【北海道・弟子屈】神秘的な自然現象・結氷(けっぴょう)。次の摩周湖の結氷発生・拡大期間は、2024年2月15日~3月18日を予測。
冬の神秘的な現象・結氷(けっぴょう)。亀田貴雄教授による、次の摩周湖の結氷発生時期の予測をリリース。
近年、幅広い世代の移住者が多い弟子屈町は、トレッキングやカヌーをはじめとしたアクティビティ、温泉や新設のプライベートサウナ&温泉施設、2022年にオープンしたばかりの摩周湖カムイテラスや、2023年に生まれた硫黄山MOKMOKベースなど、様々な見どころとここだけでしか味わえない体験に溢れるエリアです。
9月からの弟子屈は、夏から秋に移り変わり、紅葉が少しずつ近づいてくるシーズン。ぜひ、弟子屈町へ足を運んでみてください。
2024年、摩周湖の結氷発生・拡大期間は、2月15日~3月18日を予測
結氷(けっぴょう)とは、海、湖、池、沼、河川などの水面、あるいは滝などの流水が凍結する現象を指し、湖などでは全体が結氷することを全面凍結ないし全面結氷と表現されます。
弟子屈町が有する、摩周湖・屈斜路湖は、毎年2月頃に、湖全体が氷結する「全面結氷」なる現象が起こります。ただし近年は、その年の気候や天候をはじめ、温暖化など様々な理由から、全面結氷は毎年起こる現象ではなくなり、数年に一度の奇跡とも言われます。
そんな中、摩周湖の結氷を研究している、北見工業大学の亀田貴雄教授によると、摩周湖に最も近い川湯アメダスの気象データを基に、2024年摩周湖の発生・拡大期間は、2024年2月15日~3月18日と予測しています(2023年9月1日時点)。
2024 年冬期 摩周湖の結氷発生・拡大の予測期間
3月2日 ± 15.5日(2月15日~3月18日)
※2023年9月1日現在予測
なお、1974年冬期から2023年冬期までの50年間の観測で、摩周湖が最も遅く全面結氷したのは3月2日(2005年)のため、2024年冬期の摩周湖は全面結氷しない可能性が考えられます。
冬の時期の摩周湖は、夏に比べて透明度がさらに高くなり、外輪山の雪景色の中で湖面の青色がより一層映えるシーズン。2024年の結氷シーズンまで続報をお待ちください。
亀田貴雄教授も出演する、動画「結氷-Keppyo- 神々が宿る。摩周湖・屈斜路湖。」
動画「結氷-Keppyo- 神々が宿る。摩周湖・屈斜路湖。」では、摩周湖、屈斜路湖の結氷の姿はもちろん、弟子屈に繋がりの深いカメラマンや雪氷研究家、アイヌ民族、大学教授のそれぞれの視点から、結氷の魅力について語ります。
制作は短編映画『cake』(2018)、『sleepers』(2019)などで知られる映画作家・千田良輔氏が担当。
日中と夜の気温差で氷が収縮・膨張を繰り返し、やがて道のように盛り上がる 「御神渡り」現象をはじめ、結氷時にしか聴けない「結氷音」など、見どころ満載の内容となっています。摩周湖、屈斜路湖の結氷のことを知る上でも、是非、一度ご覧ください。
※注意:「結氷」の上は、大変危険ですので、ガイド等がいない場合は歩けません。
「結氷-Keppyo- 神々が宿る。摩周湖・屈斜路湖。」
プロデュース:摩周湖観光協会
撮影・制作 : 千田良輔
結氷動画撮影:神子島 智樹
出演:神子島 智樹(カメラマン)、蜂谷衛(雪氷研究家)、ア ト゜イ(アイヌ民族・作曲家・作詞家)、亀田貴雄(北見工業大学教授)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=ucajvZ1JwrY
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