トクイテン、日本海ラボとエリアオーナー契約を締結し、農業参入PoC を開始
AI とロボットで有機農業の自動化を進める株式会社トクイテン(愛知県名古屋市、代表取締役 豊吉隆一郎、以下 トクイテン)は、日本海ガス絆ホールディングスグループで、オープンイノベーションによる新規事業創出の役割を担う株式会社日本海ラボ(富山県富山市、代表取締役社長 新田洋太朗、 以下日本海ラボ)の農業参入PoC 実施のための「エリアオーナー契約」を締結しました。8 月1 日よりトクイテン知多農場(愛知県知多市)の一画を利用し、日本海ラボの農業参入に向けた実証試験(PoC)を開始しました。
■トクイテンのエリアオーナー制度について
<概要>
近年、企業の農業参入が増加傾向にありますが、大きな投資を行ったにも関わらず、「栽培がうまくいかない」、「販売先が確保できない」といった原因で失敗に至る事例も少なくありません。トクイテンのエリアオーナー制度は、そのような失敗を回避するために、トクイテン直営農場の一部のオーナーとなり予算と期間を限定して小さな農業参入をするための制度です。オーナーとなったエリアでの農業体験や収穫物の活用を通じて、農業参入により何が得られるのかを先に体験し、事業としての可能性を検討することが可能となります。
<エリアオーナー制度で得られるもの>
● 地域とのつながり作り・地域貢献
収穫体験や食育教室の開催、地域イベントの参加など、収穫物を活用した多彩な取り組みにより、地元地域とのつながりを作ることができます。
● 予算と期間を限定した小さな農業参入
1年単位の利用料のみで小さく農業参入を始められます。
● 社会課題・地域課題の解決に貢献
有機農業に取り組むことで化石燃料由来の化学肥料の使用を削減し、気候変動対策につながります。また、農業参入により農地を保全することで、地域農業の維持・発展に貢献することができます。
エリアオーナー制度の詳細:https://about.tokuiten.jp/5a78d9eb45774f9fbf23163699dddfc6
エリアオーナー開始に寄せるコメント
株式会社トクイテン 代表取締役 豊吉 隆一郎
日本海ラボ様の農業参入の第一歩として当社のサービスを選んでいただいたことを嬉しく思っております。日本海ラボ様とは、新規事業で農業参入を考えているということで弊社の農場に見学に来ていただき、弊社の有機ミニトマトを食べていただくところから関係がスタートしました。これから我々の用意する栽培、収穫、販売といった実証を通じて、一緒に事業創出の可能性を探って行けることを楽しみにしています。
株式会社日本海ラボ オープンイノベーション推進チーム
弊社では2024 年より農業分野での事業検討を注力領域と設定し、事業参入に向けた取り組みを進めています。検討課題が多い中、トクイテン様のエリアオーナー制度は設備投資が不要で、土づくりや栽培に関するノウハウを得られ、収穫された有機栽培トマトを用いたマーケティング調査等、幅広い活動ができる点に魅力を感じています。また、なにより農場視察で試食した有機栽培ミニトマトの味が素晴らしく、ファンとなっています。このPoC を通し、農業参入にむけた可能性調査と、地域への新たな価値創出に向けて検証して参ります。
会社概要
【株式会社トクイテンについて】
社名 : 株式会社トクイテン
代表 : 代表取締役 豊吉隆一郎
本社所在地 : 愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス2-15 号室
URL:https://about.tokuiten.jp/
設立 : 2021 年8 月6 日
【株式会社日本海ラボについて】
社名 : 株式会社日本海ラボ
代表 : 代表取締役 新田洋太朗
本社所在地 : 富山県富山市城北町2 番36 号
設立 : 2020 年6 月1 日
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像