大学生の10月の就活継続率は10％未満。企業は説明会の増加対応と早期化が顕著に

～ 「アクセス就活Scope　18卒採用　総括号」リリース　～

アクセスグループで、人材採用広報事業を展開する株式会社アクセスヒューマネクスト（本社：東京都港区、代表取締役社長：冨澤一憲、以下アクセスヒューマネクスト）は、「アクセス就活Scope　18卒採用　総括号」をリリースしました。
本号は、2017年10月初旬に就職活動中の学生374名、新卒採用活動を実施した202法人を対象にアンケートを実施し、その結果をまとめたものです。

［調査の概要］
名　称：「アクセス就活Scope　18卒採用　総括号」
調査方法： 「アクセス就活2018」登録の学生からの任意解答　374名
取引先企業からのアンケート　202法人
実施会社：　株式会社アクセスヒューマネクスト　「アクセス就活」編集部
TEL：　[phone]

［ダイジェスト］
《18卒学生アンケート調査》
●『10月上旬時点の内定保有率』は、全体86.6%、文系85.0%、理系92.0%となった。前年比、文系が2.3ポイント上昇、理系が2.5ポイント上昇して、全体平均2.4ポイントアップとなった。
●『内定保有者の就活継続率』は、「内定に満足して終了」が全体で90.1%で、17卒より微増。
●『インターンシップ参加経験』は、17卒と比較すると、全体で11.6ポイントアップしている。文系参加率は、68.5%と17卒と比較して12.9ポイントアップし、また理系は参加率70.5%と、昨年同様文系より高い参加率となった。
●『インターンシップ参加期間』は、「1日間」が全体で最も多く75.6%、17卒比15.6ポイントと大幅アップしていて、1dayインターンの増加が目立った。
●『入社予定企業へのインターン状況』については、文系の84.9%が「入社予定企業のインターンに参加せず、同業他社へのインターンにも参加していない」。
●『就活を振り返っての評価』では、インターン参加経験者/未経験者でクロス集計を実施。「大変だった・どちらかといえば大変だった」が、インターン経験者が58.2%、インターン未経験者もほぼ同等の54.3%。

《企業アンケート調査》
●『18卒採用で強化した施策』 「経団連非加盟」 「加盟」 「親会社が加盟」に区分してクロス集計を実施。全体平均で最も多かったのが「会社説明会日程の増加」44.1%。次に「合同セミナー参加」43.1%であった。
●『内定出しを開始した時期』では、全体には6月上旬がピークだが、面接同様、17卒より早期化しており、また属性によってかなり時期が異なることがわかる。「非加盟」は、17卒ピークの6月上旬より1ヶ月以上早い4月下旬にピークを迎えて14.3%。「加盟」は昨年同様6月上旬がピークではあるが、17卒45.7％よりも低い34.1%となり、その分4月下旬に12.2％とこちらも前倒し傾向が見える。「親会社が加盟」は、昨年より2～3週間早く4月上旬に第一波が来ている。
●『18卒採用は完全に終了したか』「親会社が加盟」「加盟」は、「終了」したと回答した企業が63.4%・71.4%。一方「非加盟」は、「終了していない」と回答した企業が61.9%と、ほぼ間逆の状況となった。
●『募集人数に対する内定受諾人数比率(採用達成率)』全体に17卒より達成率が高くなっているが、特に、「非加盟」「親会社が加盟」企業は、達成率101％以上が、32.2％、40.0%と昨年より大幅に改善。「加盟企業」は、達成率81％～100%が50.0%と昨年よりも7.1ポイントアップし、各社とも数においては一定以上達成していることが分かった。
●また、『内定者に対する評価』では、「非加盟」が「質的には満足だが量的に不満」で42.2%と最も高い。「加盟」は「質的には不満だが量的には満足」が最も高く31.7％。「親会社が加盟」は「質・量ともに満足」が35.7%で最も高い。各属性それぞれの、内定者への評価となった。
●『19卒で強化したい施策』では、全ての属性を通して共通して強化施策となっているのが、「学内セミナー（大学主催）/（業者主催）参加」で、18卒時よりも最大20ポイント上昇している。また、直接接触フェーズにおけるコンテンツの強化も各社課題とみられ、「インターンシップコンテンツ強化」「会社説明会コンテンツ強化」も最大20ポイント上昇している。

 

 

詳細は、アクセスグループホームページで公開しています。
ダイジェスト版：https://goo.gl/KkEvLb
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アクセスヒューマネクストでは、新卒採用に関する情勢調査を独自の視点で調査・分析を行い、「アクセス就活Scope」として原則年３回発行しています。

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