京都府の観光資源の可能性に注目！学生と企業と専門家のコラボレーションによる京都観光の新ビジョンを発表します。第2回CECシンポジウムを6月22日（日）に開催！

８組の学生グループが京都府を盛り上げる観光ツアーのアィディアをピッチ形式で発表するとともに、学生と企業、専門家が集うクロストークを実施します。

株式会社ルゥルゥ商會

2025年6月13日 10時00分

　観光の領域で活動する学生活躍推進団体「カルチュラル・エデュツーリズム・カウンシル（CEC）」のメンバーが主体となって「京都で学び、京都を語り合う”京室談義”」をテーマに実施されます。

　本シンポジウムは、学生と企業、専門家らが連携し、京都の観光資源の共創を目指す交流の場を目指します。京都の文化観光の振興・発展を目指すとともに、日本文化の未来を切り拓く学生の挑戦をぜひご覧ください。

▼開催概要

名称｜第２回CECシンポジウム"京室談義"学生×専門家×企業－「きょうしつ」から拡がるまち未来－

開催日時｜2025年6月22日（日）　9:30開場10:00開始18:00閉会

開催場所｜京都府庁旧本館旧議会場及び正庁（京都府庁内）

主催｜株式会社ルゥルゥ商會　　

共催｜京都府、EY Japan、京都観光アカデミー

後援｜日本政府観光局(JNTO) 、京都市、エフエム京都　

協賛｜株式会社エイチ・アイ・エス、コミュニティ・バンク京信、株式会社鳴海餅

協力｜近畿経済産業局、西日本旅客鉄道株式会社、嵐山 MITATE、株式会社抹茶ツーリズム　

企画｜Cultural Edu-Tourism Council

参加費｜無料（事前予約制・お問い合わせください）　

参加者想定数｜100〜150名

参加特典｜昼食のご用意があります。小丸屋住井製オリジナル京丸うちわのプレゼント。

お問い合わせ

▼ピッチコンテスト

「京都×学生×気づき・磨き上げる京都の新たな観光資源のカタチ　共創コンペ」

京都府内・京都市内の地域特性を活かした企画を通じて、学生ならではの価値観や視点を得ることができます。地域での課題解決や魅力発信をテーマに、学生たちの独創的なアイデアを実現可能な形に仕上げることで、地域経済の活性化や新たな観光ルートの開発につながります。

１組につき10分間のピッチ形式で行います。登壇者は、書類審査ののち、EY Japanのメンタリングを経て最終審査に臨みます。

登壇者（８組）

・いどばたトーク（西京高等学校、洛北高等学校）

・岡本忠大（立教大学）

・海の陸（立命館大学）

・岩倉美結（京都先端科学大学附属高等学校）

・京都ホテル観光ブライダル専門学校

・西田圭那（京都光華高等学校）

・福知山公立大学3年杉岡ゼミ（福知山公立大学）

・かぶっと亀岡（龍谷大学）

審査員（11名）

・足立憲昭氏（コミュニティ・バンク京信企業成長推進部）

・石間みちる氏（玄妙庵女将）

・住井啓子氏（小丸屋住井10代目女将）　

・高比良哲氏（株式会社エイチ・アイ・エス関西法人事業部）

・鳴海力哉氏（株式会社鳴海餅代表取締役）

・平林知高氏（EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

ストラテジックインパクトパートナー）

・前田尚武氏（ひろしま国際建築祭チーフキュレーター、京都美術工芸大学特任教授）

・矢野智子氏（京都リビング新聞社）

・山下晃正氏（京都府参与）

・山内成介氏（元任天堂香港社長）
・吉高まり氏（一般社団法人バーチュデザイン代表理事）

各賞（４賞）

CEC Award（夢をかなえるサポート資金100,000円*用途に関して審査あり）

EY Japan Most Innovative Award（EY Japan 企業訪問）

Kyoto Attraction Discovery Award（妙心寺塔頭養徳院副住職による禅問答）

Environmental and Sustainability Award byコミュニティ・バンク京信（2025年日本国際博覧会　入場チケット）

▼クロストークセッション「京都と世界をむすぶ！学生×専門家クロストーク」

1. 留学と海外から見た日本：グローバルな学びとキャリア形成
タットナーワー・イド氏（Chartered Group　Business Development Manager）
新条正恵氏（株式会社抹茶ツーリズム代表取締役）
モデレーター：山岡琴（CECアンバサダー、京都府立大学文学部国際文化交流学科）

2. 芸術と社会：アートのまなざし、生きるまち。

前田尚武氏（広島国際建築祭チーフキュレーター、美術工芸大学特任教授）

川崎麻美子氏（NTTアーバンソリューションズ株式会社街づくり推進本部企画部デジタルイノベーション推進部担当課長）
モデレーター：岸村拓海（CECアンバサダー、同志社大学文学部美学芸術学科）

3. 地方創生：地域活性化に向けた学生の創造的提案

平林知高氏（EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社　ストラテジックインパクト　パートナー、多摩大学ルール形成戦略研究所客員教授）
行待佳樹氏（有限会社竹野酒造杜氏）
モデレーター：竹内美羽（CECアンバサダー、同志社大学法学部法律学科）

▼ランチについて

協力：嵐山MITATE / ryu no hige /AMANA BY MITATE

唯一無二な自分にしか出来ない料理とは何か？を模索し続け、作り上げた集大成として、2015年に嵐山MITATEをオープン。新しいジャンルでもあるショコラブランドも立ち上げ、新たにケータリング事業を開始予定。

▼和束町お茶摘み体験について

協力：株式会社抹茶ツーリズム

京都府和束町を拠点にお茶を中心とした地域資源を活かした体験型観光を展開し茶畑や茶文化に焦点をあて、和束町のお茶の魅力を知ってもらうことを目的として、お茶摘み体験を実施。

▼本イベントの具体的な効果

1. 学生の主体性と創造性の育成

本イベントでは、ピッチコンテストやディスカッション形式のセッションを通じて、学生が自らのアイデアを発信し、実現に向けて具体化する力を磨きます。これにより、次世代のリーダーや社会を動かす担い手を育成するだけでなく、学生たちの自信を高め、主体性を持った行動を促します。また、専門家や行政担当者からのフィードバックを受けることで、実社会における課題解決能力を向上させます。

2. 京都府内・京都市内のブランド価値向上

イベント会場として京都府内の歴史的建造物や文化施設を活用することで、国内外の参加者にその価値を再認識させます。また、学生が地域特有の魅力をアピールするプレゼンテーションを行うことで、まだ知られていない京都の観光地としての認知度を高め、地域資源のブランド化を促進します。さらに、このイベントを通じて発信されたアイデアが、観光や文化振興につながるプロジェクトとして実現する可能性も期待されます。

3. 多分野間のネットワーク構築

学生、専門家、行政関係者、留学生など、多様なバックグラウンドを持つ人々が集うことで、新たなコラボレーションの可能性が生まれます。このネットワークは、学術分野やビジネス分野、地域活性化プロジェクトにおける新

たな連携を促進し、持続的な価値を生み出す基盤となります。また、学生たちは他分野の専門家やリーダーと直接対話する機会を通じて、自らの視野を広げ、将来のキャリアに対する具体的なヒントを得ることができます。

4. 学生の気づきの場の提供

ピッチコンテストやセッションに参加することで、学生は自身の強みや可能性、社会的課題に対する関心を発見するきっかけを得ます。これは、彼らが将来の目標を明確にし、キャリア形成の指針を得る貴重な体験となります。また、成功体験を積むことで、社会に積極的に関わる意欲が高まり、地域社会への貢献意識が育まれます。

5. 文化体験の提供と学生主体の運営

学生が主役となり、イベント参加者に対して文化体験を提供するプログラム（例：お茶席、ワークショップなど協議中）を通じて、伝統文化や地域資源の魅力を体験的に発信します。これにより、学生たちはホスピタリティ精神やイベント運営能力を培うと同時に、参加者には京都文化の魅力を直感的に感じてもらう場を提供します。

6. 持続可能なプロジェクトモデルの構築

本イベントは一過性ではなく、京都府内・京都市内の地域資源や文化的価値を持続的に活用するモデルケースとなります。学生たちが提案するアイデアやプロジェクトは、地域社会に根差した実践的なものであり、イベント終了後も地元コミュニティや行政、企業が取り組みを引き継ぎやすい形を目指します。これにより、地域経済や文化振興の循環的な仕組みが形成されます。

▼CECのビジョン

豊かな自然や歴史的な建造物、伝統芸能や工芸品など、魅力的な文化資源が数多く存在する京都。わたしたちは、これら文化資源を活用し、訪れる人々に学びや体験の機会を提供し、日本文化を世界に発信していきたいと考えております。

京都の伝統文化や歴史遺産は、場所ごとに特色があり、国内外から多くの観光客が訪れています。

観光は本来、見るだけではなく、学び楽しむことができるものであるべきです。本シンポジウムでは、京都の交換留学生を含む学生たち「アンバサダー」が考える「魅力ある京都」とは何かを発表します。

本企画は、京都をより深く理解し、京都観光の新たな楽しみ方を考え、観光客により深く関わってもらうような京都と機会創出のアイデアを議論する機会となることを目指しています。

本企画を通じて、学生たちが主体的に考え、地域社会の課題に取り組む姿勢を育み、将来のキャリア形成につなげるだけでなく、京都の観光の新たな魅力発信や持続可能な地域づくりに貢献することを目指します。

京都の未来を担う学生たちが、地域の魅力を再発見し、世界へと発信するための第一歩となる本シンポジウムが、参加者の皆さまにとっても有意義な機会となることを心より願っております。

▼Cultural Edu-tourism Council（カルチュラル・エデュツーリズム・カウンシル／CEC）

「見るだけの観光から学び楽しむ観光へ」をミッションに掲げ、産官学連携のもとガイドやイベント企画を通じて、地域の魅力を再発見し、持続可能なまちづくりを目指した活動を行っております。世界各国から訪れている京都に居を置く外国人学生と、日本人学生で構成されたガイド「アンバサダー」が、自身の体験と知識をもとに京都の文化観光を多様な言語で案内する団体です。

ウェブサイト：https://www.cec-kyoto.jp/

▼シンポジウム運営体制
西村領真　事務局長（同志社大学経済学部経済学科）

岸村拓海　副事務局長・クロストークモデレーター（同志社大学文学部美学芸術学科）

山岡琴　　クロストークモデレーター（京都府立大学文学部国際文化交流学科）

竹内美羽　クロストークモデレーター（同志社大学法学部法律学科）

加川姫菜　広報（同志社大学文学部国文学科）

垂井美里　タイトル考案担当（京都産業大学文化学部京都文化学科）