大井川電機、能登半島地震 被災地の牡蠣料理店と牡蠣養殖・通販に『ホホホタケ』無償提供
~ 計200パックの“幻のきのこ”を提供、特産品連携で牡蠣の販売促進 ~
3月21日(木)から再オープンする「Coast table」はコラボメニュー「牡蠣とホホホタケのアヒージョ」で、河端水産は牡蠣とのセット販売で全国に発送を開始します。
以前から両社は「ホホホタケ」を食材として使用、通販ではセット販売をしていましたが、今回、両社が能登半島地震で被災したことから、希少価値が高い「ホホホタケ」を無償提供することで、牡蠣の販売促進を図るものです。
夫婦で営むCoast tableでは、店主・齋藤祥江氏の夫・齋藤義己(さいとう よしみ)氏が穴水町の中居湾で育てた牡蠣を中心にした料理を提供。安定生産に成功したはなびらたけの生産地・静岡県島田市出身の義己氏は2022年9月、島田市の大井川周辺での大雨による洪水で川が氾濫、「ゆかりある島田市の特産食材を取り扱い、出身地を応援したい」という想いから、「ホホホタケ」と牡蠣のコラボメニュー「アヒージョ」を牡蠣のフルコースメニューに採り入れました。
大井川電機と河端水産は2021年から、アヒージョをイメージした「ホホホタケ」と牡蠣のセット販売を開始。コリコリした食感と出汁が魅力の「ホホホタケ」と能登牡蠣のアヒージョが自宅でも調理できるようなセットになっています。
大井川電機はこれまで両社に合計600パックの「ホホホタケ」を提供していますが、今回はこれまでの両社との関係から、Coast table再オープンと、牡蠣出荷の再開に合わせて「ホホホタケ」を組み合わせて提供することで、両食材の「おいしさ」の相乗効果を狙い、Coast tableと河端水産の販売を支援します。
【Coast tableの牡蠣と「ホホホタケ」のアヒージョの概要】
◆ 牡蠣フルコースB: 今回のアヒージョと焼き牡蠣6個をメインに、絹もずくの酢の物、 牡蠣フライ、牡蠣ごはん、お漬物、牡蠣のお味噌汁のコース メニュー
◆ フルコースBの価格: 4,000円
◆ 単品追加メニュー価格: 990円(フルコース注文の上、追加で注文可能)
【河端水産「ホホホタケ」と牡蠣の数量限定セット】
◆ 殻付き牡蠣(30個前後)+剥き身牡蠣1キロ(60個前後)+はなびらたけ「ホホホタケ」(80グラム/1パック): 8,900円
◆ 剥き身牡蠣1キロ + ホホホタケ 1パック: 7,000円
◆ 剥き身牡蠣1キロ + ホホホタケ 2パック: 7,300円
◆ 剥き身牡蠣500グラム + ホホホタケ 1パック: 3,600円
◆ 牡蠣販売サイト:https://inaka-backpacker.com/blog/ishikawa-noto-anamizu-iwaguruma-oyster/
◆ 全国発送対応/予約開始・順次発送
<< 参考情報: Coast tableの店舗概要 >>
◆ 住所: 〒927-0016 石川県鳳珠郡穴水町中居南2-107
◆ 電話: 080-1966-1761
◆ 営業時間: 平日のみ11:00~14:00(ラストオーダー13:30まで)
◆ ホームページ: https://coasttable.wixsite.com/oyster/menu
*「ホホホタケ」は株式会社大井川電機製作所の登録商標です。
※はなびらたけ: 標高1,000メートル以上の高山で自生し、採取することが困難なため「幻のきのこ」と呼ばれています。見た目は白い花びらのように華やかで、食感に優れ、きのこの中でも栄養素がより多く含まれ免疫機能を促進することから、料理人から高い評価を得ています。大井川電機では約5年の研究期間を経て、はなびらたけの自社栽培・生産と安定供給に成功しました。
<< 参考資料: 大井川電機製作所のはなびらたけ「ホホホタケ」について >>
現在、大井川電機製作所の“はなびらたけ”「ホホホタケ」や「ホホホの子」は、静岡県内の「道の駅 掛川」、「JA三方原農協 土の市」、「KADODE OOIGAWA」、農家民宿食堂カフェ「coco-Rin(ココリン)」、割烹料理「ふじの」、フランス料理「三枝商店」、「大井川鐵道 川根温泉ホテル」、島田駅前の創作料理「C-2 HINODE」や、「ホホホタケバーガー」を販売するカフェ「トロント・トロワカフェ」、島田市内小中学校の給食、島田市のふるさと納税の返礼品などで、東京ではすき焼きの「浅草今半」、「ホテル椿山荘東京」などの一流料理店やホテル、その他、量販店などでも採用・販売されています。
総額2億円を投じ、2020年8月19日より稼働開始し、11月末から、はなびらたけの出荷を開始した大井川電機製作所の落合生産拠点(静岡県島田市)は、2015年から稼働開始した川根生産拠点の約10倍にあたる月間最大6万パック(80グラム/1パック)のはなびらたけの安定出荷が可能です。落合生産拠点(延面積1300㎡)は、はなびらたけの菌床生産設備、接種室、栽培室、収穫室、冷蔵庫などで構成されています。また、落合生産拠点新設や売上増を機に、2021年2月、はなびらたけを、大井川電機ならではの企業理念に合致したブランド名「ホホホタケ」に刷新、新たなホームページも開設し、ブランド戦略も強化しています。2025年までに売上高を5億円に引き上げ、中核事業に育てることを目指しています。
【はなびらたけは標高1,000メートル以上の高山で生育し、採取することが困難なため「幻のきのこ」と呼ばれています。見た目は白い花びらのように華やかで、食感が優れ、きのこの中でも栄養素がより多く含まれ免疫機能を促進することから、料理人から高い評価を得ています。すき焼き、アヒージョ、炊き込みご飯、天ぷら、鍋、サラダなどの料理で使用されることが多いです】
昨今、車の電動化(EV)や自動運転など世界の自動車産業は急激に変化し、自動車のあらゆる部品が入れ替わるなど、部品を生産する下請け企業にも変革が求められています。
大井川電機では1967年の創業からこれまで、国内外の自動車メーカーに、ウィンカーやテールランプ用など、合計数十種類の照明用電球を月間約1千万個生産・販売し、現在までに市場に約50億個の電球を出荷、年間約20億円を売上げてきました。しかし、業界を取り巻く環境変化と自動車電球の発光ダイオード(LED)化に伴い、売上が減少傾向にあったため、自動車産業で長年培ってきた電球製造の厳格な品質管理と生産体制のノウハウを活かした新規事業への参入を検討し、2015年からはなびらたけの栽培方法の研究を開始しました。
大井川電機では、はなびらたけの温湿度管理、二酸化炭素濃度のコントロールなどの研究を重ね、2018年に独自の栽培ノウハウを確立、市場にはなびらたけを安定供給ができるような体制を整えました。
大井川電機では、自動車メーカーの厳しい品質管理基準に基づく監査のもと、品質、安全衛生、納期遵守を重視しながら、電球の生産管理を行ってきました。電球製造で培ったモノづくりのノウハウを活かし、厳しい製造・品質管理体制のもと、衛生・温湿度・手順・品質・発送など厳格管理基準を設け、安心安全なはなびらたけを生産、従来の農家のように天候や農作物の生育環境などに左右されることなく、一年を通じて出荷先への安定供給が可能です。そのため、市場、仲卸業者、食品スーパー、料亭などから高い評価を得ています。
■ 株式会社大井川電機製作所について
1967年創業の大井川電機製作所は「社会貢献」「人間尊重」「継続企業」の3つを企業理念に事業を展開。電球製造を基本に、クリスマス球の製造から始まり、懐中電灯、自動車の小形電球の製造販売を開始し、照明部品で国内外の自動車産業を支えてきました。環境の変化に挑戦すべく、2020年、新たな事業として“幻のきのこ”はなびらたけの生産・販売を本格的に開始しました。
従業員数:130人(2022年1月現在) (https://www.oigawa.com/)
・はなびらたけ「ホホホタケ」について: https://hohohotake.com/
・はなびらたけ「ホホホタケ」販売サイト: https://oigawa-kinoko.com/shop/shop.html
【ホホホタケの注文に関するお問合せ先】
・HP: https://oigawa-kinoko.com/contact.html
・TEL: 0547-39-7445
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