白井光子&ミヒャエル・ゲース ドイツ・リート公演のお知らせ
息をのむほどに繊細、魂を揺さぶるほどに深遠。
世界が認める日本人リート歌手、白井光子。その比類なき歌声は、言葉の奥に潜む感情までも鮮やかに描き出します。そして、リートの真髄を知り尽くした名ピアニスト、ミヒャエル・ゲース。世界中の歌い手を支えてきたその卓越した技が、白井光子の表現にさらなる深みと輝きを与えます。
この秋、松本と東京で実現する奇跡の共演。

======梅津時比古氏コメント======
夢の歌曲デュオ
これは奇蹟である。しかも夢のような!
白井光子(ソプラノ、メゾソプラノ)とミヒャエル・ゲース(ピアノ)が共演するなどということが考えられようか。それが今夏の8月18日にトッパンホールで実現するのである。
白井を1980年代から日本でもヨーロッパでも聴いているが、常にピアノのハルトムート・ヘルとの歌曲デュオであった。ゲースも2002年の初来日以来、来日ごとに公演を聴いているが、すべてテノールのクリストフ・プレガルディエンとの共演だった。この二組の世界最高の歌曲デュオは共通するものを具えている。歌手は言葉に対する繊細な感覚を持ち、ピアニストが思いも掛けぬ意想を持つ。しかし生み出す魅力は、白井とヘルが世界を限りなく知的に広げるとすれば、プレガルディエンとゲースは世界を夢のような陶酔の渦に巻き込む。両者の魅力を相乗するなど、考えた事もなかった。だが、新たに白井とゲースという最高の歌曲デュオが立ちあらわれる。
シューベルト、シューマン、ヴォルフなど、二人の魅力が最大に生かされるプログラムが予定されている。
8月18日に旅行を予定している人はすぐにキャンセルしたほうが良い、、、。
==================東京公演=================
日時:2025年8月18日(月)17時開演
場所:TOPPANホール 東京都文京区水道1丁目3-3
主催:株式会社東京アーティスツ
協力:株式会社カイリンアート
チケット: S席7,000円(税込) A席4,000円
チケット取扱:TOPPANホールチケットセンター :03-5840-2222
https://www.toppanhall.com/ticket/
問い合わせ: 株式会社東京アーティスツ:03-3440-7571
株式会社カイリンアートcs@airartcommunity.com 070-2795-3177(月~金 9:00-17:00)
出演: 白井光子(メゾソプラノ)、ミヒャエル・ミヒャエル・ゲース(ピアノ)
Mitsuko Shirai Mezzo Soprano, Michael Gees piano
*曲目等詳細:添付チラシ参照ください。
=============松本公演/Seiji Ozawa Matsumoto Festival==========
日時:2025年8月15日(金)19:00
場所:松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
チケット:¥6,000 U-25¥3,000
チケット購入:https://www.ozawa-festival.com/tickets
お問合せ:セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会
Tel.0263-39-0001(平日9:00~17:00 )
公演詳細:https://www.ozawa-festival.com/programs/2025/chamber-03.html
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Profile
白井光子,メゾ・ソプラノ
長野県に生まれ、シュトゥットガルト音楽大学で学ぶ。1973年フーゴ・ヴォルフ歌曲コンクール、1974年ロベルト・シューマ ン・コンクールをはじめ、数多くのコンクールで優勝後、国際的リート歌手として活躍。また、室内楽、宗教曲、管弦楽曲のソリストとして、世界有数のオーケストラ、演奏家との共演も多い。ピアニストのハルトムート・ヘルとは1972年からデュオを組ん でおり、日本はもとより世界各地で「歌と伴奏」という概念を超えた「リートデュオ」としての活動を精力的に行なってきた。 2006年5月、突然ギラン・バレー症候群に罹り入院。その後リハビリを経て、2008年2月、フランス・ナントにおける「ラ・フォ ル・ジュルネ」に出演し、シューベルトのリートリサイタルでカムバックを果たした。その後もますます自由な音楽で聴衆を魅 了している。 後進の指導にも熱心に取り組み、ヘルと共にカールスルーエ音楽大学に「リートデュオ科」を設立。現在はカールスルー エ音楽大学で教える傍ら日本国内および欧米各地でマスタークラスも開講している。1982年シューマンの生地ツヴィカウ市 よりシューマン賞を受賞。国内でも、1996年出光音楽大賞、1997年第1回ABC国際音楽賞、2005年度第56回芸術選奨文 部科学大臣賞、2008年紫綬褒章、2010年2月にはドイツ連邦共和国功労十字小綬章を受賞した。また、2018年には旭日 小緩章を受章、カナダのヴィクトリア大学から名誉教授、Dr.h.c.を授与された。 2009年より国立音楽大学招聘教授。
ミヒャエル・ゲース、ピアノ
「非凡」という言葉は彼の道のりにこそふさわしい言葉なのかも知れない。音楽家の両親のもと、1953年に「音楽の響きあふれる」世界に登場したゲースは、3歳の頃にはすでにピアノがお気に入りのおもちゃだった。
その後、1961年、8歳でハンブルクのスタインウェイ・コンクールおよびザルツブルク・モーツァルテウム給費コンペティション第1位獲得。“神童”として注目を集め、ほどなくして国際的なピアニストとしての活躍を始めるが、才能にあふれた少年には『自由な音楽』への想いは痛いほど強く、15歳の時に学校も家も離れ、ひとり旅に出る。この間、2年間の船上生活も含め、多種多様な仕事を経験した。その後、機会を得てハノーヴァーの音楽大学へ復学、即興演奏や作曲を学び、彼の『自由な音楽』と『音楽の響きあふれる』世界はついに融合した。ウィーン音楽アカデミーおよびデトモルト、ハノーファーでさらにピアニストとしての研鑽を積む一方、ジャズや作曲も手がけ、今や、作曲家、ピアニスト、そして類い稀なリート・ピアニストとして世界中で活躍している。なかでも、テノールのクリストフ・プレガルディエンとは長年にわたり共演、ウィグモアホール(ロンドン)、スカラ座(ミラノ)、カーネギーホール(ニューヨーク)などでリサイタルを行っている。日本では、2002年〈東京の夏〉音楽祭に参加し、シューベルトの歌曲集《冬の旅》で名伴奏を披露して以来、熱烈なファンも多い。1989年には自宅のあるギルセンキルヒェンにアーティストの集う場を、2001年には「Console Theater」を開設。音楽、演劇、ダンスを通じて、年令も性別も問わない多くの人々が、自身の芸術への想いに気づく場所となっている。また、2009年よりケルン音楽大学で室内楽(声楽)、即興演奏の指導も行なっている。
【本件に関する報道についての問合せ】
株式会社東京アーティスツ: 108-0074東京都港区高輪4-24-41 フェアネス高輪101
TEL:03-3440-7571 FAX:03-3440-7383 shunshi@mx6.nisiq.net
https://tokyoartists.jimdofree.com
協力 株式会社カイリンアート:uchikura@airartcommunity.com Tel:∔81-70-2795-3177
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