タダノがナセルクレーン開発・販売によるVestas社とのグローバルコラボレーションに合意
当社は2050年までのカーボンネットゼロ実現を目指し、日本政府も推進する洋上風力発電分野に対し、当社製品ラインナップを通じた貢献を目指しております。このたびMHIベスタスジャパン株式会社様の仲介のもと、Vestas社製の洋上風力発電設備 V236専用のナセルクレーンを開発・販売を通じたベスタス社とのグローバルコラボレーションに合意しました。
7月3日に東京・渋谷区のデンマーク大使館で開催された「サプライヤーズデー」において、VestasのVice President / Head of Procurement APACであるRaphael Huot様と当社社長の氏家による調印式が執り行われました。
ナセルクレーンの仕様など詳細情報は非公開とさせていただきますが、洋上の強風や塩害に対する高い耐久性やメンテナンス性が求められており、建設用クレーンメーカーとして長い歴史を持つ当社の強みを発揮し、日本政府の重要なエネルギー施策の1つである洋上風力発電の普及に貢献できるものと考えております。
株式会社タダノは「創造・奉仕・協力」の経営理念のもと、企業価値の最大化と持続可能な事業活動を行うことで、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に貢献し、世界にそして未来に誇れる企業を目指しています。中期経営計画(24-26)においても「脱炭素化の加速」を成長戦略の重点項目と定めており、Tadano Green Solutionsの名のもとにさまざまな環境対応製品を開発しています。
世界トップの風力発電メーカーであるベスタス社との提携は、当社にとって非常に大きな価値をもたらすものであり、洋上風力分野における当社製品を通じた貢献も日本、ひいては世界へと今後さらに広がっていくものと期待しております。
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