします。

年齢や性別などの来客の属性に合わせて最適なコンテンツを表示し、ダイナミックに売り場を演出します。※実機写真は、トップサイネージ+ストレッチ 4DISP年齢や性別などの来客の属性に合わせて最適なコンテンツを表示し、ダイナミックに売り場を演出します。※実機写真は、トップサイネージ+ストレッチ 4DISP


【コネクテッドシェルフ紹介動画】 https://youtu.be/HGxrp4JMrJ4

 

■今後の展開について
TANA-Xは今後、実店舗での実証実験を行い、2021年夏頃の正式リリースを目指します。また、2021年度にPPIHと共同で「ドン・キホーテ」の商品棚の『棚・リテールメディア』を手掛けていく予定で、複数店舗内のエンド陳列棚で「コネクテッドシェルフ」を設置いたします。
メーカー、小売流通業の方々に「コネクテッドシェルフ」を体感いただけるよう、TANA-Xの京都本社および東京支店のショールームに同システムを設置しております。体感をご希望の方は、下記担当者までお問い合わせください。

■■本件に関するお問い合わせ先■■
株式会社TANA-X (タナックス) 事業開発室 西村
東京支店:〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目6番1号(TOC大崎ビルディング18F)
TEL:03-3490-2230
E-mail: bizdev@tana-x.co.jp
URL:https://tana-x.co.jp/business/promotion/connectedshelf.html

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会社概要

株式会社TANA-X

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URL
https://tana-x.co.jp
業種
製造業
本社所在地
京都府京都市下京区五条通烏丸東入松屋町438番地 TANA-Xビル
電話番号
075-361-2000
代表者名
田中 一平
上場
未上場
資本金
3億6400万円
設立
1951年03月