2020年4月6日、株式会社ゲンロンは創業10周年を迎えます。

10周年を記念し、人文系ポータルサイト「ゲンロンα」4月オープン！
『新対話篇』と『哲学の誤配』を同時出版！
独自の映像配信プラットフォーム「シラス」今夏スタート！

 

2020年4月、ゲンロンは創業10周年を迎えます。

株式会社ゲンロンは2010年、批評家の東浩紀を中心に創業した出版社です。
思想誌『思想地図β』シリーズは創刊号が異例の2万部を突破するなど話題を呼び、
現在は後継誌『ゲンロン』、批評電子月刊誌『ゲンロンβ』を出版しています。
また2017年には東浩紀の単行本『観光客の哲学』がベストセラーとなり、
第71回毎日出版文化賞（人文・社会部門）を受賞しました。
2018年からは人文書シリーズ「ゲンロン叢書」をスタートさせ、小松理虔『新復興論』
（第18回大佛次郎論壇賞受賞）、石田英敬+東浩紀『新記号論』などの書籍を
刊行しています。

出版と並行し、2013年には東京・五反田にイベントスペース・ゲンロンカフェを
開業し、いまでは多数の言論人が集う新たな「サロン」になっています。
有料の動画配信や市民講座・ゲンロンスクールの運営も行い、
気鋭の芸術家、作家、漫画家を世に送り出してきました。

このたび創業10周年を記念し、ゲンロン叢書006『新対話篇』および
007『哲学の誤配』と、東浩紀の著書2冊 を同時出版いたします。
また同月中に、月額制の人文系ポータルサイト「ゲンロンα」を立ち上げます。
弊社の過去のコンテンツに加え、新規の記事、ニュースも掲載予定。
さらにこの夏には、独自の映像配信プラットフォーム「シラス」をオープンします。
資料配布や少額課金など、既存のサービスとは異なる映像配信の可能性を切り開きます。
ぜひご紹介ください。

10周年の歩みとゲンロンのこれからについて、
創業者の東浩紀と代表の上田洋子が取材をお受けいたします。
インタビューご希望のメディアの皆さまは、ゲンロンまでご連絡をお願い申し上げます。

 

【ゲンロン10周年記念事業第一弾】
◎ゲンロン叢書　​2 冊同時発売！

ゲンロン叢書006『新対話篇』

 

東浩紀が2012年以降に行なった対談・鼎談から、哲学と芸術をテーマとするものを厳選し集成。
文化が政治に従属し、人間がデータに還元される時代に、「対話」というもっとも古く原始的な方法で人文知の再起動に挑む10章。
飴屋法水・柳美里との語り下ろし「生きることとつくること」を加えた決定版。

​ゲンロン叢書007『哲学の誤配』

韓国の読者に向けて語った2つのインタビューと中国・杭州での最新講演を収録。
『一般意志2.0』と『ゲンロン0 観光客の哲学』のあいだに、SNSは世界をどう変えたのか。
韓国の若手論客による解説も掲載。日韓並行出版。

◎2020年4月、新しい人文系ポータルサイト「ゲンロンα」オープン！
「現代の総合誌」を目指し、時局にあわせたテキスト、人文系の新刊・イベントニュース、そしてゲンロンが手掛けてきた『ゲンロンβ』『ゲンロンエトセトラ』などの過去のコンテンツを精選して収録。
月額会員登録、もしくは友の会への入会で100 本以上の記事が読み放題（オープン時点。記事は追加されます）。
ゲンロンの新事業です。

東浩紀（あずま・ひろき）
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士（学術）。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』（1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門）、『動物化するポストモダン』（2001年）、『クォンタム・ファミリーズ』（2009年、第23回三島由紀夫賞）、『一般意志2.0』（2011年）、『ゲンロン０ 観光客の哲学』（2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門）、『ゆるく考える』（2019年）、『テーマパーク化する地球』（2019年）ほか多数。

上田洋子（うえだ・ようこ）
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士（文学）。ゲンロン代表。早稲田大学ほか非常勤講師。著書に『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β4-1』（調査・監修、2013年）、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』（共訳、2012年）、『歌舞伎と革命ロシア』（共編著、2017年）、『プッシー・ライオットの革命』（監修、2018年）など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯：没後70年・復権55年」展（早稲田大学演劇博物館、2010年）など。


【取材・書籍のお問い合わせ先】
株式会社ゲンロン https://genron.co.jp/
担当 ： 横山宏介、野平麻紀子
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