トコシエ、East Venturesおよび個人投資家から資金調達 AI 3D CAD「Ignite0」の開発・米国本社設立し展開を加速
「なぜその形にしたか」まで蓄積するAI 3D CADが、米国本社設立を機に製造業・ロボティクス領域での導入をグローバルに本格化

株式会社トコシエ(本社:カリフォルニア州、日本支社:東京都、代表取締役:渡辺龍徳、英語表記:Tokoshié Inc.、以下「当社」)は、East Venturesおよび個人投資家2名を引受先として資金調達を実施したことをお知らせします。
今回調達した資金を活用し、自然言語や画像を通じて3Dモデルを設計・編集できるチャット型AI 3D CAD「Ignite0(イグナイトゼロ)」の開発体制を強化します。Ignite0は現在、20以上の国と地域、600人を超えるグローバルユーザーにご利用いただいています。当社はすでに米国本社を設立しており、今回の調達を機に、製造業・ロボティクス領域における導入・実証をさらに進めるとともに、米国を起点としたグローバル展開を本格化します。
今回の資金調達を起点に、プロダクト開発、導入企業との連携、ユーザー基盤の拡大を進め、国内外での事業展開を加速してまいります。
Ignite0開発の背景
製造業では、熟練設計者の不足と設計ノウハウの属人化が深刻な課題となっています。あわせて、ロボティクスや「フィジカルAI」の発展に伴い、機械や部品をより迅速に設計・検証・製造できる環境へのニーズが高まっています。
一方、従来の3D CADを扱うには専門知識や操作スキルが必要であり、アイデアを具体的な形にするまでに多くの時間を要します。
当社は、こうした課題に対し、自然言語や画像、会話を通じて3D設計を進められるAI 3D CAD「Ignite0」を開発してきました。今回の資金調達を通じて開発体制と事業基盤を強化するとともに、すでに設立した米国本社を起点に、製造業・ロボティクス領域での導入を国内外で拡大してまいります。
Ignite0について
Ignite0は、自然言語や画像を用いて、編集可能な3D CADモデルを作成・修正できるAI 3D CADです。
従来の3D CADでは、複雑な操作方法や設計に関する専門知識が必要であり、アイデアを実際の3Dモデルとして形にするまでに、多くの時間と経験を要していました。
Ignite0では、作りたいものや変更したい内容を普段使っている言葉で伝えられます。例えば「この部分を厚くして、取り付け穴の位置を変更して」と入力すると、AIが要望を整理し、必要な寸法や条件を確認しながら3Dモデルの生成・修正を支援します。
写真やスケッチ、図面などの画像から形状の特徴や設計条件を読み取り、3Dモデルの作成につなげることも可能です。生成されるのは単なる完成イメージではなく、寸法や形状を後から変更できるCADデータです。

Ignite0でできることは、チャットからの3D生成、画像からの3D生成、設計意図の構造化、手動編集、STEP/STL出力の5つです

CAD操作に慣れていないユーザーでもアイデアを短時間で形にできるほか、設計者による初期案の作成、複数案の比較、顧客やチームとのすり合わせを効率化します。製品開発の会議中にその場で形状や寸法を変更して確認できるため、意思決定や試作までの時間短縮にもつながります。
Ignite0が主に対象とするのは、構想設計や試作などの「0から1」の設計工程です。既存CADのリプレイスではなく、ドラフト設計工程における並行利用を前提としたAI設計パートナーという位置づけで、設計初期の検討を効率化し、作成したモデルを既存のCADや解析、製造工程へそのまま引き継いで活用できるプロダクトを目指しています。
設計意図を蓄積し、ものづくり全体を支援するAI基盤へ
Ignite0では、完成した形状だけでなく、「なぜこの形にしたのか」「どのような条件を満たす必要があるのか」といった設計意図を構造的に蓄積する技術の開発を進めています。
一般的な3Dデータからは、形状は分かっても、その背景にある目的や設計条件までは分かりません。Ignite0は、ユーザーとの会話や設計の過程を通じて、使用目的、荷重条件、寸法上の制約、変更の理由などを形状と関連付けて保持することを目指しています。
こうした設計意図を活用することで、過去の設計の再利用だけでなく、仕様変更への対応、設計案の比較、解析、製造方法の検討までを一貫して支援できる基盤の実現を目指します。将来的には、設計から解析、製造までの情報をつなぎ、ものづくり全体を支援する基盤を構築していきます。
現在、Ignite0はロボティクスから教育機関まで、幅広い現場で活用が進んでいます


今後は、機能面では断面形状フィードバックや自由曲線を実装し、中長期ではCAE/CAM連携や自律製造までを見据えています。開発ロードマップは公開中です。
https://ignite0.com/ja/product/#journey
Ignite0は無料でお試しいただけます。
詳細は公式サイトをご覧ください。 https://ignite0.com/

代表取締役・渡辺龍徳 コメント
今回、East Venturesさんと個人投資家のお二人にご支援いただけたこと、率直にありがたく思っています。
Ignite0は今、20以上の国と地域で600人を超えるユーザーに使ってもらっていて、国内でも大手製造業とのPoCが進んでいます。今回の資金調達を機に米国に本社を移し、日本・米国それぞれでエンタープライズへの導入をさらに加速していきます。
「誰もが"つくろう"と思えるインフラをつくる」というミッションに向けて、これからも一つずつ形にしていきます。
投資家コメント

羅悠鴻さま 株式会社東京 元CEO
ローンチして半年も経たないのに名だたる東証TOPIX Core30の製造業企業に導入されてて、めちゃくちゃ伸びそうな予感がしてます。 CAD版のCopilot/Githubが実現するのが楽しみすぎます。

猪狩亮輔さま 株式会社TENTIAL 元取締役
AIの発達でソフトウェアのみならずハードウェア設計の民主化も進む中、設計意図を蓄積しながら3D CADモデリングしていく発想に、大きな可能性を感じました。Ignite0がこれから積み上げていく設計意図のデータは、ものづくりの現場に新しい価値をもたらすはずです。渡辺さんたちの挑戦を、これからも応援していきます。
株式会社トコシエについて
株式会社トコシエは、自然言語や画像、会話によって3Dモデルを設計・編集できるAI 3D CAD「Ignite0」を開発するスタートアップです。
「誰もが"つくろう"と思えるインフラをつくる」をミッションに、専門知識や経験にかかわらず、誰もがアイデアを形にできる設計・製造環境の実現を目指しています。
Techstars Tokyo、JETRO GSAPを経由したAlchemist等をはじめとする国内外のアクセラレーションプログラムに採択され、国内外の製造業、ロボティクス、ハードウェア領域への展開を進めています。
会社名:株式会社トコシエ
事業内容:AI 3D CAD「Ignite0」の開発・提供、AIコンサルティング
Instagram:https://www.instagram.com/tokoshie_3d/
TikTok:https://www.tiktok.com/@tokoshie_3d
本件に関するお問い合わせ先
株式会社トコシエ 広報担当
E-mail:info@tokoshie3d.xyz
お問い合わせフォーム:https://forms.gle/LVezngjGqK66qSzp8
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