桶職人・中川周士ー「まな板づくり」ワークショップ開催
竹野・斎宮神社
現在、京丹後で開催中の展覧会「ECHO あしたの畑ー丹後・城崎」では、桶職人・中川周士が大工として、アーティストであるテレジータ・フェルナンデスと共作した「Field of Stars」を展示しています。同作の展示会場である竹野神社は、2世紀には神域として祭祀が行われていた場所とされています。
この度、来る11月11日(土)、同会場にて、ECHO関連企画として"丸太からまな板”をつくるワークショップを開催します。
中川周士「朧月」2023年
樹齢150〜200年という年月を経た檜、椹、髙野槙、杉、神代杉など、素材選びから大切にする中川氏。今回のワークショップでは、中川が選び抜いた一本の丸太から、参加者がそれぞれの作品を作ります。
木が本来持つ表情や特質の魅力や向き合い方を学び、その自然なへこみや湾曲を最大限に生かした“世界に一つ”のまな板づくりを体験いただけます。
「Field of Stars」2023年
「Field of Stars」2023年
「Field of Stars」は、国内外で活躍するアーティストと工芸作家、建築を学ぶ次世代の若者による、サイト・スペシフィックな協働プロジェクト。
時代を越えるローカルな素材と技術によって、現代美術、伝統工芸、実験的建築という分野を越境し、訪れる人を没入体験へと導く作品です。中川は、同作を通じて、約700年前に大陸から伝わったとされる木桶の技術を瞑想の空間へと進化させました。
中川周士
木工職人/中川木工芸
伝統的な木工芸を家業とする家の三代目として生まれ、大学卒業と同時に父に師事。桶、指物、刳物、ろくろなどの技術を学ぶ。2003年、滋賀県大津市に中川木工芸 比良工房を主宰。国内外で高い評価を博してきた作品は、ヴィクトリア&アルバート博物館やパリ装飾美術館の永久コレクションにもなっている。
ワークショップへのご参加をきっかけに、古の時代、大陸との海の交流が盛んであった丹後への旅も、ぜひ、お楽しみください。
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「あしたの工房」
クリエイター:中川周士(中川木工芸)
会場:竹野・斎宮神社(京都府京丹後市丹後町宮 249番地)
日時:11月11日(土)午後1時〜午後4時
対象:中学生以上
定員:8名
参加費:大人4,500円、高校生以下2,500円
お申し込み:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/029hparcsn431.html
お問い合せ:info@tomorrow-jp.org
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神明山古墳から臨む風景
【関連企画】
展覧会名:ECHO あしたの畑 – 丹後・城崎
会期:2023年10月7日(土) – 11月26日(日)
会場:間人スタジオ、竹野・斎宮神社、丹後古代の里資料館、道の駅てんきてんき丹後、城崎温泉三木屋、丗|SEI
主催:NPO法人TOMORROW、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
展覧会サイト: https://echo-tomorrowfield.com
Instagram: https://www.instagram.com/tomorrow_field/
Facebook: https://www.facebook.com/tomorrowfield/
Twitter: https://twitter.com/TOMORROW_FIELD
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