【アグレ都市デザイン】東京近郊で新築戸建てを購入した方のアンケート調査第二弾を公開

新築戸建てを購入する世代が何を重視し、購入するのにあきらめたものは？

アグレ都市デザイン

2024年10月25日 13時00分

アグレ都市デザイン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：大林竜一、以下「当社」）では、当社にて東京近郊で新築戸建てを購入した方を対象に「購入検討から成約までの動向」について今年2回目のアンケート調査を実施しました。前回からの変化や今後、新築戸建てを購入する方のお役に立てるよう、その結果の一部を公表いたします。

▶調査概要

調査対象　2023年10月1日～2024年3月31日の期間で当社にて新築戸建てを契約されたお客様

実施期間　2023年10月1日～ 2024年3月31日

調査方法　WEBアンケート

回答数　　85件

アンケート調査のサマリー

当社にて新築戸建てを購入した方の年代は30代が56.4％で、世帯年収は1,000万円以上が約半数。
購入した方は82.3％がお子様のいるファミリー層で、DINKSの割合は12.9％。
物件の最多購入価格帯は8,000万円以上で全体の約3割を占め、賃貸物件からの住み替えが57.6％と前回より下がった。
住まい探しを始めてから契約までの期間は「1年以上」の長期検討者が最も多い。
購入までに6件以上見学している方が41.2％、慎重かつこだわりをもって検討している方が多い。
購入に際しては、「生活に便利な商業施設（スーパー、コンビニなど）があること」および「地域のイメージ（街並み）、公園、自然など」が重視されたいっぽうで「駅からの距離」や「勤務地に近いこと」があきらめポイントの上位で、通勤に関わる項目があきらめられる傾向がみられた。

▶回答者プロフィール（世帯主情報）

世帯主の年代は、30代が56.5％と、2月実施の前回調査より4.3pt増加した。世帯年収は、1,000万円以上の割合が50％程度と約半分を占めている。

▶回答者プロフィール（家族情報）

新居に入居する予定の人数は平均3.4人、お子様の人数は平均1.4人となった。DINKSの割合は12.9％、82.3％がお子様のいるファミリー層であり、お子様2人の比率が前回調査よりも増加（前回36.7％）。

▶購入情報（物件価格／制約前物件種別／検討種別）

購入物件の価格帯8,000万円以上が28％と前回よりも16.9pt上昇。賃貸物件からの一次取得層が57.6％と前回より5.7pt下がり、持ち家比率は35.3％と前回より8.6pt増加した。検討物件の種別は建売検討者が87.1％と圧倒的に多いが、前回よりも新築マンション検討が増加した。（前回24.4％⇒30.6％）

住まい探しを始めてから契約までの期間は、「1年以上」の長期検討者が最も多い。また、購入までに見学した物件の数は、6件以上の割合が41.2％となった。戸建住宅の価格が上がり続けている影響もあるのか、慎重にこだわりをもって検討している顧客が多い。資材価格の高騰や需要の増加で今後も下がる見通しが立たないため、ライフステージを重視して購入時期を決めることをおすすめしたい。

購入に際し、重視したポイントとあきらめたポイントの相関関係は下記のとおり、「生活に便利な商業施設（スーパー、コンビニなど）があること」および「地域のイメージ（街並み）、公園、自然など」の2つが重視されたいっぽうで「駅からの距離」や「勤務地に近いこと」があきらめポイントの上位となり、通勤に関わる項目があきらめられる傾向がみられた。購入価格以外で購入者がどのようなところを重視しているのか？あきらめているのか？ぜひ参考にしていただきたい。