島根で世界的なプログラミング言語Rubyを生んだまつもとゆきひろ氏が、島根本社のIT企業 株式会社e-Gridの技術顧問に就任

プロジェクトへの先端技術の取り込みとエンジニアの高度化を図る

　Ruby on Railsを用いたニアショア開発やテレマティクスサービスを展開する株式会社e-Grid（本社：島根県出雲市、代表取締役CEO：小村 淳浩／おむら よしひろ）は、島根県在住で世界的プログラマーであるまつもとゆきひろ氏を、2023年4月より技術顧問として迎え入れたことを発表いたします。

　株式会社e-Gridは、島根県に本社を置くIT企業です。世界的なプログラミング言語であるRubyをはじめとして、PHPやJAVAなど多様な言語を用いて、Webシステム・アプリ開発を手がけています。また、Rubyアソシエーション認定のシステムインテグレータ／教育機関として、一般財団法人Rubyアソシエーション（所在地：島根県松江市）に認定されています。これまで、Ruby on Railsを活用して数多くのプロジェクトに関わってきたことで、社内のエンジニアにはRubyが浸透しており、Rubyの教育機関としてもRubyの普及機関としても力を入れています。

・Rubyアソシエーション認定システムインテグレータ一覧：https://www.ruby.or.jp/ja/certification/sier/
・Rubyアソシエーション認定教育機関一覧：https://www.ruby.or.jp/ja/certification/education/

　この度、Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏がe-Gridの技術顧問に就任することにより、プロジェクトへの先端技術の適用、エンジニアの高度化、また自社プロダクト開発の仕組化を狙います。これにより、ビジネス構築水準の高度化と技術者集団としての価値向上を実現することが可能になります。

■まつもとゆきひろ氏プロフィール

スクリプト言語Rubyの生みの親。一般財団法人Rubyアソシエーション理事長である傍ら、複数のIT企業の技術顧問などを兼任。オープンソース、エンジニアのコミュニティ形成などを通じて、国内外のエンジニアの能力向上やモチベーションアップなどに貢献している。自称「世界でもっとも有名な日本人のプログラマ」。日本OSS貢献者賞初代受賞者。1965年生まれ。筑波大学第三学群情報学類卒業。鳥取県出身。島根県在住。
・Twitter    ：@yukihiro_matz
・GitHub    ：https://github.com/matz 

まつもとゆきひろ氏よりコメントを発表します。
「これまで色々な企業の技術顧問をしてきましたが、島根県の企業での技術顧問就任は初めてです。距離的にも心理的にも、より近い関係を構築して、e-Gridさんの優秀なエンジニアさんたちの学習意欲に応えることができればいいなと思っています。Rubyを通じた技術力の強化や開発における生産性の向上によって、e-Gridさんの島根県での、延いては、日本でのプレゼンス向上とともに、より良い世界を実現するためのお手伝いができればと考えています。」

株式会社e-Grid 代表取締役CEO 小村淳浩よりコメントを発表します。
「この度、まつもとゆきひろ氏によるe-Gridへの技術顧問就任を快く承諾頂けたことにまずは感謝申し上げます。同じ島根在住のまつもとさんに参画頂くことで、島根県内のIT企業にとっても好影響を生み出せると思っていますし、まつもとさんがこれまで積み上げてこられた技術的知見とプロダクト開発ノウハウを吸収させて頂くことで、より高いレベルで戦える技術者集団を構築するとともに当社の掲げるビジョン実現に一歩一歩近づいていけるのではないかと期待しております。」

＜株式会社e-Gridについて＞
「進化し続け、IT×Xによりお客様の課題を解決し、ビジネスを成功に導くことでお客様と社員の未来を創る」をミッションに掲げ、2010年11月に島根県出雲市に本社を設立して以降、東京、神戸、鳥取県米子市に進出。より高度なイノベーション体験を得ながら共に成長できる地域社会を創造することを目指し、産官学で連携して社会課題の解決を目指します。また、”山陰エリアのインターナショナルITカンパニー”を目指し、国内外の優秀なエンジニアと一丸となり、島根ニアショア開発拠点において、東京、大阪、名古屋エリアの開発案件に携わるとともに、Ruby on Railsを用いたソフトウェア開発やテレマティクス開発、webマーケティングなどのITソリューションを提供します。https://www.e-grid.co.jp/