Athdemy、ブランディングファームvennnと戦略的資本提携へ。アスリートの“パフォーマンス”と“ブランド”を統合する共創体制を構築

CBOに河内一馬氏が就任。パフォーマンスとブランドを統合する次のステージへ

株式会社Athdemy

2025年6月5日 11時00分

アスリートのパフォーマンスを最適化するブレイン集団、株式会社Athdemy（本社：東京都港区、代表取締役CEO：小谷光毅、以下「Athdemy」）は、スポーツブランド領域で豊富な実績を持つブランディングファーム、株式会社vennn（本社：東京都港区、代表取締役CEO：河内一馬、以下「vennn」）の株式を51％取得し、グループに迎え入れました。

この提携により、Athdemyはスポーツ界において、パフォーマンス支援とブランド表現の両面を一貫して担う希少な存在となり、圧倒的な存在感を築くことを目指します。

CBO（Chief Branding Officer）にはvennn代表の河内一馬氏が就任し、アスリートの“挑戦”と“物語”を美しく社会に届ける、新たな共創体制を構築しました。

提携の背景と目的

Athdemyは「脳医科学x対話」を活用した『Optimize Performance Dialog®︎』を独自に開発し、「思考・感情（マインド）」の最適化を徹底的かつ科学的に行うことで、アスリートのパフォーマンスを最適化するとともに、人生のあらゆる場面で価値を発揮できるよう”参謀”として伴走してきました。

一方、vennnは、アスリートの言葉や物語を美しく構造化し、映像・デザイン・言語によって社会に届ける表現の専門集団として、スポーツのブランド価値を高める数多くのプロジェクトに携わってきました。

両者はこれまでも、Athdemyのリブランディングや、対話型コンテンツ『Dialog Code』を通じて協業を重ねており、“挑戦の内側”と“社会への伝達”という役割を、自然に補完し合う関係を築いてきました。

今回の提携は、そうした関係性を「共創体制」として正式に統合し、アスリートの挑戦・思考・感情といった目に見えにくい価値を、美しく構造化し、社会に届けるための基盤を築くものです。

河内一馬氏がCBOに就任

今回の提携に伴い、ブランディングファームvennn代表の河内一馬氏が、AthdemyのCBO（Chief Branding Officer）に就任しました。

河内氏は、アジア・ヨーロッパを含む約15カ国でサッカーを視察後、25歳で単身アルゼンチンに渡り、南米サッカー連盟（CONMEBOL）最高位の指導者ライセンス「PROライセンス」を取得。また、著書『競争闘争理論サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか』では、2023年サッカー本大賞を受賞するなど、「競技」や「選手の内面」を戦略と思考の構造から捉え直す視点は、国内外で高く評価されています。

Athdemyの掲げる「思考・感情の構造化」という哲学と、河内氏の持つ戦略性・表現力・競技理解は、すでに『Dialog Code』やブランド設計プロジェクトなどで高い親和性を示しており、今後はCBOとして、ブランドコンセプトの設計から社会への発信までを一貫して担っていきます。

なお、vennnは引き続き河内氏が代表取締役CEOを務め、事業体制・ブランド独立性を維持しながら、スポーツにおけるクリエイティブ領域で活動を継続します。

今後の展望

Athdemyの「パフォーマンスを最適化する戦略設計」と、vennnの「価値を届ける表現設計」をグループとして一体化することで、結果だけでなく、挑戦の意味や思考の軌跡までもが美しく発信されることで、アスリートとしての価値がより深く、広く伝わる構造を設計していきます。

また現在、Athdemyとvennnでは、アスリートの物語を美しく社会に届ける新たなメディアプロジェクトも準備中です（詳細は6月下旬に発表予定）。

今後は、アスリート個人にとどまらず、クラブや企業、スポンサーとの連携にも拡張し、スポーツ界における新たなプレゼンスを確立していきます。

■代表コメント

株式会社Athdemy 代表取締役小谷光毅

私たちはこれまで、アスリートの思考と感情に深く向き合ってきました。その中で、選手一人ひとりの言葉や挑戦の意味に深く関わるほどに、「これを正しく、美しく社会に伝えることができれば、その価値は何倍にもなる」という実感が強くなっていきました。一方で、深く支えることと、広く届けることの間には、まだ大きな隔たりがあると感じていました。その“届かなさ”を超えるために、私たちはvennnをグループに迎え、手を取り合うことにしました。アスリートの挑戦を、ただの結果や感動ではなく、社会にとって“意味を持つもの”として届けていきます。

株式会社vennn 代表取締役河内一馬

スポーツ界に才能あるクリエイターを引き寄せるプラットフォームになり、ブランディングやデザイン、クリエイティブ制作などのパワーを使って、スポーツやアスリートの社会的価値を最大化したいという思いから、vennnを設立いたしました。アスリートによって、アスリートのためにつくられたAthdemyとグループになることで、私たちの強みを最大限に活かし、また弱みを補っていけると確信しています。これから先、どちらか一方の組織だけでは決して成しえない、大きなことに取り組んでいきたいと思います。