スパイレント レポート：5Gスタンドアローンは準備万端

Spirentの年次報告書は、ROIを実現する準備が整った5G市場を示しています

ニュージャージー州ホルムデル- 2024年2月20日 - 次世代デバイスおよびネットワーク向けのテストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirent Communications plc （LSE:SPT、以下Spirent [スパイレント]　https://www.spirent.jp/）は本日、2023年中の500件を超えるグローバル市場における新規5G案件の分析に基づき、5回目となる年次5G展望レポートを発表しました。この「5G 2024：Market Drivers, Insights & Considerations」レポートは、5Gエコシステム全体を通じて現状に関する洞察を提供し、トレンド、地域特性、将来の可能性を明らかにしています。レポートのダウンロードはこちらから： www.spirent.jp/5Greport.

Spirentの市場戦略責任者Steve Douglasは次のように述べています。「5Gスタンドアローン（SA）ネットワークの展開が昨年遅れたのは、クラウドネイティブな新しい5Gコア技術の展開と統合に関する技術的な課題が一因でした。しかし、今年は市場が加速すると予想されます。5Gの新しいSA機能に対する需要と、それを実現するネットワーク機器やデバイスの供給が初めて一致したのです。サプライヤーは5G市場が拡大する準備ができており、次世代5G SA機能に対する需要が高まっていると見ています。」

最も有望な5Gのトレンドには以下のようなものがあります：

• 5G SAと新コア - 2023年の商用展開の勢いは鈍いものの、業界をリードするSpirentのLandslide 5Gコア・テスト・ソリューションは30社以上の通信事業者に採用され、2024年に商用5G SAが加速する有力な指標となりました。5Gコアの差別化された機能をテストする需要が増加し、消費電力の最適化に注目が集まる中、通信事業者は新たな収益を生み出すサービスとエネルギー効率を優先させることが予想されます。

• 5G SAはデジタル トランスフォーメーションの起爆剤 - 5G SAへの移行は、ネットワークとOSSのデジタル トランスフォーメーション・プログラム、特にネットワーク・ライフサイクル全体における自動化の活用に関する主要なビジネス・ドライバーになりつつあります。当社のグローバル・エンゲージメントに基づき、成熟したサービス・プロバイダーの20%が継続的テスト（CT）のようなDevOpsやアジャイル・プラクティスの実装を開始していると我々は推測しています。

• 5G SAデバイスとハンドセットのサービス体感テスト - これらの需要は、オペレータが新しいコンシューマおよびエンタープライズ・プライベート・ネットワーク・サービスの立ち上げを検討しているため、イマーシブ・ボイスとビデオに関する新しいサービスのパフォーマンスと体感にますます焦点が当てられるようになり、倍増しました。

• トランスポート・ネットワークのテスト - 大手通信事業者の4～5倍のトラフィック増に対応し5G SAに備えるため、大手通信事業者はIPコア・バックボーンの200/400Gイーサネットへの更新サイクルを開始しました。5G RANの展開により、セルサイト・ゲートウェイの10/25Gエッジ・ルーターのアップグレードとアグリゲーション・サイトの100G化も推進されました。

• 地上波以外のネットワーク試験 - 新しい低軌道（LEO）衛星の試験は、性能能力を理解しデバイスに直接5Gサービスを提供することに関連する技術的および規制上の課題を理解することに業界が焦点を当て、増加しました。

• プライベート5Gのテスト - 2023年には機能削減（RedCap）を含む初期のリリース17の機能に対する関心が高まる一方、初期の商用プライベート・ネットワークの実装では、対象となる一連のユースケースと簡素化されたNIB（Network-in-a-Box）展開モデルにおいて、早ければ6ヶ月で投資利益率（ROI）が達成されました。

このレポートではSpirentが注目している新たな成長トレンド、つまり5Gが進展と可能性を見せている分野についても言及しています：

• 5G SA - この市場は51の商業展開、限られた人口カバー率と黎明期にありました。しかしサービス・プロバイダーが計画的な成長導入を準備し、デバイスの可用性が増えるにつれて勢いが増しています。

• プライベート5G - ここ数年で1,200以上のプライベートLTE/5Gネットワークが商業的に導入され、進行中のSA展開、ライフサイクルの自動化、セキュリティ重視のネットワーク スライスにより、2027年までに40,000以上の商用導入が見込まれています。

• オープンでバーチャルなRAN - 供給側のエコシステムは50社以上のサプライヤーで構成され、需要側は30社以上のサービスプロバイダーで構成され、20年後半までに有意義で広範囲に渡る導入を目標としています。

• 5G Advanced - 5G SAのアップグレードが加速するにつれ、ユーザーはようやく真の5Gを実感できるようになります。そのすぐ後に登場するのが3GPPがリリース18と19で定義する5Gアドバンストです。没入型XRアプリケーションを含む、より幅広い業界のユースケースをターゲットとし、ネットワーク内でのAIの役割を拡大します。

Spirentの「5G 2024：Market Drivers, Insights & Consideration」レポートはこちらからダウンロード可能です：http://www.spirent.jp/5greport/?utm_campaign=brand-pr

Spirentについて

 Spirent Communications plc.(LSE: SPT) はネットワーク、サイバーセキュリティ、ポジショニングのための自動テストおよび保証ソリューションの世界的なリーディングプロバイダーです。当社は5G、SD-WAN、クラウド、自律走行車など、新世代のテクノロジーにおけるテスト、保証、自動化の課題に対処する革新的な製品、サービス、マネージドソリューションを提供しています。ラボや商用サービスにおいて、我々のお客様が新世代コネクテッドデバイスとテクノロジーを自社の顧客へ提供する業務をSpirentがご支援します。

詳細については、 www.spirent.com 、LinkedIn（ https://jp.linkedin.com/company/spirent-communications ）、Twitter（ https://twitter.com/Spirent ）、Facebook（ https://www.facebook.com/spirent/ ）をぜひフォローしてください。