第35回東京国際映画祭にて女優・松岡茉優と映画監督・是枝裕和を迎え、ケリングが「ウーマン・イン・モーション」トークを開催
ケリングは、2015年よりカンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを務め、「ウーマン・イン・モーション」は同映画祭の公式プログラムとして欠かせない存在となっています。以降、「ウーマン・イン・モーション」は映画だけでなく、写真、アート、デザイン、ダンス、音楽などにも取り組みの幅を広げています。また「ウーマン・イン・モーション」トークは、女性および男性ゲストが、映画業界や芸術全般における女性の貢献を強調する機会となっています。
本年度、東京国際映画祭の公式プログラムとして開催する「ウーマン・イン・モーション」トークは、2019年に次ぎ2回目となり、今年は2018年のカンヌ国際映画祭パルムドールをはじめ、国内外の数々の賞を受賞している映画監督・是枝裕和と、是枝監督の『万引き家族』などに出演し、その演技力が高く評価されている女優・松岡茉優が登場します。才能溢れる2人が、監督と女優という異なる立場から、日本映画界における女性の役割や課題、未来について語り合います。
東京国際映画祭公式プログラム
TIFFスペシャルトークセッション ケリング「ウーマン・イン・モーション」
登壇予定者:是枝裕和(映画監督)、松岡茉優(女優)
ファシリテーター:立田敦子(映画評論家)
開催日時:2022年10月31日(月) 18:30開場 19:00開演 20:00終了予定
場所: TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン7
入場料:無料
申込方法:映画祭公式サイト他(https://2022.tiff-jp.net/news/ja/?p=59434)
10月12日(水)18時より申込開始
是枝裕和(映画監督)
1962年東京生まれ。87年早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオンに参加し、主にドキュメンタリー番組を演出。14年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。主な監督作品に、『誰も知らない』(04/カンヌ国際映画祭男優賞)、『空気人形』(09/カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品)、連続ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(12)、『そして父になる』(13/カンヌ国際映画祭審査員賞)、『海街diary』(15/カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品)、『万引き家族』(18/カンヌ国際映画祭パルムドール、第91回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)、日仏合作映画『真実』(19/ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品)。22年、最新作の韓国映画『ベイビー・ブローカー』が第75回カンヌ国際映画祭男優賞、エキュメニカル審査員賞をW受賞。
松岡茉優(女優)
1995年生まれ、東京出身。子役からキャリアを積み、『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』(ともに12)や、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)で注目を集め、『ちはやふる』3部作(16,18)やNHK大河ドラマ「真田丸」(16)に出演。『勝手にふるえてろ』(17)で映画初主演し、第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督の『万引き家族』(18)に出演し、第42回日本アカデミー賞では、『勝手にふるえてろ』で優秀主演女優賞、『万引き家族』で優秀助演女優賞を受賞。近年の作品は、『蜜蜂と遠雷』(19)『ひとよ』(19)『劇場』(20)『騙し絵の牙』(21)『ヘルドッグス』(22)など。是枝監督が総合演出を務める2023年配信予定のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」にも出演。
「ウーマン・イン・モーション」について
ケリングは、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心の一つに据えています。クリエイティビティこそが変革を生み出す最も強い力の一つであるものの、依然として男女間の不平等が顕著である芸術や文化の世界に「ウーマン・イン・モーション」プログラムは取り組んでいます。
2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭において、映画界の表舞台そしてその裏側で活躍する女性たちに光を当てることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」を発足しました。以来、このプログラムは写真を始め、アート、デザイン、音楽、ダンスの分野にも活動を広げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードでは賞を通じて、各分野で活躍する、インスピレーションを与えた人物や才能ある若手女性たちを表彰しています。また、トークイベントでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しています。
過去8年間、「ウーマン・イン・モーション」は芸術分野における女性の地位と評価について、考え方を変え、考察するためのプラットフォームとして選ばれてきました。
日本では2017年より、映画界における「ウーマン・イン・モーション」の取り組みを開始し、監督や俳優を迎えた「ウーマン・イン・モーション」トークをこれまでに5回開催しています。2019年に東京国際映画祭の公式プログラムとして初めて本トークを開催し、女優の寺島しのぶ、映画監督・写真家の蜷川実花、アーティストのスプツニ子!が登場しました。また、2020年より写真界にもその取り組みを広げ、才能ある女性作家をサポートしています。
東京国際映画祭 (TIFF)について
第35 回を迎える東京国際映画祭(以下 TIFF)は日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭です。1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生したTIFF は、日本及びアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭へと成長しました。いまや最も熱気溢れるアジア映画の最大級の拠点である東京に世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場を提供しています 。また、TIFFは世界の映画業界の男女平等を推進する国際的な活動「Collectif 50/50」に賛同し、2021年にアジアの映画祭として初めてこれに署名しました。
ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー製品を扱うメゾン、およびケリング アイウエアを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(“Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。
詳しい情報
ケリング公式サイトの「ウーマン・イン・モーション」をご覧ください
フォトクレジット
左から:是枝裕和 ©藤井保、松岡茉優 ©熊田貴樹
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