BASF、2023-2024年の 自動車のカラートレンド予測を発表:コレクションのテーマは「ON VOLUDE」(漸進)

BASFジャパン株式会社

・自動車の伝統的な色彩の時代は終焉を迎え、BASFは一連のカラーの転換を推進
・人間と非人間の知性を組み合わせるトレンドを、ON VOLUDE (漸進)コレクションに反映
・サステナビリティと機能性への高まるニーズを考慮

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、2023-2024 年の自動車のカラートレンド予測を発表しました。

BASFのコーティングス事業本部のデザイナーたちは毎年、世界中の自動車デザイナーのインスピレーションとなるコレクションを生み出しています。 2023-2024年は、人間以外の知性に関するトレンドが、BASF の 自動車カラートレンド2023-2024 ON VOLUDE (漸進)コレクションに強い影響を与えました。

BASFのデザイナーたちはトレンドシグナルを読み取り、自動車の伝統的な色彩の時代は終焉を迎え、色を刷新する時期が来ていることに気づきました。伝統的ではない自動車向けの色彩が登場し、ポジティブなムードを反映して、一連のカラーの転換を推進しています。明るい色合いと表現豊かな色域に注目しています。

ON VOLUDE(漸進)は、これまで以上にサステナビリティや機能性を重視したエキサイティングなカラーを提供します。BASFのコレクションは、お客様である自動車デザイナーが将来の最新モデルの自動車カラーをデザインする際に活用されるため、今後3年から5年の間に新たな方向性を目にすることでしょう。

BASF自動車カラートレンド予測「ON VOLUDE」(漸進)BASF自動車カラートレンド予測「ON VOLUDE」(漸進)

EMEA – カラーポジションをはるかに超えた機能を探求

欧州、中東、アフリカ(EMEA)では、明るいベージュに焦点が当てられています。また、パステルも重要な役割を果たし、これまで自動車には使われてこなかった、興味深いカラーポジションを自動車デザインにもたらしています。

ON VOLUDE(漸進)コレクション全体に見られるように、EMEAのカラーは色域をはるかに超えた特徴を探求しています。持続可能な再生原料、自動運転機能に求められるLiDAR(ライダー)とRADAR(レーダー)のコンセプト、触感をもつ表面も取り入れられています。

EMEAの自動車向けカラーデザイン責任者であるマーク・グートヤールは、次のように述べています。「表現豊かなカラーは、伝える、声を上げるという私たちの意志を反映しています。自動車では使われなかった色を取り入れることで会話が広がり、新しくエキサイティングな色域が生まれます。」

EMEA キーカラー PREDICTOR(プレディクター) 00EMEA キーカラー PREDICTOR(プレディクター) 00

アジア太平洋地域 – 持続可能なコンセプトへの現実的なアプローチ

ON VOLUDE(漸進)では、アジア太平洋地域のデザイナーたちが、重要な色域であるホワイトとグレーを探求し、充実させました。一方で、ほのかに輝くグリーンパステルや蛍光レッドなどの冒険的な新しい色域が、アジア太平洋地域の自動車購入者の高まる個性に応える新しい表現を提供します。

このコレクションは、持続可能な現実的アプローチとして、素材とプロセス、そして持続可能なコンセプトとエフェクトを提案しています。アジア太平洋地域の自動車向けカラーデザイン責任者、松原千春は次のように述べています。「このパレットは、カラーとエフェクトの組み合わせにより、未来的でモダンかつ、遊び心のある、驚くべきカラーハーモニーを生み出すことができます。また、持続可能なコンセプトは、より現実的な形で再考され、サステナビリティと新エネルギー車におけるBASFのリーダーシップを強化しています。」

アジア太平洋地域 キーカラー ELECTRONIC CITRUS(エレクトロニックシトラス) 00アジア太平洋地域 キーカラー ELECTRONIC CITRUS(エレクトロニックシトラス) 00

米州 – バランスの概念

米州は、あらゆるモードのアートとデザインの可能性を称える楽観主義と機能主義の両方を追求しています。色域は刺激を高めつつ、機能性において進化しています。

このコレクションは、柔らかな色合い、最小限のテクスチャー、そして近未来と遠い未来の目標を見据えた、さりげない動きを特徴としています。米州のカラーは、太陽光反射による車内の冷却効果に貢献し、センサーベースのモビリティコンセプトと連携して、責任ある原料調達のアプローチをさらに探求しています。

米州の自動車カラーデザイン責任者であるリズ・ホフマンは、次のように述べています。「今年のコレクションでは、レッド寄りのパステルや中間色が、再生、回復を示唆するイエローやグリーンのエフェクトに置き換えられています。地に足のついた色域と、別世界への逃避の両方を引き立てるつながりがあり、自動車デザインにおける考え方の進化を示しています。」


コーティングス事業本部の色に対する専門性

BASFコーティング事業本部のデザイナーたちは毎年、将来のトレンドを研究し、それをもとに表面、テクスチャー、色域を開発しています。デザイナーたちは産業界やファッション、消費者製品、自然、テクノロジーなどからインスピレーションを得ています。この研究内容が、BASFのお客様である自動車デザイナーの方々と共有され、将来の量産計画を後押ししています。

ON VOLUDE(漸進)には、現実的なアプローチによる機能的コンセプトが含まれています。BASFのデザイナーたちは、自動車産業にとって重要な原動力であるテクノロジーとイノベーションにも焦点を当てることで、カラーにおける世界的ベンチマークを打ち立てました。視覚的、触覚的にエキサイティングなものでありながら、これらの機能要件を満たすことを目標としています。

また、BASFはデザインを作り上げ、それを自動車のデザイナーと共有するために使用するグローバルツールにおいても世界をリードしています。 デジタルカラーを提供するデジタルプラットフォームであるBASFのAUROOM®(オールーム)を使用することで、デザインプロセスは、より速く、効率的になります。


※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。


BASFのコーティングス事業本部について

BASFのコーティングス事業本部は、革新的な自動車用塗料、自動車補修用塗料、装飾用塗料、メタル、プラスチック、ガラス基板など幅広い産業での表面処理およびそれらの応用に必要なプロセスの開発、生産、販売を行っています。これらのポートフォリオは、新しい市場や事業開発を目指すInnovation Beyond Paint(塗料を超えたイノベーション)プログラムによって提供してまいります。私たちは、先進的なパフォーマンス・ソリューションを創造し、世界中のパートナーのニーズを満たすために、パフォーマンス、デザイン、新しいアプリケーションを推進しています。BASFは、ヨーロッパ、北米、南米、アジア太平洋地域の拠点のネットワークを活用することで、お客様の利益のために、専門的でグローバルなチームのスキル、知識、リソースを提供しています。2022年におけるBASFコーティングス事業本部の世界の売上高は約42億2000万ユーロでした。 

Solutions beyond your imagination(想像をはるかに超えたソリューション)。BASFコーティングスの詳細情報はhttps://www.basf-coatings.com/global/en.html (英語)をご覧ください。


■BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で110,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2022年のBASFの売上高は873億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com をご覧ください。

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ビジネスカテゴリ
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会社概要

BASFジャパン株式会社

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業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋室町3-4-4 OVOL 日本橋ビル3階
電話番号
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代表者名
石田 博基
上場
未上場
資本金
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設立
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