ARTerrace（アーテラス）、十四代今泉今右衛門の作品3点を追加販売決定

～ニューヨークイベントでの熱い要望に応え、急遽決定～

株式会社ARTerrace

2024年6月6日 09時00分

株式会社ARTerrace（本社：東京都中央区、代表取締役：藤野周作、以下：当社）は、2024年6月3日に米ニューヨークに寄港した大型クルーズ船「飛鳥Ⅱ」で開催された日本の伝統文化を紹介するイベントにおいて、多くの参加者からの熱い要望を受け、人間国宝である十四代今泉今右衛門の作品3点を追加販売することを決定しました。

イベント概要

元文化庁長官である近藤誠一さんが、2人の人間国宝室瀬和美先生（蒔絵）と大倉源次郎先生（能楽小鼓方）と共に、日本文化として受け継がれてきた芸能と工芸の結節点に迫り、メトロポリタン美術館の日本学芸員であるMonika Bincsikさんが、独自の視点より示唆に富む解説を加えました。

登壇した室瀬和美さんは、「平安時代に蒔絵が完成して以来、何一つ技術は変わっていない」と述べ、日本の蒔絵技術の歴史と変わらぬ魅力を紹介しました。また、大倉源次郎さんは約400年前に作られた小鼓を使用して演奏し、「能楽は災害や戦争を乗り越え、600年続いてきた。これからも能楽の良さを伝えていきたい」と語りました。司会を務めた近藤誠一さんは、「作家の思いが込められた伝統工芸は工業製品と歴然たる違いがある」と解説し、参加者の感動を呼びました。

現地の声として、Sienna Martzさんは、「飛鳥IIという素晴らしいラグジュアリークルーズに搭乗できて興奮しています。Kōgeiの素晴らしいコレクションをハイライトし、芸術、自然、精神の深い関わりについて知恵を分かち合った人間国宝のお二人の魅惑的なトークを拝聴しました。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工など、多様な工芸美術の複雑さに魅了されました」と語っています。