GEOTRA、『第29回神戸ルミナリエ』に協賛し、イベント来場者の人流分析を実施
株式会社GEOTRA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:陣内寛大、以下GEOTRA)は、2024年1月開催のイルミネーションイベント『第29回神戸ルミナリエ』の技術協賛企業として、イベント来場者の人流分析を実施します。本事業ではGEOTRAの高粒度人流データ「GEOTRA Activity Data」を活用し、阪神・淡路大震災から30年を迎える来年の企画に向け、人流把握に基づくイベントの評価と今後の施策立案を支援します。
1. 背景
神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と、神戸の復興・未来への希望を象徴するイルミネーションイベントです。前回実施時(2019年)は約340万もの人が来場した、一大イベントです。従来のイベントでは、来場者の観覧ルートが制限されていたことから、決められたルート以外での回遊が少なく、イベント会場の周辺地域への周遊が限定的ではないかと、との指摘がありました。
そこで、2024年1月に開催される『第29回神戸ルミナリエ』では、より多くの来場者がイベントを楽しみ、周辺地域に更なる賑わいが生まれるよう、従来の導線設計を変更し、開催場所を複数か所に分ける等の新たな取り組みが実施されます。しかし、こうした取り組みの一方、神戸ルミナリエでは来場者の属性や回遊等の動態を定量的に把握する方法を持っておらず、今回の実証的な取り組みを網羅的に評価・検証する手法を模索していました。
こうした背景から、GEOTRAは神戸ルミナリエ組織委員会事務局(一般財団法人神戸観光局内)と連携し、導線変更等の施策の評価と今後の活性化に向けた人流分析を実施いたします。
2. 神戸ルミナリエにおける来訪者の人流分析と技術支援について
本事業では、GEOTRAが提供する生活者のひとりひとりの移動導線がわかる高粒度な人流データ「GEOTRA Activity Data」を活用し、神戸ルミナリエ来場者の分析を実施します。2019年(前回)と2024年(今回)の2期間を対象に、来場者の属性や滞在時間、会場間の観覧動向、移動目的やイベント前後の周遊など、人流に関する幅広い分析を実施します。こうした分析に基づき、『第29回神戸ルミナリエ』の導線変更に関する定量的な評価を行い、次回以降の施策立案に向けたデータに基づく意思決定を支援します。
3. 今後の展望について
本事業の人流分析を通して、神戸ルミナリエが目指す「まちや来場者に負担をかけずにより多くの人を誘致し、地域に賑わいを創出する」という目標に向けた、課題の特定や施策検討を支援します。
『第29回神戸ルミナリエ』で実施した取り組みを評価し、阪神淡路大震災から30年を迎える節目の回となる『第30回神戸ルミナリエ』の開催に向けた重要な示唆を提供します。
4. GEOTRAの高粒度人流データ「GEOTRA Activity Data」について
「GEOTRA Activity Data」とは、GEOTRAが開発した合成データ生成モデルを通じて作成される、生活者のひとりひとりの移動導線がわかる高粒度な人流データです。現実世界の統計的な移動の特徴を維持し、移動データとしての正確さを持ちながら、個々人を特定出来ないプライバシーにも配慮したデータです。
5. 『第29回神戸ルミナリエ』の概要
(1)期間
2024年1月19日(金)~1月28日(日)
(2)会場
・東遊園地
・旧外国人居留地
・メリケンパーク
※旧外国人居留地は三井住友銀行神戸本部ビル前広場を中心に作品を展開させる予定
(3)点灯時間
薄暮~21:30まで
※点灯時間については変更する場合があります。
(4)webサイト
https://www.feel-kobe.jp/kobe_luminarie/
6. 本件問合せ先
株式会社GEOTRA 営業戦略部(sales@geotra.jp)
GEOTRAの詳しい情報は、GEOTRAホームページ(https://www.geotra.jp/)をご参照ください。
また、サービスに関する概要資料は下記よりご請求いただけます。
GEOTRAは、“データの力で、社会を前に進める"をコーポレートミッションとして掲げ、データの力を用いて、モノやヒトの動き、を始めとした世の中の様々な事象を可視化する事が、社会課題解決を加速化し、社会をあるべき姿に向かって前進させる大きな原動力になると考えております。
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