障害者手帳アプリ「ミライロＩＤ」との協業のお知らせ

　当社は、株式会社ミライロ（本社、大阪市淀川区、代表取締役社長 垣内俊哉、以下「ミライロ」という。）が本日リリースするスマートフォン向け障害者アプリ「ミライロＩＤ」に対し、ＳＭＳを活用した個人認証、プロモーション等のサービスで協業することとなりましたのでお知らせいたします。

　ミライロは、障害を価値に変える「バリアバリュー」の視点から、ユニバーサルデザインのコンサルティング、ユニバーサルマナー検定の運営、障害者専門モニター調査、バリアフリー地図アプリ「Bmaps」の企画開発等、多様な方々にとって快適なユニバーサルデザインを提案する企業です。

　同社がリリースする「ミライロＩＤ」は、障害者手帳を所有している方を対象としたスマートフォン向けアプリです。ユーザーは、障害者手帳の情報、福祉機器の仕様、求めるサポートの内容等を「ミライロＩＤ」に登録することができ、交通機関や商業施設において、ユーザーが「ミライロＩＤ」を提示することで、障害者割引や必要なサポートをスムーズに受けられます。

　障害のある人が公共交通機関や各社サービスを利用する際、割引を受ける方法は各企業に一任されており、現状は、割引を利用する度に障害者手帳の現物提示を求められる企業が多数を占めます。2019年１月には、国土交通省が、鉄道、自動車、航空、船舶の各社に対し、社会インフラのＩＣＴ化に伴い障害者手帳の確認方法を見直す方針を発表しました。

　当初の「ミライロＩＤ」の協力企業として、西武鉄道株式会社、嵯峨野観光鉄道株式会社、日の丸交通株式会社、西武ハイヤー株式会社、西武バス株式会社、株式会社アワーズ（アドベンチャーワールド）の６社が参画し、障害者手帳の代替手段として「ミライロＩＤ」に対応します。

　当社は、「ミライロＩＤ」により、障害のある人と企業、相互の情報共有の負担を軽減しスムーズにすることで、障害のある人が外出しやすくなる社会の実現に貢献いたします。

以　上