Osaka Metro Groupの路線バスにおいて乗降データをAIカメラで検知する第2回実証実験を実施
株式会社アプリズム(本社:大阪市中央区、代表取締役:仙敷久善、以下「アプリズム」)は、Osaka Metro Groupと共同で、2024年1月上旬から、大阪シティバスの一部の路線バス車内にAIカメラを設置し、お客さまがご利用になられた「乗車区間データ(以下、「乗降データ」という。)」を取得する第2回実証実験を行います。
調査員がバスに乗り込み、調査票を配布する従来の方式では、特定の1日の乗降データしか取得できませんでしたが、AIカメラを使用する事で継続的かつ、効率的・効果的に乗降データを取得し、本データを今後分析することで、多額のコストと労力を削減するとともに、路線バスのサービス改善を図ります。今回の実証実験では前回の第1回実証実験で得られた結果を基に、対象路線を拡大し、効率的・効果的な乗降データ取得の検証を行うことを目的としています。これらの実証実験を通じて、Osaka Metro Groupが今後における最適なサービスの提供に活かしていくことに寄与します。
実証実験について
(1)期間:2024年1月上旬から2024年1月31日(予定)(2)対象エリア:【住之江営業所の担当路線】阿倍野区・生野区・住之江区・住吉区・大正区・中央区・
天王寺区・浪速区・西区・西成区・東住吉区・平野区・港区内の路線バス18系統
(2、3、4、9、14、15、16、17、25、29、33、48、49、54D、61A・B、73、76、89号系統)
なお、AIカメラを搭載した路線バス16台が上記系統を運行します。AIカメラについて
本実証実験では、AIカメラで撮影した全身画像はAIカメラ内でお客さまの全身の特徴量データに変換した後にただちに削除するとともに、お客さまが乗車した停留所と降車した停留所でのお客さまの特徴量データが一致したデータを乗降データとして集計します。個人情報の取り扱いについて
・乗降口に設置したAIカメラで撮影した画像は、車内AIカメラ内で特徴量データに変換して削除されます。・特徴量データは、安全管理措置を施したサーバ内で本人識別ができない乗降データを作成し、一定期間保管された後、削除します。なお、特徴量データによるお客さまの行動追跡等は行いません。
・乗降データは路線バスの利用状況を把握するために用います。それ以外の目的には利用しません。
・なお、特徴量データ、乗降データは、第三者に提供しません(ただし、法令に基づく場合等を除く)。
アプリズムは、このたびの実証実験においてAIによる検知の精度を検証し、Osaka Metro Groupが目指す最適なサービスの提供に寄与します。
■本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
■本件に関する問い合わせ先
株式会社アプリズム広報室
Tel:06-4708-8959
Email:aisol@apprhythm.co.jp
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