チュニジアのスタートアップ環境醸成に向けてJICA 草の根技術協力事業に参画　～チュニジアにてキックオフセレモニー開催〜

この度、ティーエスアイ株式会社は会津大学と提携し、JICA草の根技術協力事業「若者・女性等を対象としたICTスタートアップ人材育成の事業モデル構築（地域活性型）」の支援に参画いたしました。

ベンチャー事業育成・事業開発コンサル・M&Aアドバイザリーを手掛けるティーエスアイ株式会社（本社：京都府　代表取締役社長：熊谷 孝幸　以下、ティーエスアイ）は、「JICA 草の根技術協力事業」でのチュニジアのICT人材育成を通じ、若者や女性の起業促進・就業機会の増大や女性活躍の増進寄与に貢献いたします。

ティーエスアイは、これまで国内外で行ってきたスタートアップの支援やアクセラレーションプログラムの実績が評価され、会津大学から委託を受け「JICA 草の根技術協力事業」の支援を行うことになりました。

事業提供先のカルタゴ大学高等情報通信技術学院（ISTIC)の教員に対し、3年間のプロジェクトを通じ、スタートアップ人材育成法伝授・技術支援を行うことで、その後現地の教員自らがスタートアップ人材育成プログラムを運営できることを目指します。

• チュニジア共和国の現状

チュニジア共和国は2011年の「アラブの春」を経て、経済再建に取り組んでいるものの、依然として経済の停滞や治安の悪化などの課題が残る状況にあります。特に高等教育を受けた若者や職業的スキルを持つ女性の失業問題は、未だ改善されておりません。

それを受け近年、チュニジア政府は政策的に雇用の創出や経済成長の促進による課題解決を目指し、ICTセクターにおけるスタートアップ（起業・創業）の推進を始めました。ただ、その実現にはまずICT人材の育成システムの整備が急務でした。

• JICA 草の根技術協力事業とは

本事業は、3年間の事業期間においてチュニジア若者や女性を対象に、ICTセクターにおける最先端技術やスタートアップに関する研修を行います。それにより、起業の促進・就業機会の増大や女性活躍の増進を図るとともに、ISTICのスタートアップ人材育成に関するプログラムの改善や実施・運営能力の強化を図ることを目的としています。

今回のキックオフセレモニーでは、ISTICをはじめとするカルタゴ大学の教職員と学生、ビジネス関係者も多数参加し、大菅岳史駐チュニジア日本国大使、チュニジア国のモンセフ・ブクティール チュニジア高等教育科学技術大臣、ナディア・ムズギ カルタゴ大学学長、上野修平JICAチュニジア事務所長から、本事業の成功を祈念するご祝辞を頂きました。

弊社代表、熊谷は本イベントにて、日本の最新のスタートアップの状況についての解説を行いました。

• 座組について

本事業には、グループから下記企業が参加し、各社のノウハウを集結し取り組んで参ります。
・日本戦略投資株式会社（http://jstrategic.co.jp/）
・株式会社ツクリエ（https://tsucrea.com/#indextop）

• ティーエスアイ株式会社について

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