Z世代の学生とイノベーションを起こす！桃山学院大学ビジネスデザイン学部との産学連携プロジェクトを開始。インターンシップを通じて、学生30名とハチミツの可能性を引き出すビジネスアイデアを共創。

EOメンバーである1945年創業の株式会社やまと蜂蜜のハチミツ事業を題材にした40時間のインターンシップ。実際のビジネスを通じて学生たちの学びを深めながら、イノベーティブなアイデアを共創していきます。

一般社団法人 EO ALL KANSAI

2023年8月9日 10時30分

世界の若手起業家によるネットワーク「EO（Entrepreneurs' Organization、起業家機構）」に所属する「EO Osaka（運営：一般社団法人EO ALL KANSAI）」は8月3日より、桃山学院大学ビジネスデザイン学部（所在地：大阪府大阪市）と共同で、学生30名のインターンシップを通じて新たなビジネスアイデアを創造する産学連携プロジェクトを開始いたしました。

本プロジェクトでは、EOメンバーである1945年創業の株式会社やまと蜂蜜のハチミツ事業を題材に、40時間のインターンシップを実施します。実際のビジネスを通じて学生たちの学びを深めながら、イノベーティブなアイデアを共創することを目的としています。

初日は大学のキャンパスにて、株式会社やまと蜂蜜の4代目代表・鳥居大嗣さんが講師となり、これまでの会社の歩みやハチミツ業界の課題、自社の強みといったお話をしていただきました。授業にはEOに所属する他の起業家5名も参加。講義に次いで行われたグループワークでは、学生たちとのコミュニケーションを深めました。

2日目は各グループを代表する学生たち8名が、奈良市のやまと蜂蜜本社を訪問。工場見学や蜂場見学を行いました。

ハチミツは国内消費はほぼ横ばいではありますが、ミカンやリンゴ、アカシア、レンゲなどハチミツが採れる植物自体の面積が減っています。世界に目を向けてみると、健康志向の高まりから砂糖に代わる天然の甘味料として市場は伸びています。またハチミツは利用シーンが限定的であり、気候変動の影響を受けやすいといった課題もあります。

一方で、ハチミツの保湿性を活かした化粧品やヘアケア用品といった食品以外の分野への活用、アスリート向けの栄養補助食品といった様々なシーンへの活用も生まれ始めています。

今回のインターンシップに参加する学生30名の中には、起業家を目指している学生もいます。このプロジェクトを通して、Z世代の固定観念に縛られないビジネスアイデアが生まれることはもちろん、さまざまな起業家が所属するEOの現役経営者とのコミュニケーションを通して学生たちがビジネスや起業を肌で感じ、学びを深める機会を提供したいと考えています。

プロジェクトは30名の学生が6チームに分かれ、新たな価値を創造し人を幸せにするビジネスアイデアを出し合います。今後、数回の授業の中でビジネスアイデアをブラッシュアップし、8月23日にチームごとの最終プレゼンテーションが行われます。優秀なアイデアを発表したチームには表彰盾が授与される予定です。

※優秀な事業アイデアは、今後実現に向けて進めていく可能性もあります。

EOには様々な経験やバックボーンを持つ起業家やアトツギ経営者が所属しています。私たちEO Osakaではこれからも、それらの経験や知見を社会に還元し、世の中に貢献するさまざまな取り組みを行ってまいります。

EO Osakaが考える社会貢献について

EO Osakaは、世界組織であるEOの日本における2つ目のチャプター（支部）として、2010年7月に大阪で発足しました。関西に本拠を構える先進的なベンチャーマインドを持つ起業家110名が在籍しています（2023年6月15日現在）。
日本では新興企業数と成長に必要な資金の調達額がともに世界全体の1％程度にとどまっており、スタートアップ後進国と言われています。2022年11月に政府は第二の創業期を作り、日本の経済成長を促進することを目的として「スタートアップ育成5カ年計画」を発表、今後の起業家の育成に力を入れていく方針を打ち出しました。
年商1億円を超える起業家のみで結成されたEO Osakaの起業家たちは様々な経験やバックボーンを持っており、その経験を世の中に発信したり若者に伝えることによって、起業を身近に感じてもらったり、起業を一つの選択肢としてもらうことを目標としています。