【円安下での株式投資アンケート】株式投資を「増額」が4割以上「減額」は1割にも満たずTikTok登録者数16万超の投資家がアドバイス　「ドル建て資産運用で含み損リスク回避を！」

3月末の外国為替市場で対ドルの円相場は一時、1ドル=125円台と2015年8月以来の円安水準に下落し、その後も円安傾向が続いて国内経済への影響が危惧されています。円安下、株式投資はどうあるべきなのか。今は「買いなのか」「売りなのか」初著書となる『年収300万円FIRE　 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』を発売したライオン兄さん（山口 貴大）が株式投資に関するアンケート調査を行ったところ、投資家の4割以上が「株式投資を増やす」と断言していることが分かりました。

• 調査概要

調査期間:2022年4月4日~4月5日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象: 株式投資を行う25歳～50歳男女
サンプル数:500人
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、「株式会社バイアンドホールド調べ」とご明記ください。

• 調査結果

円安は株式投資の好機と捉える人が多い傾向
「3月28日の外国為替市場で円が対ドルで一気に下落し、一時2015年8月以来6年7カ月ぶりとなる1ドル=125円台をつけました。 その後も円安傾向が続いていますが、株式投資についてどう考えていますか?」との問いに対し、「株式投資を増やす予定だ」と回答した人は44%でしたが、「株式投資を減らす予定だ」と回答したのはわずか8％でした。不安定な円相場が株式投資に影響を与えるリスクを好機ととらえる投資家が目立つ結果となりました。ただ、「どちらでもない」は47%で、様子見の投資家も多く存在しました。

前回1ドル125円に達した時も投資家たちは増資傾向
「円相場が125円という高値を記録したのは2015年8月以来。 同年のこの頃に「株式投資をしていましたか」との問いには過半数の55%が「していた」と回答。半数以上が7年以上の長期的な投資を行っていることもわかりました。また、以前の円安時も投資していた人たちへの「どのような行動をしましたか」との問いには、42％が「増やした」と回答しました。一方、「減らした」は9％で、今回の円安時の投資家マインドの割合とほぼ一致しました。
また、4割近くの人が前回と今回の円安で両方とも株式投資を増額したと回答しています。

 

• TikTok登録者数16万超の投資家・ライオン兄さんがリスク下株式投資を徹底解説！

「円安になると私達の生活にどう影響するか？」「なぜ円安になっているか？」━。株式会社バイアンドホールドの代表にして、TikTok登録者数16万超の投資家・ライオン兄さんこと山口貴大が解説します。

 

勘違いしていませんか？意外と身近な円安の影響
先月末1ドル125円にもなった円安で日本円の価値が下がっていることの意味について、身近に感じられない人が多いかもしれません。日本国内では円安について実感できないと思いますが、海外に出ると円の価値が下がっていると感じられるでしょう。1ドル100円の時に1万円を米ドルに両替すると100ドルですが、1ドル120円の時に1万円を米ドルに両替すると、83ドルにしかなりません。明らかに円の価値が下がっていると感じられるでしょう。
コロナ禍で海外には行かないので「大丈夫」と思った方が、日本国内で不利な円安を実感するのはこれからです。日本は輸入に依存している国です。ガソリンなどのエネルギーは100%を輸入、小麦や大豆なども約90%を輸入に頼っています。ただでさえ原油高でガソリン価格が上がっているのに、そこに円安が拍車をかけてガソリン価格はさらに上がるでしょう。原料を海外に依存しているスーパーの食品も円安の影響で価格が上がるでしょう。

円安は国民にとって増税と同義
言わば、国民にとって円安は増税も同然の状態といえます。対策として具体的にはドル建ての株や債券を保有することです。ドル建て資産を保有している投資家は今、円安の影響で資産評価額が大きく上がっています。実際に我々の年金はGPIFというファンドでドル建ての株や債券で運用され、2021年時点でプラス100兆円と過去最高レベルの含み益が出ています。運用している人は、このようにドル建て資産の評価額が上がって円安のリスクヘッジができるので恩恵を受けていますが、運用していない人は資産価値が目減りしているのです。

なぜ円安が進行中？
これは各国の金融政策の違いによるものです。米国はインフレ率7.9%になっているので、インフレ沈静化のために2022年に7回の利上げを見込んでいます。市場にある現金を回収する政策をしていく見込みです。一方、日本はインフレ率1%程度です。よって利上げをする必要がないので、ゼロ金利を継続します。また日銀は大規模な量的緩和を維持して、市場に対し現金のばら撒きを継続します。これにより、日米の金利差の拡大、通貨の需給の関係で急速に円安のトレンドが発生しています。言わば、欧米と日本は全く逆の金融政策をしているのです。
日銀が金融緩和をして円安にするのには理由があります。日本の輸出企業は円安の恩恵を受けるので、自国通貨安にして日本政府の収支の改善に努める狙いがあると思われます。また日本政府のポートフォリオとして円で国債（借金）を発行して対外純資産としてドル建て資産を世界一保有していますから、円安になると借金が減るので、日本政府にとって円安は願ったり叶ったりの状態なのです。

求められるのは国民の金融リテラシー
一方で日本国民にとっては、円安は物価高を加速させますので可処分所得が減り増税と同じような効果があります。そのため、日本政府を見習って、我々は円だけでなく、ドル建て資産を保有して資産運用する必要性があります。
現在、ロシアやウクライナの通貨は、ほぼ無価値にまで暴落していますが、日本円も長期的に円安トレンドになるリスクがあります。そういった時に、円だけで資産を持つのではなく、世界基軸通貨のドル、そして金やビットコインに資産を分散して運用する金融リテラシーが求められます。

• ライオン兄さん（山口 貴大）プロフィール

　個人投資家。起業家。　金融・起業のマネースクール「Financial Free College」代表。
ネット関連会社などに会社員として８年間勤務後、サービス業関連会社を興し独立するが、2018年に売却。その売却益を米国株中心に運用したことにより、経済的自由を獲得する。代表を務めるマネースクールは、「投資家が推奨するお金のスクール」「未経験から学べるお金のスクール」「結果が見込めるお金のスクール」の３冠を取得（JMRO日本マーケティングリサーチ機構調べ）。
 

 

 

 

 

2021年10月4日に「1 時間で TikTok に投稿された同じ文章を言う人のビデオの最多数」で世界記録としてギネス認定。​
　現在は、KADOKAWAセミナーでも認定講師として、「投資」「経済」「貯蓄」のジャンルを担当している。
　さらに、日本人の金融リテラシーを高めるために、「ライオン兄さん」名義で、資産運用ノウハウやお金にまつわる旬な情報をSNSで発信中。
2022年、初著書となる『年収300万円FIRE　 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』（KADOKAWA）を出版。


書籍：https://www.amazon.co.jp/dp/4046054069/ref=cm_sw_r_awdo_D042CDCHMJ9R1TFHBHFN?fbclid=IwAR16kqfC6sr31YIowRKrLL2slYkLKRBu0YaE6-fLr6VkdkTc1HwpQxK-grI
YouTube：https://www.youtube.com/channel/UCxkiN35K-JNZKV9m0fEzN2w
TikTok： https://www.tiktok.com/@takalion23 
 

• 会社概要

商号：株式会社バイアンドホールド
所在地：神奈川県逗子市桜山8-1-3 グレイス桜山 201
代表者：代表取締役社長 山口 貴大
設立：2021年5月10日
事業内容：金融・起業のスクール「Financial Free College」の運営他
連絡先： [e-mail]
URL：https://financial-free-college.jp/